今日はバスで、メキシコシティからグアナファト(Guanajuato)まで。
バスは本数が多く、特に予約の必要もないようだったので、宿でゆっくり朝食を取って、10:00頃にチェックアウト。
バスは中心街から6-7kmほど離れた、北バスターミナル(Autobuses del Norte)から出ているので、メトロで向かいます。
片道5ペソ。
前回ラッシュアワーのメトロを体験してから、もう暫くメトロは乗りたくないと思っていたけど、そもそもラッシュアワーじゃなければ当然問題ないし、中心街の駅は前回使った駅よりもずっと明るくて治安が良さそうで安心した。
通路がプラネタリウムになっていたり。
北バスターミナルに着いたら、Primera Plusというバス会社のカウンターまで行き、グァナファト行きを購入。
2017年11月現在、片道581ペソ(約¥3,500)。
いくら高級バスとはいえ、聞いていた通り高い…日本か。
チケットを見ると、基本料金は500ペソで、その他税金とかが81ペソ。
まぁ選択肢がないから仕方ない。
ちなみに好きなドリンクとサンドイッチ、シリアルバー付き。
座席はかなりゆったりしていて、USBソケットはもちろん、TVスクリーンも。
みんな映画見てたけど、スペイン語わからないから溜まってた日記書いてた(悲しいw)。
ここまでは割と普通だけど、トイレが地味にすごかった(笑)
トイレのドアを開けるとまさかの男女別のトイレのドアが。
中も飛行機のトイレみたいにしっかりしてた。
乗車すること5時間、16:00にグァナファト到着。
到着する長距離バスターミナルは中心街から離れているので、ここから中心街行きのローカルバスに乗り換え。
運賃は10ペソで、バスに乗ってた乗客大抵がこのバスに乗り換えるので迷うことはない。
あとは自分の宿の最寄りで適当に降りて、ひたすら階段を上る。
グァナファト自体が丘陵地に出来ている街で、今回泊まった宿も丘の上にあるので、重い荷物を背負いながら急な階段をひたすら登っていきます。
今日の宿は、Hostal Casa Guanajuatoという所。
ロケーションはいいんだけど、ホットシャワーほぼ出ません😂
真冬は辛い😂
ただし眺めは最高。
毎朝この景色を見ながらベランダでコーヒー飲んでたな…
街に着いた時点ですでに夕暮れが綺麗だったから、荷物だけ降ろしてすぐに夕焼けを見に出発。
宿のオーナーに見晴らしがいいところを教えてもらい、ビューポイントに向け出発。
グァナファトは何処から街を見下ろしても綺麗だなー。
家もカラフルで可愛いし、どの建物も古くて情緒がある。
どこから見てもいいんだけど、ビューポイントまでくると教会とかがよく見渡せるようになってます。
日が沈んだら、すり鉢状の底まで階段を一気に降りて、街の中心地まで。
降りれば降りるほど帰りが不安になるけど😅
街中はもちろん観光客とファンシーなレストランでいっぱいだけど、メキシコシティとは全く違ってゆったりとした空気があって居心地がいい。
車も少ないし、古い街並みも素敵だし、色んなところで音楽演奏してるし。
お腹減ってたから何か食べようとウロウロしたけど、やっぱり観光客向けの高いレストランが多い。
食べ物探しに苦戦してると、ローカルで賑わったいい感じの出店を発見。
色んな種類のおかずがあって、好きなようにカスタマイズ出来るタイプ。
そして何より主菜のチョイスにごはんやパスタがある。
もうタコスはいい…w
ごはんと4種類のおかずを乗せてもらって、お値段25ペソ(¥150)。
悪くない( ‘ω’ )
観光客プライスふっかけられると思ったけど、普通の値段だった。
また明日も来ようかな〜♩
中心部のレストランでは、キューバみたいに色んなバンドが演奏していて最初はテンション上がったけど、素人が聞いてもすぐわかるくらいに下手w
結構素敵なレストランのテーブルを囲んで生演奏してたけど、バイオリンなんて酷くて聴けたもんじゃなかった。ww
これでチップ(強制)をあげなきゃいけないんだから、勝手に囲まれたテーブルも可哀想だよなあー。笑
キューバの音楽レベルが高すぎたのか、メキシコのレベルが低いのか。
