朝7:30に目が覚めた。
メデジンからサレントまでの直行バスを、Flota Occidental社が1日3本出していて、そのうちの一本が9:00発ということだけ知っていた。
それに間に合わせるために、ささっとフルーツを食べたらパッキングして出発。
いつも通りメトロでTerminal NorteのあるCaribe駅で降りる。
8:30に着いたので、チケット買ったら朝ごはんでも買いに行こうと思いつつ、警備員にFlota Occidentalのオフィスは何処か尋ねる。
「それだよ」と指差されたオフィスを見ても、どこにもそれらしき文字はない。
◯◯ Occidenteみたいな名前だったけど、明らかに違っていた。
でもとりあえずサレント行きのバスはあるか尋ねる。
すると隣のオフィスに行くように言われ、隣を尋ねたらまた隣に戻るように言われ、たらい回し状態。
「どうなってんの?!」と困った顔をしていると、オフィスのお姉さんが「どこに行きたいの?」と聞いてきた。
サレント!と言ったら、なんと「サレント方面は全部もう一つのバスターミナル、Terminal SURからしか出ていないわ」と言われた。
え?!もう一つターミナルあるの?!!
別のオフィスのおじさんに「サレントないなら、アルメニアかペレイラ(乗り換えして行ける)までのバスは?!」と聞いても
「南部へのバスは全部もう一つのバスターミナルからだよ。南バスターミナル行きのバスが出てるから、それに乗って行きなさい。メトロで行くと駅から歩かないといけないから」
と、”Bus #313 Floor 3”と書かれた紙を渡された。
このバスが南バスターミナルに行くらしい。
アホらしかったのが、わたしが泊まっていたホステルが南バスターミナルまで徒歩圏内(1.5km)だったということ。
わざわざメトロのチケット買って早足で移動したのに…😭
でも今考えてみれば、南部の町(ボゴタとか)から北上してくる旅人はみんな南バスターミナルに到着するわけで、なぜPoblado(メトロ駅)なんて辺鄙な場所にばかりホステルがあるんだろうと思ってたけど、そうゆうわけか。
よって南バスターミナルからやってきた人にとって、バスターミナル=Terminal Surだから、わたしがサレント行きの情報収集に読んだブログには”Bus Terminal in Medellin”としか書かれていなかったってわけね。
最初は半信半疑だったけど、他の警備員に「アルメニアかサレント方面のバスって一切ないんですか?」って聞いたら「うん、もう一つのターミナルからだよ」と言われたので、残念ながらそうらしい…
とりあえず急いで南バスターミナル行きのバス乗り場を探す。
3階のバスターミナルに行ったら”SUR”と書かれた看板やバスがたくさんあったのでわかりやすかった。
運賃はCOP2,100で、メトロよりちょっと安いくらい。乗ると同時にすぐに出発した。
ちなみにこのバス、北〜南ターミナルを往復しているので、南に着いて北ターミナルへ行くって人も簡単に移動出来ます。
バスに乗った時すでに8:45。
あ〜これは確実に間に合わない。
間に合わないと思ってたけど、時間が絶妙すぎて変に期待してしまうw
バスドライバーもかなり飛ばすし、南方面は渋滞が全くなかった。
「あれ…ひょっとして間に合わ…ないか。」
どちらかと言うと、サレント行きのバス次第。
大抵ラテンは時間にルーズだけど、たまに時間通りだったりするから。
遅れててくれ〜〜
バスターミナルに着いたのは8:58。
着いた瞬間に、Flota Occidental社のバスが目の前を通過していったから「え、もしかしてあれ?!!」と思い、確実にニアミスしてしまったことを悟った。
「次の直行は何時かな〜。どうせ待たされるからアルメニアで乗り換えか。」と思いながらFlota Occidentalのオフィスにサレント行きのバスを尋ねると、「9:00発の便がありますが」と言われた。
「え!!!まだ間に合うんですか!!!時計もろ9:00回ってるけど!!!じゃあお願いします!!!!」と、慌ててチケットを購入。
急いで乗り場に向かうと、スタッフがすぐに察してバスから出てきて案内してくれた。
ありがたい。
無事乗車して5分ほどで出発した。
ああ、なんてラッキーなんだ。
道中青信号ばかりだったし。
あれが赤信号だったら間に合わなかったな。
直行だから4〜5時間もあったら着くな、と軽い気持ちでいたものの…
なんと現在絶賛工事中で、山道は大渋滞。笑
2車線しかないのに片側通行のみだから、みんなバスから降りて退屈してた。
バスに(弱いけど)Wi-Fiや電源、映画も観れたから、わたしは割と退屈しなかったけど、結果的に着いたのは18:30。
なんと9時間半もかかってしまったのです!
もしかしたらルート次第では、圧倒的に乗り換えした方が早かったかも😅
でも道中の景色はいちいち絶景✨

