Salkantay Trekのゴール地点、マチュピチュ遺跡まで行ってきました。
元々は、マチュピチュは観光客まみれだし、入場料高すぎるし(今年からまた入場料を大幅に値上げ)、写真で見飽きたから行くか迷っていたくらいなんだけど…遺跡もそんな興味ないし…
でも今までアンコールワットとかを含む、色んな観光名所を同じ理由でスキップしまくってきたから、「さすがにマチュピチュくらいは観光した方がいいか…」と渋々チケットを買いに行きました。笑
ちなみにソロでトレッキングしていると、わたしと同じ考え方のトレッカーにたくさん会うので、「Salkantay Trek やったけどマチュピチュは入場料アホらしいから行かなかったよ」という人にもたくさん会った。めっちゃわかる。
数種類あるマチュピチュ入場券の中で、わたしは Mt.Machu Picchu(マチュピチュ山)のチケットを購入。
お値段なんと200ペソ。¥7,000。(ワイナピチュも同じ)
一番人気のワイナピチュ山(よくあるマチュピチュ遺跡の写真で、背景に写っている山)は半年以上前から予約しないと取れないけど、マチュピチュ山 or マチュピチュ遺跡のみの入場券は前日でも余裕で取れます(ピークシーズンはわかんないけど)。
何も情報調べてなかったから知らなかったけど、マチュピチュ山ってワイナピチュ山と、遺跡挟んで向かい側の山なんですね。
山頂から遺跡眺めるんだったら、そんな変わらないんじゃ。
マチュピチュ山の方が標高高いし、その分時間もちょっとかかるけど、たかが1時間半〜2時間しか登りません(わたしは50分でいけた)。
だからなんで半年以前から予約するほど人気なのかがわからなかった。
なんでマチュピチュ山で十分だと思います。
チケットはクスコの町でもオンラインでも買えるけど、マチュピチュ村にもオフィスあります。
パスポート見せて、欲しいチケットを伝えたら一瞬で発行完了。
そうそう、今年は大幅な値上げがあっただけでなく、今まではなかった入場&滞在時間の制限までつくようになったんです。
マチュピチュ山の場合、8:00か9:00。
それまでに遺跡内にあるマチュピチュ山専用のゲートに行かないといけない。
ワイナピチュもしかり。
入場時間だけでなく、滞在も「4時間まで」と一応決められている。
遺跡内は警備員で溢れていて、一方通行の場所ばかり。
逆流不可。一人65ドルも取ってるのにね。
わたしはほぼマチュピチュ山やサンゲート(太陽の塔)にいて、メインの遺跡はあまりいなかったのもあって、目はつけられなかった為、合計8時間もいました。
でも後日会った旅人は、遺跡のみのチケットだったけど、警備員に急かされて全然いれなかったって。
わたしも遺跡もっとゆっくり見たかったけど、お腹が減りすぎて村に戻ることにした(笑)
基本的に食べ物持ち込み禁止(山でスナック食べてる人結構見たけど…)なのと、売店はほぼないので(入り口にあるのは何故か高級レストラン😒)。
しかもマチュピチュ、これだけお金取ってるのに入り口にある唯一のトイレは2ソル取るんです。
毎日何百万円も儲けているのにね。幻滅。
***
当日、4:30くらいに起きて出発。
まずは村から歩いて30分ほどにある1つめのゲートに行きます。
ここは早く行き過ぎても、5:00にならないと開かないので注意。
遺跡のゲートまでは徒歩かバスという選択肢があるけど、バスはなんと片道12ドル。
徒歩だと1時間くらいで、急な階段を上ることになるけど、それでも大抵の観光客がバスを利用するのが信じられない…
年配の方とか家族だったらわかるんだけど、わたしより若いバックパッカーでさえバス…
現代人どんだけ歩かないん。
1つめのゲートに並んでる時は結構後ろの方だったけど、ごぼう抜きして、遺跡のゲートに着いた時は1番だった!
…というか先に着いていた人もいたけど、遺跡のスタッフが最初に入場する時に「あれ、もうゲート開いた?」と勘違いして入ろうとしたから😂w
並ばされて先頭にw
そして、6:00にゲートが開き、一番乗りで入場!
これは気持ちよかったーw
そしていい感じのビューポイントを探す。
基本的にマチュピチュは全部ビューポイントだからあんまり関係ないけど。
そしてうん、写真で見た通り。
まだそんなに感動はない。
霧がちょっとかかってるけど、このままもってくれるといいな。
神秘的なのが見たい。
9:00までにマチュピチュ山のゲートに行かないといけないので(といっても遺跡中心部のすぐ近く)、朝焼けをゆっくり見れるか時計を見ながらドキドキ。
明るくなり始めてからワイナピチュが照らされるまで結構時間がかかったので、最初は綺麗な朝焼けが見れないかもって思ったけど、7時半にもなると全体が急に明るくなった!
うわーーー写真で見たことあるーーーーー(笑)
と、感動していると、朝日がつくった霧の塊が一気に山の麓から巻き上げられ、辺りは一気に真っ白に!!!