これで音楽も上手だったら相当グァナファト好印象なんだけどな〜🤷♀️笑
辺りが暗くなったところで、さっきのビューポイントで夜景を楽しんでから帰宅。
翌日はルームメイトの2人と一緒に、朝日を見に宿の近くの丘の上まで登ったんだけど、出発が遅れてビューポイントに行く前に明るくなってしまったので、明日またリベンジすることに。
グァナファトは朝も本当に綺麗で、そのまま丘から街の景色を眺めながらピクニック出来たら理想。
とりあえず OXXO(こっちのコンビニ)のドリップコーヒーで我慢。
それから日本人のリュウジ君と朝ごはんを探しにマーケットまで。
石段を降りて街中まで出ると、昨日まではなかった謎のレッドカーペットがずっと路地に伸びてた。
何かあるのかな。
歩くこと10分くらいでマーケット到着。
中に入ると早速たくさんのフードストールが✨
サンドイッチだけでなく、ごはん+おかずを選ぶタイプ、さらに目に飛び込んできたのはシーフード!!!
メニューにセビーチェやらシュリンプカクテルやら色々ある。
おじちゃんが食べてたエビとタコとイカをサルサで和えたやつが美味しそうだったけど、高かったからシュリンプカクテルにした。
タコ食べたかったなー!
シュリンプカクテルだけじゃ足りなかったから、街中のサンドイッチ屋さんでチキントルタを注文。
オーブンであっためてくれるからサクサクで美味しかった!
帰りに、知っている人は知っているロマンティック観光スポット、Callejon del Beso (Alley of Kiss)というところに行ってきた。
昔、向かいに住んでいた男女が窓越しに恋に落ちて、この窓からキスをしたんだって🙈
いや、確かにめっちゃかわいい家。
ちゃんとピンクの家の窓際にはピンクのガーベラが植えられてた。
ここら辺でポストカードとか写真を売ってるお兄ちゃんいわく、カップルはここでキスするかしないかで、今後別れるかどうかが決まるらしいw
適当すぎるw
リュウジくんもわたしもただの旅仲間だって説明しても、お土産に写真とかキーホルダー売ろうとしてきたw
カップルで来てないのに何の思い入れもないww
お昼になったら日が高すぎて写真を撮りづらかったので、一旦夕方まで宿で待機することに。
帰る途中、さっきあったレッドカーペットの辺りにチーズやワイングラスがセットアップされてたから、よく見るとメキシコワインのイベントが今日から2日間かけて行われるみたい!
是非参加したいけど、安くはないだろうな…
夕飯時になり、ルームメイトのカルロス&リュウジ君の3人で町に降りると、昨晩とは比べものにならないほどの人だかりが!
すごい。
まぁ金曜だし、週末のワインのイベントならみんな足を運ぶだろうけど、田舎とは思えない。
ワインはもちろん、チーズに生ハムにチョコレートににジャム…色んなブースがある。
チーズやペースト系は自由に試食させてもらえるけど、ただワインが欲しくなるだけ。
そしてみんな片手にグラス持ってる。
どうやらイベント用のグラスを購入すると自由に試飲が出来るみたい。
あー美味しそう。
こんなの生殺しだーーーー
でもグラスの値段を聞いてみたら、お値段500ペソ(¥3,000)。
世界トップクラスのワインだったら出すかもしれないけど、さすがに試飲のためだけにバックパッカーが出せる金額ではない…。
するとカルロスが人混みの中に、日本人の友達を発見。
彼女(ナオコさん)はグァナファトで働いているらしく、もう3年くらい経つんだとか。
彼女曰く、ワインの試飲は基本的にグラスが無いとさせてもらえないけど、ワインを買う意思を伝えたらたまに試飲させてもらえるらしい。
そして安いのであれば、一本200ペソ(US$10くらい)のものもあるとか。
本当は立ち話だけのつもりだったけど、途中カルロスが用事で抜けた為、残った3人でワインの試飲を狙いにいくことになった♩
最初の何軒かは断られたけど、優しい人は自分のグラスをわたしたちに貸して試飲させてくれた💖
どれも美味しかったんだけど、5種類の品種をハイブリッドしたオリジナル赤ワインを扱っているところを発見。
内心「5種類も混ぜちゃったら中途半端になるんじゃないの…」と思いながら、一口試飲させてもらうと、めっちゃうまい!!!
