【ラパスからプーノ】ペルー入国!バスでコパカバーナ経由でウロス島へ(世界一周337-338日目)

南米

今日はいよいよラパスを出てプーノ(ペルー)に入ります。

2週間以上滞在したラパス。ああ名残惜しい。

絶対また戻ってこよう。

7:15にTITICACA社のバスのピックアップがあり、バスステーションでプーノ行きのバスに乗り換え。

8:00出発、コパカバーナ乗り換えで、15:30頃到着予定。

まずはクスコの丘陵地を超え、チチカカ湖に出て、そこからボート移動(2ボリ別途)。

お財布の中に2ボリだけ残していたので、初めてぴったり使い切れてすっきりだけど、お腹が減ってもお菓子とか買えなくてちょっと辛かった笑

チチカカ湖周辺はいい天気で、ボリビア側の山脈と雲が青空に映えていて綺麗だった。

チチカカ湖周辺の丘陵には、遠い昔に造られたと思われる段々畑が。

こんな丘陵地でも無駄なく使っていたんだなあ。遺跡のように趣があります。

暫くして、12:00頃にコパカバーナ到着。

聞いていた通り、ゆったりとした雰囲気の素敵な町。

別に急ぎの旅ではないんだけど、Isla del Sol(太陽の島)行きたいわけでもないし、わざわざ一泊はしたくないかなあと。

かと言って、もっと観光地化の激しいプーノの方が行く気しなかったんだけど。

でもラッキーな事に、プーノ行きのバスが13:30発で、1時間ほど時間があったので、バス会社のオフィスに荷物を置いたら、急ぎ足で展望台のある山の天辺まで!

なかなか急な坂なので、みんなゼエゼエ言いながら登ってました。

バスの乗り換えで登ったのはわたしぐらいで、誰にも会わなかった。

しかしこれが登って大正解!

景色が最高でした✨

そう言えばコパカバーナの画像検索したら、この景色の写真いっぱい出てきたなあ。

とても静かで、遠くの方からモーターボートの音が聞こえて、水面がキラキラ風に揺られて輝いていて。

海みたいだった。

地元の人がそこら中でピクニックしてました。

いやぁ、最高だね。気持ちわかるわぁ。

ピクニックのおこぼれをもらう子猫たちも。

出店がいくつかあるから、ここで暮らしてるんだろうな。

1日中いれそうなくらい平和な空気が流れていたんだけど、わたしは15分ほど滞在したら帰路へ。

もっといたかったー!

時間のある方は、お弁当とおやつを持って行くべし!

13:30に出発したバスは間も無く、ボリビアーペルー国境に到着。

国境の町では両通貨使えました。

わたしはラパスで会った日本人の方に、ペルー通貨を両替で貰っていたので、ここで両替しなくて済んだ。

ボリビアを出て、ペルー入国。

ペルーに入った途端に雲が増えた。久しぶりに入道雲みたいな雲みた。

まだまだ雨季なのかなぁ。

そして16:00頃、プーノ到着。

バスステーションから中心街までは1.6km程なので、歩いて行きました。

日本人に有名なMANCO CAPAC INNというホテルは、近年値上がりしたという情報があったので泊まる気がなかったのだけれど、目星をつけていた近くのホステルに予約せずに行ったら、何故か前者に連れて行かれた。