コロンビアと言えば、丘陵地×背たかのっぽの油ヤシの景観がお馴染みみたいです。

あと、ここら辺はコロンビアの中でも特にコーヒーの生産が盛んなため、コーヒーのプランテーションが広がっていました。
ようやくサレントに着いて、15分ほど歩いて宿まで。
今日泊まったのはEcohostal las Cameliasというところ。
中心部からちょっと離れているけど、宿からの景色が最高なのと、静かで癒されるっていうレビューが多かったのでここにしました。

チェックインを済ませたら、早速買い出しへ。お腹減った〜〜〜
やっぱり田舎なので、小さなお店だと生鮮食品は皆無。
中心地まで行かないといけない。
中心地にある大きめのキオスクでも生鮮食品がなく、お肉はお肉屋さん、野菜は八百屋さんで買わないといけないみたい。普通のスーパーもあるとは思うけど。
小さな八百屋さんを教えてもらったので、食べたい野菜と、果物を数種類。
ここで買ったグアバが最高に美味しかった!
今まで色んな国でグアバ買ったけど、ここのは完熟で柔らかくて至上最高に甘かった❤️また買おう❤️
かわいい猫がいたので、一緒に夕ご飯食べて就寝。
お肉かシーチキン買ってきてあげたらよかった。笑
***
翌日は、Valle del Cocoraまでトレッキング。
ここはコロンビアらしい、油ヤシが生える美しい丘陵地が広がる観光名所。
ルートは何箇所かあるけど、わたしは一番メジャーなループ(ビューポイントだけ効率良く回れる)を選択。
まずは宿の朝ごはん♩
テラスから目の前に広がる谷を眺めながらの朝食♩幸せ❤️

歩いてコレクティーボ乗り場まで。
この町にいる猫の美ネコ率は限りなく100パーセントに近い。



セントロの公園に行き、ココラ行きのコレクティーボ乗り場へ。
すぐ人が集まるので待たされません。

コロンビアのコレクティーボは基本小型ジープなんだけど、中に10人、そして外(後ろに掴まる)に3人という、かなりの押し込みっぷり。
2018年3月現在で、片道COP4,000でした。
またすぐ値上がりするんだろうなあ。

ココラに着いたら、さっそくトレッキング開始!
スタートする前から、どこもかしこも絶景。
きれい〜〜〜

ちなみにこのトレイル、時計回りに回るのがおすすめです。

特に決まりはないので半々くらいに分かれてるんだけど(むしろ反時計回りで来る人の方が多いかも)、反時計回りだと、登りの勾配がかなり急なのでしんどいです。

なのでコレクティーボを降りて坂を登ったら、最初の分岐を右に曲がらず、そのまま真っ直ぐ行くのがおすすめ。

所々ビューポイントがあったり、

ぐらんぐらんに揺れる吊り橋がたくさんあったり、
楽しいトレッキングでした♩
かなりゆっくり写真撮ってたけど、3時間ちょっとで帰って来れた。

町に戻ったら、ローカルの人で賑わっていた食堂でランチ。

プレートだけでもボリューミーなのに、食前にチキンとポテトのスープが付いて来るから食べきれなかった!

でもマス美味しかったなー♩久々の焼き魚。
コロンビアはマスが有名で、コロンビアならマスのセビーチェも食べられるらしいです😍
どこにあるんだー!
帰ったらシャワー浴びて、夕方までゆっくりした。
ボゴタ行きの夜行バスに乗るためにアルメニアまで行く必要があるんだけど、どうやらサレント〜アルメニア間は20~30分置きにバスが頻発していて、夜9時近くまでバスが出ているとのことだったので、バスステーションで待つよりか宿にいた方がいいと思って長居させてもらいました。
サレントもそうだけど、中部コロンビアは緑に囲まれた素敵な町がいっぱいあるからもう少し居たかったな。
明日の夜、チリ行きのフライトがあるので、コロンビアは9日間しかいれなかった。
なぜかと言うと、中米ゆっくり楽しみすぎて、このままだとパタゴニアが冬になってしまうので、先に南下することにしたのです。笑
コロンビア、第一印象はめちゃくちゃ悪かったけど、2日目からは毎日楽しんでたな。
見所がいっぱいで、独特。
またいつか、戻ってきたい、コロンビア❤️
(実はこの後本当に戻ってくることになる。笑)
初日の出費:¥3,270
・Metro:COP2,400
・Norte-Sur:COP2,100
・Medellin-Salento:COP47,000
・食費:COP14,100
・宿代:COP23,000
2日目の出費:¥2,935
・Salento-Cocora(往復):COP8,000
・入場料:COP3,000
・食費:COP16,900
・Salento-Armenia:COP4,500
・Armenia-Bogota:COP47,000


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