今日は丸一日、情報収集&溜まっていた日記を書くのに使うことにした。
さすが欧米人(というかほぼアメリカ人)で溢れるサンミゲルは、日本にもあるような”おしゃれカフェ”で溢れていて、選ばなくても大抵がスペシャルティコーヒー、かつWi-Fiがある。
適当に検索して、トリップアドバイザーで高評価だったLavendaというカフェにした。

自家焙煎で、メキシコのスペシャルティコーヒーを扱っていて、コーヒーの抽出器具も選べる。

きました、数ヶ月ぶりのラテ。
久々のふわふわミルク、おいしい…❤️
朝ごはんは野菜とポーチドエッグ。
好きな野菜を食べれて幸せ。
キューバでは夢の話だったほうれん草を食べられて感動。
ほうれん草、こんなに美味しいのね😭

朝食を食べ終わり、パソコンを開いてぽちぽちしていたら、「Yuka….?」と誰かに声を掛けられ、顔を見上げると、なんとそこにはメキシコシティで仲良くなったYingちゃんが!!!
2人ともびっくりしすぎて「え、何してんの?!!!」とテンションが上がるw
運命的すぎるw
この数日どこ行ったか、旅の情報交換をしつつ、彼女も仕事が溜まっていたみたいで、2人ともカフェで夕方までぽちぽち。
翌日も一緒に、Charco Del Ingenio(サボテンの公園)🌵に行くことになり、待ち合わせの15時まで自由行動。
朝ごはんにベーカリーで久々のチョコクロワッサンとりんごのデニッシュを買い、それを持ってカフェ「El Cafe De La Mancha」へ。
アメリカ人で溢れるサンミゲルは、基本的にオシャレ&ハイクオリティのカフェやお店で溢れていて、どこのカフェのコーヒーもレベルが高いんだけど、ここのお店はどこよりも抽出方法(器具)のバリエーションが豊富で、一番コーヒーに対する情熱がありそうだったので絶対来たかった✨
お店の外観がこれ。
抽出器具の絵と、国旗と一緒にそれぞれの言語で「コーヒー」って書かれてた。
かわいい。

お店に入るとすぐに、常連さんから「ここのコーヒーがベスト!」(昨日行った店でも言われたけど…w)と言われた。
でも、メニューの多さで本気度が一目瞭然。

たくさんある器具のうち、とりあえず飲んだことのないROKのエスプレッソメーカーをチョイス。
コーヒーの種類はオアハカと(たしか)ベラクルスの2つだけ。
でもその方が器具による味の変化を楽しめていいかも。
そしていよいよ抽出〜✨
実際見るのは初めて〜〜〜✨

何回かぎゅっ!ぎゅっ!と圧を掛けたら、エスプレッソの完成♩
美味しい♩
パンを食べながら飲んでたら一瞬で飲み終わってしまったので、次はターキッシュで。
コーヒーにカルダモン、シナモン、ナツメグ、クローブなどのスパイスとお砂糖を混ぜて、ぐつぐつ煮出します。

う〜ん、スパイスのいい香り✨
久々にのむターキッシュ。
昔エジプトでコーヒーを出してもらった時に初めて飲んだけど、最初はコーヒーとは思えない味で衝撃だった。
でも今は好き♩
席数は少ないけどゆっくり出来る空間で、最終的にサイフォンもオーダーした。
久々にこんなにコーヒー飲んだ。

そして夕方、Yingちゃんと待ち合わせ。
メキシコに来てから一週間、不運続きの彼女は、昨日別れた後も道路の穴に落ち足を怪我(最近手術したばかりの右足膝…)。
長距離歩くのはきついので、Uberで公園まで行くことに。
そして10分ほどで到着。入園料40ペソ。
普通の植物園よりもかなり規模が大きく、サボテンだけじゃなくて隣接している湿原やキャニオンも楽しめちゃう。
そしてとにかくサボテンがうじゃうじゃ生えてる。
早速サボテンの写真を撮ろうとすると、「きゃーーーーーー!!!!」とYingちゃんの悲鳴。
何事かと見ると、なんと彼女の(10万円以上はするであろう)カメラレンズが割れている…
よく考えてみた結果、恐らく昨晩穴に落ちた時にぶつけたのであろうと推測。
でも何回か試し撮りしてみたら、一応(ヒビはレンズの周りだけだったので)問題なく撮影出来るみたい。
まだ旅の始まりだけど、旅が終わるまでの1ヶ月は我慢して、帰国してからレンズを修理に出すことに。
ちなみに旅の開始から一週間、「何もない日」がないYingちゃんはこれまで
- 空港でバゲージロスト
- ↑によって、服やシャンプーなど買い物で1日潰れる&高額の出費(保険はたったの$80)
- 荷物は戻ってきたけど、カメラ一部破損&バッテリー4つ没収されてた
- 結局翌日も買い物(バッテリーなかなか売ってない)
- AirBnBのクレジット(ポイント)が何故か使おうとした瞬間に消えた
- 穴に落ちる。そして路上で大泣き。
- 宿のキッチンで火傷。
- 今日のカメラレンズ破損。
などなど。
個人の不注意が原因のものもあるけど、さすがにかわいそう。
航空会社にAirBnB、カメラの保険などなど、コールセンターに連絡を取る毎日。
コールセンターマスター。
とりあえず彼女を励ましつつ、園内をお散歩。
それにしても広い。

