【グアテマラ】アティトラン民族衣装めぐり〜シェラ(ケツァルテナンゴ)&スニル(世界一周237日目)

中米・カリブ

今日で6日間滞在したアティトラン湖ともお別れ。

シェラ(Xela、別名ケツァルテナンゴ)にチキンバスで向かうので、朝6:30頃宿を出発。

朝6:00頃にはパナ方面のボートが走っているので、7:00~8:00に出ていると聞いたシェラ行きのバスに乗れる。

アティトランは特に朝焼けが綺麗。

湖は波が無くシーンとしているし、たまにモーターボートの音が聞こえる程度。

もうちょっと長く居たかったな〜。

朝焼けの景色を目に収めながら、サンタクルスの町を後にする。

船着場から100mほど先のチキンバス乗り場に向かうと、早速「シェラ?」と聞かれたのでそのまま乗車。

出発まで15分くらいと言われたので、屋台のある辺りまで行って、朝ごはんとオレンジジュースを購入。

チキンバスが他のものより更にオンボロだったのと、最初乗客がまだ誰も居なかったから不安だったけど、ネットで調べた通り7:15頃出発。

ちなみに7:30頃や7:55くらいにもあるらしく、後の時間帯は不明です。

1日に何本かあるとは思うけど、朝一の方が無難。

出発する頃にはほぼ席が埋まっていて、さらにどんどん乗客が増えていき、隣町に行く頃には超満員になってた。

なんだかんだ今回が初めてのチキンバス(スクールバス型のローカルバス)❤️

強盗に遭うイメージしかなくて避けてたし、乗るとしても2〜3回くらいかなと思っていたけど、結局グアテマラ滞在中何回もお世話になりました。

まぁ曜日とか時間帯、ルートによって危険度を判断して、シャトルと上手く分けて使えばいいかと。

強盗に遭ってしまった時の被害が最小限になるようにすれば、それ程乗り心地は悪くないかな。

悪路にさえ慣れていれば。

乗り心地を左右するのはバス自体ではなく、ドライバーとルート次第。

田舎の方は穴が空いて放置されたボッコボコの道路まみれなんだけど、ここを運転が荒くてバリバリ飛ばすドライバーが走るともう大変。

何回もお尻が飛び上がりまくって痛い。

そしてグネグネ山道を容赦なく飛ばすから席から滑り落ちないように必死にしがみつく。

現地人がどうやって己の尻を固定させているのかが謎なくらい、スライディングしまくったw

車酔いしないわたしでさえ、酔えそうなぐらいのグネグネ地獄だった。

話は戻って、

パナハッチェルを出てすぐに通りかかった町がマーケットで賑わっていたので窓越しに見てみると、なんとここの民族衣装がめっちゃかわいい&かっこいいではないか!!!

えーーーーー

何この衣装!どこ?!

急いで地図アプリを開くと、そうここがSololaだったのです。

というかアティトラン来たのに、ソロラ行かなかったって人の方が少ないんじゃないかってくらい有名。

全然マイナーな村ではなく、弾丸で来ている人も立ち寄るくらいアクセスが良く、手軽に民族衣装とマーケットが楽しめる村。

でもわたしの場合、なるべく観光客のいない村を訪れようとあえてソロラを外していたため、こんなに素敵な衣装だと言うことを知らずに立ち去ることになってしまった。。。

そして今日は火曜日で、ちょうどソロラのマーケットがある日だったので、それはもう煌びやかなこと。

特に男性がかっこよすぎてやばい。

どうしよう…めちゃくちゃ後ろ髪引かれてる…

で、結局この光景が忘れられず、後日シェラやウエウエテナンゴから戻ってくる時に、わざわざ立ち寄りましたw

なので詳細は後日の日記にて。

パナハッチェルを出て2時間半ほどで、シェラのバスターミナルに到着。

セントロまで距離があるので、バスターミナル横のマーケットを通り抜け、反対側の大通りでセントロ行きの乗り合いバンを捕まえればOK。

大通りでバンを捕まえようとしていると、年配のアメリカ人男性の旅人が声を掛けてきて、一緒に行く事に。

彼はまだこれから宿を探さないといけなくて、わたしが予め予約していた安宿に一緒にくることになった。

でもこのバン、なんと荷物を固定せずそのまま車の上に乗せちゃった。

絶対落ちるでしょ!

