【ペルー】また全財産なくした?クスコに戻ったら宿がもぬけの殻になってて大ピンチ(世界一周347-349日目)

南米

うおーーーー

危うく全財産失う所だった。再び。

マチュピチュへのトレッキングへ出る為、クスコの宿にキャンプに不必要であろう物全てを置いて行き、1週間後に帰ってきたら宿がもぬけの殻に。

昨晩帰ってきて、21:00頃なら誰か必ずいると思い、インターホンを押したら人気がないどころか、インターホンが鳴らなくなっている。

おかしい…

前回滞在した時は、出稼ぎで来ている長期滞在者も居たから、そんな急に誰もいなくなるなんてことあるか…

実はこの日、前回同様 Booking.comで同じ宿を予約しようとしたのだけれど、満室とのことだったので、近くにある別の宿を取っていた。

とりあえず新しい宿に戻り、明日になるのを待つ。

明日になれば、誰かいるはず…

翌朝に再度訪問したら人が居たので尋ねると、「え、宿?ああ、前の地主ならもう出て行ったわよ。わたしはここの土地を購入しただけで、宿のことは全く知らないけど」と。

彼らは新たに土地を購入した人たち。宿の中に入らせてもらうと、見事に何もなかった。

やられたと思った。

カード類各種・多額の現金・カメラ・パソコン・ハードディスク・衣類その他もろもろ…

安宿だったし、売ったら相当なお金になるし。

出発する時は宿を閉じるなんて話聞いてなかったから、完全に夜逃げかと。

試しにBooking.comをまた開き、同じ宿を予約しようとすると、この先2ヶ月ずっと満室になっている。

そんなのありえない。ベッドはたくさんあったし。

それに、誰もいる気配ないし…

希望が薄れ、絶望感だけが大きくなっていく…

旅先で一文無しになるならヨルダン以来だな〜。

さぁ、ペルー人はヨルダン人並みの優しさでわたしを助けてくれるのか!

最悪また一時帰国かー。帰ったら何食べよ。カレー食べたいな。

…とかいつも通り楽観的に居ようと思ったけど、やっぱりショックなもんはショックなので、泣きべそかいて警察行った。

ヨルダンの時との違いは、パスポートとiPhoneは持っていたこと。

でも何よりハードディスクが無くなったのが一番痛い。

他の物はお金で買えるけど、旅の写真達が消滅。

保険金を請求するにも、レシートとかも地味に無くなったバックパックの中に入れてたから地味に痛い。

でもスペイン語少しは話せるようになってて良かった。

ツーリストポリスなのに英語通じるひとほとんどいないし、向こうが言ってること理解出来ないと舌打ちされたりしたし…(涙)。

でもちゃんと動いてくれただけ有難い。

結果、警察や宿の近所の人の協力のおかげで、無事宿のオーナーとコンタクトが取れ、迷子だったわたしのバックパックは3日ぶりに帰還。

宿で働いていた女の子が届けてくれた。

完全に盗まれたもんだと思ってたから、荷物を目にした時泣いたら近所のおばちゃんが抱きしめてくれた(笑)

ずっとしょんぼり顔だったけど、無事旅を続けられそうで一安心。

どうやら土地の契約が、ちょうどわたしがトレッキングに出かけていた5月末で切り替わることになっていたようで、わたしが帰ってくる前日までは宿のオーナーは居たみたい。

宿の女の子も「ごめんね〜!!!」と謝ってくれた。

多分「マチュピチュ行ってくる」としか伝えていなかったから、彼女もわたしが3日くらいで帰ってくるもんだと思ったんだろう。

…にしても普通確認するよね?😭

外出中やバスの中とかは、もちろん荷物管理ちゃんとするけど、宿に預けた荷物(ガチガチにロックで固めておいたやつ)が無くなるとは思わないもん。

しかも適当に探した安宿ではなく、Booking.comで評価良かった所。

もう誰を信じたらいいのか。

警察に「これからは泊まる宿の写真撮っておくんだよ!スタッフの顔写真とか!」って言われたけど。

そこまでは出来ません😂

こんな感じで、ペルー人には(主に彼らの性格や能天気さで)色んなところでトラブルに巻き込まれ、「もういい加減にして!考えればわかるでしょ!」という事がたくさんありました…

これも今では笑い話だけど、もうこれ以上「一文無しネタ」はいらないと思った。

という事で、旅人の皆様はお気をつけ下さい。宿がいきなり蒸発するとか、気をつけようがないけどね(笑)

ちなみに、荷物を取り戻すまでの2日間、街で色んなバックパッカーに声をかけ、お金を貸してもらったりして助けてもらいました。

やっぱり困ったときは同じ旅人が一番助けてくれる!

手を差し伸べてくれた皆さん、本当にありがとうございました🙏✨

コメント

タイトルとURLをコピーしました