前回の続き。
サンティアゴからフェリーでパナハッチェルまで渡り、サンタカタリーナ&サンアントニオ行きのミニバスを探す。
とりあえず事前に調べておいた「バス乗り場」とされている所に行ってみたけれど、全くミニバスっぽいものがない。
周辺の人に聞いたら「もっとあっちだよ」と言われ、別の人にもさらに「もっと先」と言われ続け、最終的に川の向こうまで。
結局は乗り合いトラックを止めて「サンアントニオ?」と聞いてから乗ったので、専用の「バス乗り場」と設けられているところはなさげ。
最初にサンアントニオに行こうかと思ったけど、サンタカタリーナの町が可愛かったので先にカタリーナで降りた。
運賃払おうと財布を探していたら、わたしが降りたことに気づかなかったのか、トラックは出発してしまった。
荷台に乗ってたみんなも気付いて、笑いながら手を振ってた。
たった5ケツァールだけどラッキー♩
***
サンタカタリーナに来た理由は、宿の夕食で仲良くなったスイス人の子がこの村のことを教えてくれたから。
サンタカタリーナは特に有名なマーケット等はないけど、地元の人に仕事を提供するためと、それをきっかけに観光客を呼び込もうってことで、村中の建物にペインティングをしようというプロジェクト昨年開始したばかり。
ペインティングはマヤの壁画デザインで、ケツァールなどの動物や花のモチーフがカラフルに描かれている。
これまではガイドブック等にもあまり載っていなかったけど、きっとこれをきっかけに一気に注目が集まるようになるはず。
ちなみにこの村、伝統衣装もとっても素敵。
個人的にはアティトラン周辺で一番好きかも。
写真は上手く撮れなかったけど、紫とコバルトブルーを混ぜたような青に、赤い刺繍が入っている。
他の村のような派手さはなく、完結美というか、シンプリシティというか。
綺麗。
家々のペインティングも、主に青を基調としていて町に合っている。
町も可愛らしい土産物屋がちらほらあるだけで、後は静かで平和だった。
それからサンアントニオまで。
こちらもすぐ隣村で、特に大きな見どころがあるわけではないんだけれど、衣装がこれまたユニークで素敵。
特に女性の髪飾りが面白い。
パーティーの飾り付けに使いそうな、キラキラしたセロハン。
チアリーダーのボンボンっぽい。
ダイソーに売ってそう。笑
服の方はカタリーナよりさらにシンプルで、紺色が基調で、特に大きな柄は入っていない。
和服にも使えそうなくらいシンプルかつ細かい刺繍。
ちなみにここ界隈、パロポ焼きという焼き物も有名で、マーケットは開かれてなかったけど焼き物はちょこちょこ売ってました。
本当は歩き回って見たかったけど、朝一から動き回ってたのでさすがに疲れていたので、教会の前にずっと座って湖眺めてた。
とりあえず見れるところは見たかな、アティトラン。
ソロラとかは行ってないけど。
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翌日は最終日ってことで、どこにも行かずサンタクルスを満喫することにした。
まずはサンタクルスにある数少ないカフェ、Cecapへ。
丘陵地の上にあって、船着場から伸びる道をひたすら登っていけばいいんだけど、結構急なので大抵みんなトゥクトゥク(5Q)で上がって行きます。
ここは眺めがいいことで有名で、テラスがある丘の上のカフェなんて1つしかないから、すぐわかった。
早速入店すると、1Fは先住民の人たちが服飾や雑貨を作ったりする工房になっていて、カフェだけでなくフェアトレード系もやることで、現地民の働き先を確保しているみたい。
そして屋上まで登ると、早速このビュー!!!!!✨
やばいーーーー💖
なんて平和な光景なんだ💖
朝の静かな湖と火山たち。
SUPやカヌーしてる人に、ボートが水面に引いていく跡。
もう1日中いれる。
というか実際にいた(笑)
8:00-17:00までなんだけど、5時間以上いた(笑)
宿がWiFiないから、WiFi目的で来たんだけど、日記を書いたりするのに疲れてふと見上げればこの光景が広がっているから、常に癒されるのです。
ブランチと、食後にコーヒーとクッキーも。
またまた贅沢ですが、サンタクルスは贅沢してこそ楽しめる場所が多いのでね…
途中アメリカの団体客(何かのプロジェクトをしてるっぽい)が来ていて、ここのオーナーっぽい人が挨拶していた。
アメリカ人の年配女性。
アティトランは地元を支える、素敵なプロジェクトがいっぱいある。
***
カフェを出たら、そのままサンタクルスの西側にある村、Jaibalitoまでお散歩。
“Lake Atitlan & to do”でグーグル検索したら、今泊まっている宿の情報と一緒にこのトレイルが綺麗って書いてあったので。
トレイルと言っても、わずか30分くらいの行程で、湖畔を行くのでアップダウンも少ない。
単純に田舎道をお散歩したかったのもあるけど、例のアンティグアにいる友人カップルが、つい最近この湖畔沿いにあるホテルLa Isla Verdeで挙式をしたので見に行きたかった。
最初Isla Verdeって聞いた時は「アティトランに島があるんだ〜行ってみようかな」とか思ってたけど、ただの素敵なコテージだった(笑)
最初の方はコーヒーの畑が道端にあったりして、コーヒーの実が落ちてた。
あとはカラフルなお花がいっぱい。
松の木の匂いと、鳥の声が懐かしく、ちょっとホームシック。
常に湖と火山が見えるからなかなか素敵なトレイル。
サンタクルスに来る機会があれば絶対歩くべき。
Jaibaitoの町の中は歩かなかったけど、小さな小学校があって子供たちがサッカーして遊んでた。
素敵な場所。
夕日が沈むとともに帰宅。
帰ったら夕飯の時間までハンモックでのんびり。
アティトラン、結局5泊したけど毎日が素敵だった。
急ぎの旅でなければもっといたかったな。
また機会があれば戻ってこよう。
初日の出費:Q183 (¥2,790)
- 食費:Q83
- Santa Cruz-San Pedro:Q25
- San Pedro-Santiago:Q25
- Santiago-Panajachel:Q25
- Panajachel-Santa Cruz:Q10
- Pana-Santa Catarina:Q5
- Santa Catarina-San Antonio:Q10 (5×2)
- トゥクトゥク:Q5
2日目の出費:Q499 (¥7,550)
- 食費:Q79
- 宿5泊分:Q225
- 宿での食事:Q195
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