グアテマラだとよくあるみたいなんだけど、注意が必要。

びっくりした。

ちなみに運賃は1.5ケツァールらしいけど、荷物で+1ケツァール取られました。

***

シェラで泊まったのは、Kasa Kiwi Hostel & Travel Agencyという宿。

一泊50ケツァール。

booking.comだと、最安レートがこのくらいだった(40ケツァールの場所もあったけど、市税抜きのところが多かったので結局どこも50ケツァール前後)。

写真はないけどセントロからわずか2ブロック、キッチンとバルコニー付きで、WiFiは問題なかったし、洗濯も自由に出来ます。

***

チェックインが済んだらわたしはササッと洗面用具とタオルを鞄に詰めて外出。

そう、当初は全く行く気のなかった、温泉のある町Los Banos(ロスバーニョス)へ。

隣村のスニル(Zunil)行きのバスに乗ればいいんだけど、このバス停が宿からわずか1ブロック先にあったので、宿を出た瞬間にバスに乗ってすぐさま出発出来たからラッキー♩

早速温泉!と行きたいんだけど、火曜日はスニルのマーケットが開かれる日でもあったので、先にスニルに行ってみることに。

スニルの町はこんな感じで、山と川に囲まれてた田畑のある、日本にもありそうな村。

川周辺が特にゴミまみれ。

ゴミ問題はグアテマラでもかなり深刻。

こんなに綺麗な村なのに。

畑の方を覗くと、全て手作業で畑を耕していたり、レタスや人参・玉ねぎなどを収穫していました。

平和な光景。

まずは村の中心部まで散歩に行こうと路地の方に入ると、カラフルで派手な模様の民族衣装を着た人々にちょくちょく遭遇。

全く事前に町のことを調べていなかった分、その可愛さに興奮!

スニルこんなに可愛かったのか!!

うわ〜〜

思いっきり写真バシバシ撮りたいけど、簡単に撮れる感じじゃない。

睨まれたりすることはないけど、やっぱりカメラを気にしている感じがあったので、後ろ姿だけちょこちょこ失礼。

あーでも本当にかわいい。

今朝みたソロラもそうだけど、こんなに色んな柄と色で溢れているのに、どこか統一感があるんだよね。

不思議。

多分わたしはモザイク&幾何学模様が好きだからだろうな。

モスク的な模様。

宇宙を感じる。

ちなみに教会はこんな感じ。

アンティグアにあるものと同じ造りだ。

周囲には物売りの人々がちらほら。

ある程度歩き回ったら、人気もそれ程なかったので帰路につくことにした。

でも何やら民族衣装を着た人たちが出てくる建物があったので、入ってみるとそこがマーケットだった!

屋内だったのかー。

気付いて良かった!

規模は小さいけど、たくさんの民族衣装を着た女性たちが食材の買い出しに来ていて、ザ・ローカルな感じ。

小さいながらに活気がある。

こうゆうのが見たかった!

もちろん何件か食堂もあって、市場の人もごはんを食べながら自由に商売してた。

みんな食べてるスープが美味しそうだったから、わたしもまず食堂の方を覗くことに。

何件かあったけど、このお母さんの食堂が一番メニューが豊富そうで、かつ「母の味」が食べられそうなので、ここに決定。

外国人が珍しいということもあって、みんなに囲まれて質問攻めにあいながらお昼ご飯。笑

とりあえず野菜の煮込みスープとごはんに、お母さんオススメの炭焼きチキン。

意外とこういったローカルメニューに出会えてなかったので嬉しい♩

そしてうまい( ‾◡‾)💛

お腹いっぱいになってから他のメニューを見たら、パスタスープとかもあってショック(笑)

