今日はシェラからウエウエテナンゴ、そしてそのままトドスサントス・クチュマタンまで。
6:00頃にはバスターミナル行きのバンが出ていると聞いていたので、まだ薄暗いうちに宿を出たんだけど、乗り合いバンどころか人気が全くない。
いくらもう朝だとはいえ全財産背負ってるし、人通りがなさすぎて何かあったらどうにもならない。
一応何人かに乗り合いバンが通る場所を聞いたけど、一向に来る気配がないので思い切って大通りまで出てみることに。
さすがに大通りまで出ると車がたくさん走っていて、丁度バスステーション方面のチキンバスを発見したので乗車。
助かった〜
そのままウエウエ行きのチキンバスに乗車。
出発まで時間がなかったので、バスの中でサンドイッチを買って朝ごはんにした。
ウエウエに着いたら、そのまままるごと荷物を持ってトドスサントス行きのミニバスに乗車。
トドスサントスは安宿が無いから、時間に余裕があればウエウエのセントロまで出て、荷物を置いてから行きたかったんだけど、トドスサントスまではかなりの距離があり且つバスの本数が少ないので、万が一帰ってこれなかったことを考えて荷物を持っていくことにした。
道中はやっぱり美しく、緑でいっぱい。
何より所々に点在する村が素敵だった。村の人々が洗濯など家事をしていたり、子供達が遊んでいる風景が見れて、大きな荷物さえなければ降りてしまいたかった。
トドスサントスは「秘境」みたいな扱いになってるからこそ「観光地っぽい」感じがして行くか迷っていたくらいだったけど、こういった予期していなかった景色に一番心が惹かれる。
日数さえあればどこかを拠点にまたこの村々に立ち寄りたいところだけど、今後の予定を考えると急がないといけないし、何よりいきなり外国人が来て写真を撮ろうとしたらそれこそ、トドスサントスで数年前にあった事件みたいに現地人とトラブルになり兼ねないし。
またいつか来れる時がくればいいけど。
面白かったのが、みんなカラフルで大きな水瓶を持っていたこと。
ここら辺で作っているのか、単に田舎だからみんな水を汲みに行っているのか。
どこの家の庭にもあった。
路上でも販売してるっぽい。
写真には収められなかったけど、女性が頭に水瓶乗っけて水を汲みに出かけていたり、水道があるところにみんな集まって水を汲んでいるのを見た。
結構な大きさだから、水を淹れた後どうやって頭に乗せて運ぶんだろう…
重そう…
モロッコとかにありそうな派手目デザイン。
何でこのデザインなんだろう。
出発してから一時間半ほどでウエウエテナンゴの町に到着〜
ミニバスの中でも居たけど、窓の外には早速たくさんの民族衣装を着た人たちが。
聞いていた通りの全身コーディネート。
子どもでさえキマっててかっこいいな〜。
でも来る前からそうだったんだけど、「秘境!」とか「衣装の着用率がずば抜けてる」、「必見」と言われている分、どうも観光地化してる感があったのと、来てみたら言われているほど衣装の着用率は高くなかった。
9割以上の人が着てるみたいな情報が多かったけど、今日はマーケットが開かれる日で村外から来ている人もいるのもあってか、7割くらいの着用率。
それも、全身バチっとキメている人は半分くらいで、あとは上下どちらか洋服だったり、帽子も普通のキャップだったり。
何枚か衣装を着ている人の写真だけ撮ったけど、いつもみたいに写真を撮る楽しみは感じなくて、すぐにカメラを仕舞ってしまった。
素敵な村なんだけど、あまり特別感は感じなかったから、日帰りすることに。
数年前にあった邦人旅行者の殺人事件があって以来、「写真を撮る時は許可を取ってからにしましょう」と言われていたから、ある程度の覚悟はあったんだけど、実際来てみたら全く緊張感がなく、むしろみんなフレンドリーに話しかけてくれた。
カメラを出しても「あ、また写真か〜」くらいな感じだし、「素敵な衣装でしょ?」「どこから来たの?」と話しかけてくれるくらいフランク。
日本から来たというと関心を持ってたくさん話しかけてくれるくらいなので、心配する必要はもうなさそうです。
もちろん、写真を撮る際の注意は誰に対しても必要だけど。
そしてやっぱり衣装の作りは見事。
敢えて襟と袖だけに刺繍を容れて、他をシンプルにストライプで統一するセンスの良さ。
帽子の形、色、リボンの合わせ方も綺麗。
袖にもさりげなく刺繍を容れている所が本当におしゃれ。
結局30分ほど見たところで、ウエウエテナンゴに戻ることにした。
今日のうちにウエウエテナンゴに戻った方が、明日をより有効活用出来そうだったので。
トドスサントス近郊の村で何件か見たけど、こうやってドアの上にリボンみたいな形の飾りを付けている家が何件かあった。
ピンクのリボンとかもあったから最初はただのデコレーションかと思ったけど、複数の家で見たから何かの象徴っぽい。
魔除けか何かかな?
トドスサントスの感想としては、個人的には道中の村の方が楽しかったので、もし時間がある人は途中の村に寄り道してみるのもいいかも。
トドスサントスだけ有名になっているけど、グアテマラ北部はどの村も伝統衣装があるみたいなので、マイナーな所を探して行ってみる方が面白いと思います。
もちろんその分、現地民とのコミュニケーションに気を付けないといけないけど。
夕方ウエウエテナンゴに到着し、事前に調べておいた安宿へ。
Hotel Gobernadorというところで、シングルルームで一泊35ケツァール。
WiFiサクサクで、ホットシャワー(温度/水圧◎)だし、作りは古いけど清潔。
ロケーションも完璧(パルケセントロから1ブロック)だし、翌日も別の村に行く予定だったので2泊しました。
居心地が良かったから、用事があればもうちょっと長く居てもよかったな。
こんな良い安宿情報を無償で下さるブロガーの皆さん達に感謝。
チェックインが終わって町に出てみると、トドスサントスの衣装を売っているお店を発見。
本当に見事な刺繍。
シャツやパンツの生地自体は、刺繍が少ない分薄っぺらい感じなんだけど。
やっぱり全身コーディネートしている男性を見ると興奮するけど、 こうやってお店に並んでる服だけ見ると普通。
やっぱり服は人を選ぶというか(笑)
どんな服でも着こなせる人は着こなせるんだなぁと思った。
夜は屋台でも良かったんだけど、公園の前に美味しそうな地元料理のレストランがあったので入ってみると、3階建てでバルコニー付きだった。
いつもみたいにチキン&ライスとコーヒーを注文したんだけど、頼んでもいないスープ+トルティーヤと、さらにチキン&ライスにもトルティーヤ付いてきたから戸惑ったけど、お会計したらたったの20ケツァールだった。
食べきれないくらいの量だったんだけど、やっぱり田舎は安いな〜。
明日は日帰りでネバフとチャフルの村に行ってきます🚌🗻
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