【コスタリカ】カエル天国!大好きなヤドクガエルたちに会いに行く(世界一周279日目)

中米・カリブ

今日はプエルト・ビエホ(Puerto Viejo de Talamanca)に向かうけど、わたしはFrogs Heavenというカエル園に行ってから向かうので、カミラと別々で向かうことになった。

なぜわざわざ向かうかと言うと、カミラがコスタリカ名物のカエルに会った時の写真を見せてきて、あまりの美しさと可愛さに恋に落ち、会わずにはこの国をされないと思ったから!

写真見せられるまでは、モンテベルデで会った別の赤目カエルで満足してたのに、カミラが会った種類とは全く違うことに改めて気付き、すっかり忘れられなくなってしまった。

コスタリカ関連の広告などには必ずと言っていいほどこのカエルさんの写真や絵が載っているし、こんなカエル他探しても絶対いない。

カミラが写真見せてきた時、普通におもちゃだと思ったし……

そのくらい現実離れした色と形。

本当に恋に落ちた様に、それっきり常時「あーカエル会いたい。カエル〜〜〜」って写真見ながら呟いてた(笑)

それでサンホセ周辺でカエルが確実に見れる場所を探したらFrogs Heavenが出てきたというわけ。

***

まずFrogs HeavenがあるLas Horquetasに行くには、Puerto Viejo行きのバスがある、Caribeバスターミナルに行きます。

(※この後向かうPuerto Viejo del Talamancaとは別で、こちらもPuerto Viejoと省略して呼ばれるので注意!)

9:00の開園に合わせて8:30にバスターミナルに行ったのに、なんと次のバスは10:00!!

そんなにバスが少ないとは知らなかった( ‘o` )

仕方がないので、朝ごはん買って食べながら待機。

そして10:00にバスが出発。

スムーズに行けば1時間ほどで着くけど、工事があって1時間半もかかった💦

***

Frogs Heavenから最寄りのハイウェイのバス停で降りて、300mも歩いたら着いた。

カエルの描かれた看板があるのでわかりやすい。

着いたらレセプションには誰もおらず、周囲にここを経営している家族と思われる人が何人か居たけど、困ってても助けてくれる気配なし。おーい😂

でも目の前に丁度今ツアーを開始したと思われる外国人グループ(カナダ人のリタイア組)とガイドがいたので、ちょっとお邪魔して「すみません…わたしもツアー参加したいんですが、誰か他にガイドいますか?それか、参加してもいいですか…?」と恐縮して言ったらウェルカムしてくれた。

ありがとう!

***

ここFrogs Heavenは動物園とは違って、檻などは一切なく、あくまで一から小さな森を作って動物たちが住める様に保護している場所。

家族経営で、ガイド付きのツアーのみ行ってる。

一人当たり$25だけど、保護区かつツアーだから、他の国立公園よりはかなり安い。

ここが出来る前まではただの真っさらな牧草地だったけれど、木を伐採するのをやめ、かつてあった自然に近い状態に戻したんだとか。

カエルだけでなくハチドリなどの鳥類、ナマケモノやリスなども暮らせるように、それぞれが住処や餌としている植物を共存させている。

ナマケモノは限られた種類の葉しか食べないし、カエルは各種専用の卵を産みつける植物があるから、簡単ではなかったはず。

ツアーの始まりはまず、この保護区に住む野鳥や各種植物の説明から。

ここでも見られる国鳥は、かつてたくさん撃ち殺されてしまったらしく、政府が狩猟を禁じてからやっと数が回復したそう。

美しい森を歩いて行くと、早速最初のカエルが住むスポットに等伯!

ガイドさんが葉っぱをめくって探すと、そこにはヤドクガエルが!!!!

めーーーーっちゃちっちゃい!

この子で3センチないくらいだけど、これでも最大の大きさらしいw

かわいすぎるw

もうこの模様、わたしからすると宇宙しか思い浮かばない。

銀河と太陽。

この絶妙な青と赤がまさに。

でも英名は、ストロベリー・ダート・フロッグ。

もしくはブルー・ジーンズって言うそうです(笑)間違ってはいない🐸

それから先に進むと、どうやら葉と葉の隙間に水が溜まる種類の植物に、別のカエルさんがいるとのこと!

どの子かな〜〜〜と思って覗いてみると、なんともゴージャスなこの子が!!!!

すんごい模様!

写真では見た事あるけどすごい!

進化の過程でこんな色模様になったって考えると、自然の力ってすごい。

それから小さな池のある場所に着き、池の中を覗いたらオタマジャクシがたくさん!

池の真上に生えている植物にそのまま卵を産みつけ、オタマジャクシが卵から出てくると、その重さで次々に滑り台みたいに池の中にポトポトと落ちていくんだって!

昔テレビで見たけど、なんて頭がいいんだ君たちは!

そして葉の一つの裏側を見ると、オタマジャクシの親(パパ)と思われるカエルが、なんともコンパクトに葉と一体化して寝ていた!

凄い…完璧なフォルム…

スペースに無駄がない収納力…

するとガイドさん、メスは産卵の邪魔になるといけないから触れないけど、この子はオスだから起こしても大丈夫と言ってカエルを手に取った(ごめんね、カエルさん)。

そしたらなんと、さっきまでただの黄緑の物体だったのに、目を開けるとギョロっと真っ赤で大きな目が出てきて、更にはオレンジの手足と青い太ももが一瞬にして露わに!!!!