急に現れた霧が舞い上がってきた瞬間は、みんな「ええええ、何これ何これ!!!」って言って写真やビデオ撮ってました。
マチュピチュの霧と雲はずっと見てても飽きなかった!
途中本当に真っ白になって何も見えなくなったんだけど、5分もすると一気に晴れ、また真っ白になり…の繰り返し。
この時期がベストシーズンと言えばベストシーズンかも!
ある程度満足したところで、8:30頃マチュピチュ山のゲートの方へ。
まだまだ遺跡が神秘的です!
そして8:45頃に登山開始。
わたしは慣れてるからスタスタ登って言ったけど、やっぱりマチュピチュはトレッキングしたことない人ばかりなので、運動不足の人は老若男女みんな手をつきながら登ったりしてました。
でも足腰強かったら全く問題ないです。
ところどころ石段の幅が狭くなっているので、特に下りは苦戦してる人が多かったけど。
登り始めた時から霧は濃くなる一方で、山頂に着いても真っ白で何も見えなかった。
先に着いていた人もずっと霧が晴れるのを待っている様子だったけど、待ちくたびれたり、ガイドと一緒で時間制限があるために帰っていく人が多かった。
でもわたしは、絶対天気はすぐに変わると信じて1時間ほど待つと、やっぱり一気に晴れ始めた!!!
最初は遺跡だけ見え隠れして、ワイナピチュはほぼ霧に隠れている状態が続いたんだけど、待ったらさっきの濃霧が嘘のように晴れてくれた!!!
山頂に残っていたみんなと「待って良かったね〜〜〜!!」 と感動。
結局2時間以上いたかな。
それから一気に下って、サンゲート(太陽の塔)まで行きました。
日が昇ったら一気に暑くなった💦
水が足りなくなるくらい喉乾きました。
サンゲートからの眺めも素敵♩
人もそんなに居ないからゆっくり眺めを楽しめます。
それからメインの遺跡の方へ11時くらいに戻ると、びっくりするくらい観光客の山で溢れてた…
特にツアーグループの数がやばい…
スクランブル交差点みたいだった…(笑)
なので、お腹減ってたのもあるけど、人ごみでゆっくり観光する気分にもなれなかったので、ささっと見て帰りました。
そこら中にリャマも。平和。
あと!この時初めて見たけど、ペルーでは野生のチンチラがたくさん見れます!
当時は感動したけど、この後ペルーで色んなトレイルに行ったら、チンチラの大群をそこら中で見たので「あ、どこでもいるんだね、君たち。」と慣れましたw
ペルーはクイ(モルモット)食べるけど、チンチラの方が大きくて食べる所ありそうだよな…とか思ってしまったw
ふわふわすぎるのかな?
マチュピチュ、$65払った価値はあったかと言えば、個人的には「う〜ん………高い。」というのが正直なところ。
でも王道ルートを行く人(というか全般の人)は「高くても行く価値あり!」という感じだと思います。
…でも高すぎじゃない?笑
無事Salkantay Trek を終えたって事で、後日はゆっくり温泉行ってきました。
でもマチュピチュ村の温泉は正直おすすめ出来ません。
何故なら、
ぬるい!高い!混んでる!
の三拍子だから。
ま〜〜た値上がりしたのか、なんと外国人料金は20ソル。
¥670。日本の日帰り露天風呂より高いって何。笑
そして、一応表示温度は34度〜37度のお風呂があるわけですが、ちゃんとあったかいのは2箇所のみ。
あとはぬるくて全くリラックス出来ません。
しかも日本の温泉みたいに座れない(立った状態で楽しむ)から、疲れ取れてるのかよくわかんない。
だから数個ある湯船のうち、やけに混んでるところと誰も居ないところがあるんですが、混んでいるところが正解。一番適温。
わたしは最初「うっわ、あんな混んでる所気持ち悪くて入れんわ」とか思って空いているところに入ったら、寒くて耐えられませんでした😂
ちなみに飲み物のメニュー(ビールやカクテルなど)あります。
めっちゃ高い。
でもわたしはご褒美にビール買いました。
カクテルの値段は尋常じゃなかった。
あと、フランス人の美味しいベーカリーカフェがあって、いっつもそこでチョコクロとかケーキ食べてた。
あっためてもらったチョコクロとエスプレッソとか最高ですよね。
基本的には普通のバックパッカーより節約出来てるんで、こう言う時にお金使います❤️
帰りは水力発電所からクスコへのミニバスに乗りました。
クスコで買うと値切っても往復50ソルとかなのに、当日予約なしで言ったら最初の言い値が25ソルだった。
ちなみにそこから値切ろうとしたら「5時間かかるから勘弁して!」と断られましたw
なので、必ずしもスケジュール確定させて、クスコで往復券買わなくても良さそうです◎
帰りの夕焼け。
次はどこへ行こうかな♩とワクワクしていたけど、まさかクスコに戻ったら宿に置いていた全財産が消えているとは…
つづく。
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