部屋がなかったのか定かではないけど、同じ料金で泊まらせて貰えました。一泊16ペソ($5)。

久しぶりのドミ(今までも”ドミ”だったけど、誰も居なかった)だと思ってたけど、またまたシングルルームみたいになってしまった。

部屋を出ると、ラパスからバスでずっと一緒だった日本人4人組がリセプションでツアー情報を聞いていたので、わたしも聞かせて貰うことに。

最初はウロス島行く気なかったけど、ウロス島&タキーレ島の1日ツアーを50ペソ→43ペソに下げてくれ、みんなと一緒だったらいいかなーと思い参加することにした。

ちなみに43ペソより値下げは無理って堅く言われたのに、当日飛び込み参加したアメリカ人のライアンに聞いたら、40ペソで参加出来たって言ってた。

まぁたったの3ペソなんだけどね。

飛び込み参加だから行けたのかな。

ツアーの手配が出来たら、各々ATMにお金を下ろしに行ったんだけど、ATMでもみんなに遭遇してしまったので、一緒にご飯行かせて貰うことにした。

今まではそんなに積極的に自分から旅人に声かけることってなかったけど、せっかくの出会いだし、やっぱりみんなの話聞くの面白いしね。

中心街はもちろん観光客向けの高いレストランばかりだったので、安定の中華レストランに行きました。

スープ(チキンとワンタンとヌードル入り!!)付きで、餡掛け麺が8ペソでした。

安い〜(写真ないけど…)。

ごはんを食べ終わったら、みんなで明日の朝ごはんを買いにメルカドへ。

ボリビアみたいにエンパナーダくらいの丁度良いスナックが売っていなかったので、たくさんフルーツ買いました。

宿に戻ったら、ネットでクスコ行きのバスの手配。

22:00発のCruz del Sur社の夜行バスが一番良さそうだったので、明日ツアーから戻ってきたらそのまま出発することに。

みんな明後日出るって行ってたけど、特にやる事ないならお金と時間節約した方がいいかなと思って。

直前の予約だからか?一番安い席はどれも売り切れていて、次に安かった39ペソの席を購入しました。

それでも、街角の代理店だと50ペソしたのでまぁいいかな。

翌日は6:45にツアーのピックアップが。

飛び込み参加のライアン(生まれも育ちもニューヨーク)が居たので、日本人グループに1人ぼっちで心細そうだったので、わたしが彼とペアで行動することに。

友達と別れて1人旅になり、寂しかったそうです。いっぱい話したら最終的にめっちゃ喜んで貰えた(笑)

フェリーポートに着いたら、ボートに乗り、まずはウロス島へ。

ライアンはエイリアンとかUFO系の都市伝説が大好きらしく、チチカカ湖はエイリアンが造った地下道があるって話を熱く語ってきました(笑)

わたしは超現実主義すぎて、エイリアンとかゾンビとか信じないタイプなんで、聞くだけ聞いてあげたけど。

「今まで色んなガイドに聞いたけど、誰も答えてくれないんだ!今日こそ聞き出してやる!」と、モチベーションが凄かったw

南米は基本どこでもエイリアンとかUFO伝説がアツいけどね。チチカカ湖もエイリアンスポットとしてアツいらしいっす。

船に揺られること、暫くしてウロス島到着。

乗客半々に別れて、それぞれ別の島に降りて観光します。

聞いていた通り、各家庭にソーラーパネルが。

徐々に近代化してます。

船が見えた途端、村人たちが全力で手振ってる。

観光客からちょっとでもお金稼がないといけないからね。

しかし圧を感じる(笑)

島に着いたら早速、ウロス島についての説明をガイドと村長さんがやってくれます。

主に島の造りや、四季ごとの暮らしなど。

トトラという草は船や家、食用、そして一番大切な島の土台を作るのに使われてる…というのは色んな人のブログで見たけど。

島の底はこんなに分厚いんだよーとか。

こんなの沈んでしまいそうなのに、絶対沈まないのが不思議。

あと、トトラは食べさせてもらえます。

でもコスタリカの国立公園ツアーで食べさせてもらった、これに似た植物の方が美味しかった。笑

味は普通だけど、食感が微妙。

そんなに水々しくないので飽きます。

説明を聞いている間も、ふと後ろを振り返ると村民達が早速、観光客に売りさばく為の民芸品をスタンバイ中…

「強制ではないからね!」とか言われるけど、圧力がありすぎる。

あと、手縫いのマットなど。

クスコの街でも同じ柄のやついっぱい売ってました笑

一通り説明が終わると、村民達が適当な人数ごとにグループ別けして家に招待してくれます。

何故か私たちのグループはやらせて貰えなかったけど、民族衣装を着せてもらって記念撮影とかしてもらえます。

もちろんこれされた方がお土産のプレッシャーは上がるけどw

そして家の中の紹介が終わると、お土産ショッピングタイムに入るというわけ。

一緒に来た日本女子2人はお土産買う気満々。

「これもかわいいー!どうしよう〜」って、理想的な観光客です。

子供達も毎日お手伝いしながら、お土産の売り方等を学んで成長していってます。

船でちゃんと内陸の学校にも通っているみたい。

これでもか!ってくらいに、どんどん家の中から可愛いデザインの民芸品を出してきます。

わたしは「これは可愛い!この組み合わせとか!」と勧めるだけ勧めて一切買いませんw

男子2人組も、買う直前まで行って帰宅の時間になったのでやめてた。

1日どのくらい稼ぐのかなー。

毎日自動的に観光客を連れてきて貰えるんだから、安定した収入があるんだろうな。

お買い物タイムが終わったら、最後に”やらされてる感満載”で歌を歌ってくれます。

各国の言語で。

日本人も相当な人数が来るのか、みんなで「咲いた咲いた」歌ってくれました。びっくり。

そしてウロス島のツアーが終わり、タキーレ島に行く時になってトラブル発生。

通常であればここで、プラス料金で船に乗らせて貰えるというオプションがあるんだけど、「いや、わたしたちは乗らないから〜」とじっと座っていても、村民がずっと「こっちこっち〜」と手招きしてくる。