うわーーーーー!!!!

これわたしが恋い焦がれて会いに来たアカメアマガエルじゃん!!!!!

やっと会えたーーーーー!!!

ガイドさんがそのまま近くにある花にカエルを置くと、なんとポーズを取るかのようにぎゅっとオレンジの手足で花びらを抱きしめてカメラ目線!!!

かわいすぎ!!!!

これはもうやばい!!!!

興奮して写真撮りまくり!!!!wwww

じっとしていていい子だなーー

と思って写真を撮っていたら、やっぱり眠かったのか、また体をコンパクトにまとめて寝ちゃった!!www

やばいwwww

かわいすぎるwwwwww

瞼閉じる瞬間がかわいいwwww

いきなり目をシャットダウンwwww

可哀想と言いつつ可愛いと思ってしまう😂

でも意地悪な人間によってまた起こされ、うとうとしながら写真撮られてた。

本当にごめんねーーーーー😭

***

葉っぱに戻してあげたら、また森の中を散歩。

したらなんとこんな小さな保護区なのにナマケモノが(ここで見るまで知らなかった)!

写真は撮らなかったけど、このナマケモノはお母さんで、見えなかったけど子連れみたいです。

ナマケモノの子は7〜8ヶ月で自立するみたいで、自立する時が来たら自然と子どもは戻って来なくなるんだって。

ちなみにナマケモノと言えば、週に一回トイレのために木から降りてきて、その時に別の木に移動することで知られていますが、木の上からそのまま用を足さないのにはちゃんとした訳があると言われています。

一説として、高い所から用を足すと、汚物が落下した時に衝撃で地面に散らばってしまい、寄り敵に見つかりやすくなってしまう。

地上にちゃんと降りて用を足すことで臭いの蔓延を最小限に抑え、さらにそのタイミングで新しい木に移動することで、敵に自分の在り処を知られないようにカモフラージュしているのでは、と言われているそうです。

また、ナマケモノが食べる植物は毒性があるのだけれど、動きが遅いナマケモノだからこそゆっくりと時間をかけて、毒を分解しながら消化出来るのだとか。

一度食事をしたら暫くは胃の中に食べ物が残っているため、餓死することはまずないとのこと。

お母さんは子どもに、どの葉っぱを食べたらいいか丁寧に教えてあげるみたい。

ナマケモノも彼らなりに色々大変なのね。

それからまた、ガイドさんが別のカエルを見つけてくれました💖

こいつもかわいいな💖

ガイドさんは写真を撮れるように、カエルを探して捕まえたりしているから多少強引な感じもするけど、終わったらすぐに元の位置に戻してあげたり、自分の手を媒体に他のカエルに毒などが移らないように、ちゃんと手を洗うなど配慮してます。

何より彼らが一番、カエルの生態や生活環境の保護について知っているので心配無用。

彼らのおかげで動物たちが平和に暮らせるようになったわけだからね。

カエル以外にも、たくさんのカラフルな野鳥、リスやトカゲなどが見れて、小さな保護区とは言えどその生物多様性にびっくりした。

飛び込み参加だったのと、バスの本数が少なかった関係で頂けなかったけど、本来ツアー前後にコーヒーとジュースのサービスがあるみたいです。

ツアーは13:30に終わり、プエルトビエホ13:30発(Horquetasには約20分後着)のバスを逃すと、次が15:00発までなかったので急いでハイウェイに出てバスを待った。

行きよりはスムーズに帰れるかと思ったら、なんと道路は大渋滞で、バスは停まってばかり!

まわりトラックまみれ!

結局サンホセに着いたのは2時間半後の16:15…。

16:00のプエルトビエホ(Talamancaの方)行きに乗りたかったのに…

あまりに予定が遅れすぎて、最悪プエルトビエホに行けないパターンも考えた。

Puerto Viejo de Talamanca行きのバスは、Caribe Bus Terminalではなく、1kmほど離れたAtlantico Norte Bus Terminalから出る。

ホステルに荷物を取りに行く道中に、バスがあるか確認しに立ち寄ったら、18:00のバスがあるとのこと!!!

やったーーー!!!!😭

時間心配だったけど、タクシー使わずに済みそう。

歩いて宿まで戻り、荷物を持ってまたバスターミナルまで。

こちらは宿から1.5kmほどだったのでまだ気が楽だった。

果物とサンドイッチを買って、バスのチケット(5,890コロン)を購入して乗車!

今日は朝から移動ばっかりで、またプエルトビエホまで4時間半以上あるけど、とりあえず今日中に移動出来て良かった…

22:30、プエルトビエホ着。

宿でカミラに合流し、そのまま爆睡した。

今日はコスタリカで一番会いたかったカエルたちに会えたから大満足💖

これで心置きなくパナマに向かえる💖

明日はビーチでゆっくりしよう✨🌊🏄🌴

本日の出費

合計:¥5,865

  • San Jose-Frogs Heaven(往復):C3,800
  • ツアー:$25
  • 食費:C7,300
  • San Jose-Puerto Viejo:C5,900
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