植物園というよりかは、国立公園の一部という感じ。
ハイキングしてる気分。
この街も鉱業が盛んだったので、そのせいで昔たくさんのサボテンが伐採され、それによって絶滅危惧種になったものも多く保護されているんだとか。

写真には収められなかったけど、街が一望出来る絶景ポイントもあります(夕日は逆光になるので、午前の方が綺麗に見えるかも)。
西日が傾くとともに、公園のサボテン全体がオレンジに染まってとっても綺麗でした♩

翌日、本来はナオコさんに勧められたサン・ルイス・ポトシに向かう予定だったけど、Yingちゃんに勧められたモナルカ蝶(Monarch Butterfly、カナダからメキシコにかけて、世代を繋いで3,400km前後も旅をする、謎の生態を持つ蝶)が生息する国立公園の方がかなり魅力的だったので、ポトシ行きを中止して、蝶々のツアー情報を集めることにした。
ちなみに、サン・ルイス・ポトシもとても綺麗な街で、特に美しい川や滝が有名。
ナオコさんは大の滝好きだったので絶賛していたけど、長期旅行者のわたしは今後本当にやりたいアクティビティに思う存分お金を使えるよう、ここでは我慢することにしました。
Yingちゃんが参加したモナルカ蝶のツアーは、メキシコシティからの日帰りで、当日出たキャンセルに滑り込みをしたため、たったの690ペソで参加することが出来たらしい。
ネットで調べる限り、どこも1,500ペソ〜のツアーが多かったけど、国立公園から近いMoreliaという町から出るもので800ペソのツアーを発見したので、それに参加することにした(ネット上では700ペソだったけど…😅)。
とりあえず連絡を取ってみると、すぐに返信が。
どうやらモレリアに直接行って参加した方が安くすみそうなので、「じゃあ明日向かって、明後日ツアーに参加します」というと、「いや、今日来た方がいいかも。明日はツアーの予約が複数あるけど、明後日はないからその分高くなる」との返信が。
え、今日…?!
もう15時だけど!
宿代払っちゃったけど!!!
でもバスの時刻表を調べたら、19:30発のバスがあったので、行けなくはない…
それから急いで宿の予約をし、夕飯を済ませ、宿でシャワーを浴びてパッキング開始。
余裕を持って18:30には宿を出て、近くのバス停から長距離バスステーション行きの市バスに乗ったんだけど、メキシコはどこも慢性的な渋滞があってめっちゃ遅い。
バスステーションまで2kmはあるけど、30分近くのってまだ中心地を出ていなかったのでアホらしくなってバスを降りて早足で行った。
もうこれからは近場だったら意地で歩こうかな。。
心配したけど、乗客はわずか5人ほど。
まぁ夜にわざわざバスでモレリア方面行く人も少ないか。
乗車すること3時間ちょっとでモレリア到着。 で、モレリア=小さな町という勝手な想像とは裏腹に、めっちゃ都会。
バスステーションから中心地までは7kmほどあるんだけど、夜だからバスもないだろうし、タクシーは深夜料金チャージされてボラれそう…と心配してたのも無駄だった。
バスステーション自体かなり大きく綺麗で、空港みたいに正規タクシーを手配するカウンターがあった。
中心地までと伝えると、わずか60ペソ。
安い。7km走って¥360て。
ありがとうメキシコ。
タクシーのおじさんがQUEENのアルバム流してくれてた。
気分最高。いい趣味してる。
街はどこも綺麗に整備されていて、幹線道路も多く、石造りのおしゃれな建物が続く。
ちなみに泊まった宿は”The Only Backpackers Morelia”というところ。
宿のおじちゃんたちめっちゃ優しいし、何よりホットシャワーが出る(グァナファトからサンミゲルまでずっとお湯出なかった)!!!
コーヒーやお茶も飲めるし、中心地にあるのでアクセス最高です。
Wi-Fiも普通に早い。
11:00頃宿について、とりあえずツアー会社と連絡だけとり、1時就寝。
無事にモレリア来れてよかった!!!
明日はモナルカ蝶を見に行ってきます💖
初日:食費 $268(¥1,016)のみ
2日目:MX$660 (¥3,960)
- 宿代:MX$150
- サボテン入場料:MX$40
- Uber:MX$40
- 食費:MX$430
3日目:MX$816 (¥4,850)
- 宿代(サンミゲル):MX$148
- 食費:MX$318
- 市バス:$MX7
- サンミゲル〜モレリア:MX$283
- タクシー:MX$60
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