というか、飲む前から香りがすごい!!!
香りはめちゃめちゃ強いんだけど、タンニンは少なく、後味はさらっとしてる。
でもボディと深みはしっかり。
これはゴクゴク飲めちゃって危険なやつw
3人ともに絶賛して、値段を聞いたら300ペソと味の割に安かったので、ちょっと迷ったけどなかなかない巡り合わせってことで購入決定。
でもいくらいいワインを買っても、ワイングラスで飲まなきゃ味わいも落ちる…
って話をしたら、ナオコさんがお家に招待してくれることになった!✧ \( °∀° )/ ✧
行きにコンビニでチーズ買って、ライトアップされた教会を見下ろしながら坂を上って行くこと10分で到着。
玄関から客間に入ると、外観からは想像出来ないほどの広さ!
グァナファトの街は住宅が密集してるし、家の大きさもそれほど大きくないように見えるけど、中はめっちゃくちゃ広い。
そして早速ワインを開けて乾杯。
リュウジくんはお酒弱いけど(一杯半で酔っ払ってた)、本当に美味しいワインで、3人もいると一瞬で終わってしまった。
ちなみにナオコさんはかなりの酒豪で、人生で酔っ払ったことがないんだとかw
テキーラ一本とか普通に飲めちゃうらしく、でもお酒で気持ち良くなったことがないから、酔える人が羨ましいらしい😅 笑
そんな彼女はマラソンやトレランが大好きで、この前も街のマラソン大会で2位になったんだって。
毎日何十キロも走ってるらしい。
こんな標高2,000m以上&心臓破りの階段まみれの街なのに、すごすぎる…
そしてグァナファトやメキシコに関する面白い話もいっぱいして貰いました♩
グァナファトは毎週2〜3日、今日のワインフェスティバルのようなイベントを開催しているんだって。
先週は街の石畳にペインティングをするイベントがあり、まだその絵画が街の至る所に残ってた。
今日も昼間はチャリのアクロバットやバイクのレースがあったから、町中マウンテンバイクやハーレーのライダーまみれだった。
いーなーーーー。
グァナファトは銀鉱で栄えた街らしく、未だに採掘が行われていて、街で売られているアクセサリーはほとんどこっちで取れた銀なんだって(一件パチモンに見えるけど)。
だから町中トンネルだらけで、どうりでどれも鉱業で使ったような、舗装されてないトンネルなんだと納得。
それと、メキシコシティでは大気汚染悪化を防ぐために、毎日車のナンバーで走れる車の数を規制してるんだって。
例えば「今日は奇数の番号しか走れない」とか。
大抵の人は知人とカーシェアリングをするけど、お金持ちの人は2台以上の車を持っているから問題ないらしい。
そんな感じで話に花が咲いて、結局2時くらいまで飲んでた。
でもグァナファトは治安が良くて、夜中に女性が一人で路地を歩いても大丈夫なんだって。
ちなみにこの写真は帰り道に買った、ナオコさんに教えてもらった”ドリロコス”。
メキシコでしか食べられない、ドリトスにいろんなスナックや野菜をチリソースで和えたスナック。
こうゆうスナック菓子を売ってる屋台(大抵”Dorilocos”って買いてある)にお願いするとやってくれるので、辛いの苦手でなければお試しあれ!
辛いの苦手なリュウジくんは死にかけてました。
今日はこの辺で!
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