するとガイドが「あの船に乗らないと帰れないよ。あれに乗ってフェリーまで移動するから」と言ってくる。

「本当に?でも絶対料金払わないから」と言うと、ガイドは渋々「じゃあ他の客には秘密ね…特別払わなくてもOKにするから…」と言って、私たちを船へと見送る。

すると案の定、船で村長に「船代10ソレス」と言われたから拒否。

その間も、子供達はチップの為に各国の歌を一緒に歌う。

船から降りたら、ガイドがやって来て「船代10ソレスは?払った?」と言ってきた。

みんなで「え?」となって、一斉に抗議。

するとガイドは呆れ顔で「わかったよ。どうしても払わないっていうなら、今回は俺が特別払うよ。次からはちゃんと話を聴くこと。」と言われたので、「うん。説明なかったから当然だね。THANK YOU!」と、皮肉を込めて言ってやった。

ニューヨーカーのライアンに「お前すごいわ。ありがとう。最高。」って褒められた。笑

ちなみにライアン、Travel Vlog(ビデオブログ)をやっているみたいで、「ちょっとビデオに参加してくれない?思いっきり文句言ってやって!」と言われたので、タキーレ島に行くまでのフェリーの上でビデオ撮影しました(笑)

ライアンもご満悦。楽しかったw

ちなみにタキーレ島は、お昼ご飯(名物の鱒!)を食べて、島の反対側までお散歩するだけです。

でもウロス等みたいに物売りしつこくないし、単純に景色がいいからリラックス出来た。

最初っから「ウロス島は観光地化やばいだろうなー。行ったら100%萎えるな」と思っていたけど、本当に期待を裏切らない酷さだった。

数年前、世界一周の行き先について調べている時に、初めてウロス島の写真を見た時は「世界にはこんなところがあるんだー。ここは絶対行こう!」と思っていたんだけど。

いざ観光地化が酷く進んでいるということを知ったら、一気に萎えた。

どのブログにも「オプションでウロスのボートに乗れる」って書いてあったのに、最近は金欲しさにちゃっかりお金を騙し取るガイドも増えて来たんだな。

わたしは英語出来るからいいけど、英語もスペイン語も話せない日本人とかはいい鴨なのかもね。

ペルーの第一印象はとりあえず悪いですw

観光地なんてこんなもんだけどw

ちなみに1つのフェリーあたり、ガイドは2〜3人いるんだけど、フェリー内でずっとアテンダントをしてくれていた別のガイドに確認したところ「いや、あれはオプションだよ!嫌な思いさせてごめんね〜」と言ってくれました。

私たちのガイド、いかにも悪い顔してたもんな(失礼)。

ということで皆様もご注意ください。

タキーレ島はなかなか暑かった。

アイスクリーム売ってたけど、高いから我慢。

こんな所でビールとかアイスは最高だろうな。

夕飯はみんなで、イタリアンレストランへ。

そうそう、ペルーは何故かどこのレストランでも(イタリアンじゃなくても)立派なピザ釜がある。高級店とか、大きなお店じゃなくてもあるから不思議!

だから比較的、どこでももっちもちの美味し〜いピザが食べられるんです。

どこでもちゃんと生地から仕込んでるしね!美味しかったー。

みんなまだ飲んだことないっていうから、ピスコサワー頼んで乾杯。

みんなお酒そんな飲まないらしく、余りを頂戴しましたw

クスコへの夜行バスに乗るのに、時間があるから行きと同様、バスターミナルまで歩いて行こうかと思ったけど、雨が降ってきたのでタクシーで行きました。

ちゃんとローカルの値段で、4ソレス。

宿の人にタクシー停めてもらったからボラれなかった。

ということで、観光地プーノを脱出して、更なる観光地クスコへと出発!

2日間の出費

初日の出費:¥4,191

・食費:PEN26

・宿代:PEN16

・Puno-Cusco:PEN39

・ウロス&タキーレ島ツアー:PEN43

2日目の出費:¥855

・食費:PEN20

・タクシー(Centro-Terminal):PEN4

・バスターミナル使用税:PEN1.5

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