今日はトリニダーからオルギン(Holguin)まで、ビアスール(長距離バス)で移動。
本当は寄るつもりなかったんだけど、出会った旅人に「オルギンはビールの聖地」という情報を聞いてしまったので、これは行くしかないと思ってやって来ました✨( ∩’-‘⊂ )✨ 笑
↓休憩所で食べた、最初にして最後のキューバ料理 “Ropa Vieja”。
「ビールの聖地」と言われてるのも、キューバの4大ビール(Cristal、Bucanero、Mayabe、Cacique)の製造地で、ビールが他都市より比較的安いというのもあってか、飲んだくれが多いのが主な理由らしい。笑
しかし!
後でも記述するけど、「聖地=生ビール飲み放題」と言うわけではない。
美味しいドラフトビールがそこら中にあることを想像して行った我々は、むしろ見つけるのに苦戦して結果的に後悔しました。
さて、まずは宿探し。
トリニダーで出会ったKさんが、Galaxyというレストランの2FにあるCASA(民泊)が、朝食付きで1部屋15CUCだと教えて下さったので訪ねてみたら満室。
でもオーナーさんが、真向かいにあるカサの人に「この子たち部屋探してるってー!」と窓から声を掛けてくれたので、そちらに移動。
結構と立派なお家で、値段を尋ねると一部屋20CUCだった。
朝食も必要であれば付けてくれると言っていたけど、我々としては15CUC以上は出したくないので、「ちょっと他の家も見てみます…」と席を立とうとしたら、「何が問題か言ってみて!」と止められた。
出来れば15CUCで抑えたいことを伝えたら、わざわざオーナーであるおじいちゃんを呼んできてくれて、「朝食なしで15CUC」で交渉成立٩( ‘ω’ )و🌟
無理言ったのに、対応してくれて嬉しい🥺
部屋はめっちゃ綺麗で、シャワーのお湯の温度も水圧も◎。
キューバのCASAはお金に余裕がある家庭を中心にやっているのか、ホテル並みに綺麗にしている所が多い。
この子はペットのコーティさん。おしゃべりで可愛いやつ。
でも狭そうでかわいそうだったな。
そして一番謎だったのが、冷蔵庫にこれでもか!!!!ってくらい卵がストックされてた事。笑
翌日開けたらまた増えてた…
なぜ…謎すぎる……
とりあえず荷物を置いてカフェテリア探し。
近所を歩いていたら、ローカルカフェテリアで賑わっている所が一件あったので入ってみた。
小さなお店だけど、メニューも割と豊富で、バーカウンターもある。
そしてメニューになんとパスタ(しかもツナ!)があったので、迷わずそれに決定!!!🐟🍝
来たのは、極太で伸びた、水分多めのパスタだったけど、久びさに食べる麺類とツナの味が美味しすぎて感動😭😭😭
たっぷり入ったチーズが意外と美味しくて、トマトソースとツナと良く混ぜるとめっちゃ美味い!!!
他の国だったら間違えなく「これがパスタかよ…」とか思ってたけど、キューバに関しては文句なし!
B級グルメとか、昔ながらの喫茶店みたいな懐かしい美味しさ。
これで2.8CUCは破格。
ちなみにツナ以外のパスタはもっと安い。
意外とぺろっと食べてしまったので、追加でチーズピザを注文して半分こ。
このピザも美味しかったー。結構大きいのに、1.2CUC。
レストランにしてはかなり安い。
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ごはんに満足したら、広場周辺を散歩。
今日は何かイベントがあったのか、老若男女ドレスアップした人がたくさんいる。
ちびっこ達も大人みたいなドレスやヒール着てメイクしちゃったりして。
シアターでショーがあったのかな。
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今日だけかもしれないけど、オルギンの人は正装してる人が多い気がする。
お金持ちなのか、大手企業とかで働く人が多いのか。
でもそれと同時にオルギンに来てまず思ったのは、物乞いがめっちゃ増えたということ。
レストランの外にもいっぱいいたけど、物乞いがそこら中をたむろしてる。
広場にもいっぱいいる。
社会主義だし、配給もあるはずだからホームレスはいないと思うんだけど、路上で寝てる人がチラホラ。
ホームレスっぽい人もいるけど、殆どの人は見た感じ、”普通に生活出来てそうな人”。
物乞いしてるときは足悪そうにしてるけど、物乞いが終わったらスタスタ歩いてたりとか。
他都市より経済格差があるというよりは、物乞いを普通にする人が多いだけなのかも。
翌日はまず、中心地の西にある丘、”La Loma de la Cruz”に行った。
階段が460段くらいあって、結構急だけど、登り切ると町が一望出来る。
運動不足でしんどそうな人もいたけど、ほとんどの観光客がヨーロッパからの50〜60代のグループで、よっぽど彼らの方が地元の若者より足腰が強かった。
丘を下ったら、まずは朝ごはん探し。
丘から町の中心部まで伸びる通りに沿って歩いて行くと、人混みの出来ているカフェテリアがあったので、そこで朝ごはんを買うことに。
みんなが何やらピンク色の飲み物を飲んでいたので、メニューから探してみると、Batido de Guayaba(グァバシェイク)なるものを発見したので、これは間違えないと思い注文。
これがめっちゃくちゃ美味くてお代わりした〜!
グァバ大好きで、後日も色んなところで見つけては飲んでました💖
今まで飲んだシェイクと違って、甘さ控えめで冷んやりしてて美味しい💖
ピザ一枚とジュース2杯飲んだらお腹いっぱいに。
これで¥50しないと思うとすごい😂✨
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今日の目的はズバリ、オルギンに来た理由でもあるタップビールを探すことにあるので、町中のバーを探し回った。
でも、探せども探せども、ない。
バーはいっぱいあるけど、どこも瓶や缶のみ。
ディスペンサーなるものがない。
さっき登った丘の上のバーはディスペンサーあったけど、ビールが入ってなかった😭
「ビールの聖地」なはずなのに、探し回ってもない。
むしろハバナやトリニダーの方が見つけやすかった😭
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悲しみに暮れて諦めかけていた時、丁度話しかけてきたキューバ人が「Trova(広場沿いのバー)ならタップ飲めるよ」と教えてくれたので入店!
タップがあると言っても、Cristal一種類のみだったけど、オルギンに来て何も飲まないよりはいい。゚(゚´Д`゚)゚。
バーの雰囲気も良く、音楽に合わせてみんなサルサ踊ってたり。
確か1パイントで1.5CUCだったから安い。
その後お昼ご飯に、近くのカフェテリアでチキンとご飯のプレート(25CUP)を立ち食い。
ローカルのカフェテリアでご飯ものを発見したのは初めて。
これがかなり美味かった。
やっぱりキューバごはんは、ローカルのカフェテリアの方が美味しい。
帰りに広場沿いにある、オルギンで一番大きなメルカド(スーパー)を偵察に。
IFが食品、2・3階が衣料品等だったんだけど、輸入物が多いのもあってか、セキュリティがしっかりしていた。
買い物終わったら入り口でレシートと商品を見せなきゃいけなかったり。
でもコカ・コーラ社の商品など、アメリカを始めとした外国資本の物資もたくさんあり、割高でもわざわざ買いに来ている人で溢れていた。
これからキューバはどんどん外国の商品であふれていって、競争社会になっていく日もそう遠くないのかもしれない。
写真は関係ないけど、街角で見かけたプリン。
後日会った旅人さんが、オルギンはプリンがめっちゃうまかったって行ってた。
これか!!!!
食べればよかったな〜〜〜〜( ‘o` )
今日も夕日が綺麗でした🌇✨
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