食べたかったー。

でもさすがに食いしん坊のわたしももう何も食べられないほど、ご飯ボリューミーだった。

焼きたてトルティーヤもいっぱい付けてくれたし。

18ケツァールでした。

お腹もいっぱいになったところで、後は市場をゆっくり見学。

みんな商売っ気がないので、ゆっくり衣装を見て楽しむことが出来た。

みんな衣装が違うから、見ていて飽きない。

親子お揃いで着ていたり、みんなおしゃれ。

ただでさえ野菜でカラフルな市場に、派手な民族衣装が加わるともう。

これ以上にないくらい華やか。

それにしても、こんなに野菜があるのにグアテマラ料理ってそんなに野菜を使っていないイメージ。

レタスとか葉野菜、あんなに栽培してたけどそんなにみんな食べるのかな。

結局1時間以上ゆっくりして、思う存分写真を楽しんだところでロスバニョスに移動。

シェラ方面のバスに乗り込みます。

ちなみにロスバニョスの場所ははっきり地図に載っていないので、バスの乗務員に教えてもらうか、手前のアルロモンガという町から2kmほど歩いた所にあるので、アルロモンガを過ぎた辺りで降車するといいかも。

わたしの場合、行きのバスで車窓から”Los Banos”と書かれた建物をチェックしていたので、地図にピン打っておきました。

先人たちが残したブログの情報で、温泉施設がある建物はどういうものか覚えていたので。

ちなみに日本人の間で一番評判がいいのがこの建物。

他にも温泉が楽しめる施設はたくさんあるんだけど、ほとんどが水着を着て入るスパのような場所ばかりで、個室で楽しめるのはここぐらい。

そう、ロスバニョスに来ると決めたのも、個室があって裸でドッボーン出来るという情報があったから。

天然温泉がある場所なんて世界中いくらでもあるけど、水着着用が必須な場所はまず行かない。

日本人だけでなく、他の外国人観光客も利用するからか、最初は普通にスパに案内された。

個室って上手くスペイン語で伝えられなかったから(宿泊用の部屋に案内されたり)、写真みせたらようやくお風呂に案内された。

あとは熱々のお湯を溜めて、好きな音楽かけて、ドッボーンするだけ。

興奮しすぎて貰えるはずの桶借りるの忘れたw

スノコは中にあったけど。

1時間使えるので、お風呂に出たり入ったりしながらゆっくり汗かけます。

わたしが借りたのは2人用だったのか(写真左の一人用らしき湯船は蛇口がなかった)、広い湯船に寝っ転がってリラックス出来ました。

これでたったの10ケツァール(¥150)!!!

安い。コスパ良すぎ。

外に休める所があるので、のぼせても大丈夫。

レストランにもなっているし、売店にはアイスや飲み物も売っているので、本当に日本の温泉みたいにゆっくりできます。

瓶牛乳とマッサージチェアはないけど。

涼んだところで、せっかくだし隣町のアルモロンガまでお散歩することにした。

この町も週一でマーケットがあるみたいだけど、マーケットが無いと全く活気がないし、道路の排気ガスが酷すぎて辛かった。

ちょっと後悔。

でも田畑の景色は綺麗だった。

アルモロンガからバスでシェラまで戻り、夕ご飯は中央公園横にある屋台で。

タコスとチーズ入りの焼きたてパン(野菜付き)を食べた。

屋台のカフェオレ、甘くてコーヒーの味ほとんどしないんだけど、コーヒー牛乳キャンディみたいな優しい味で意外と美味しかった。

ちなみに後から知ったけど、この日火曜日はシェラから近いSan Francisco El Altoという町の「グァテマラで最大規模のマーケット」が開かれる日でもあったみたい。

最初知った時はショックだったけど、写真で見る限り個人的にはスニルのマーケットの方が好きかな。

大規模のマーケットも圧倒されるけど、スニルの方がローカル色が濃くていいと思う。

もちろん朝一から動ける人は両方シェラから近距離だし、同日に訪れることも可能なのでぜひ!

明日はシェラからウエウエテナンゴ&トドスサントスに向かいます。

本日の出費

合計:Q148.25 (¥2,220)

  • 食費:Q66
  • Pana-Xela (chicken bus):Q20
  • Bus Terml-Centro:Q2.5
  • Xela-Zunil:Q4.75
  • Zunil-Almolonga:Q2 (多分)
  • Almolonga-Xela:Q3
  • 宿代:Q50
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