今日は飛行機でパナマシティからカルタヘナ（コロンビア）まで✈️
フライトは13:00発で、パナマシティにある３つの空港のうち、一番小さなPanama Pacificoという国際空港からだった。
ここはどうやら元アメリカ空軍基地だったみたいで、今回利用するWingo（LCC）を含むマイナーな３社の航空機だけここから発着するみたい。
調べたら一応、Albrookバスターミナルからチキンバスが出ているとあったけど、宿の人に聞いても「不確かだし、Uberなら$4くらいだからそっちの方が効率いいよ」と言われたのでUberで行くことにした。
Uber登録はしていたものの、意外とこれが初利用。
Uberデビュー。どきどき。
宿からは10kmも離れていないけど、何かあるといけないから9:30にUberの予約をした。
朝ごはん用のフルーツを食べながら待機。
パナマシティ、何も観光していなかったけど、空港まで行く際にパナマ運河を渡れたから満足。
わざわざ見に行くのは面倒だったし、実際に船が運搬されていく所が見たかったわけではないので😅
15分ほどで空港に着いてしまったので、空港のカフェで待機。
元空軍基地って聞いていたから何の建物もないのかと思ってたけど（偏見ありすぎ）、カフェがあったのでそこで休むことにした。
そしてチェックインの時間になり、カウンターに向かったら…
ここでわたし、またやらかしてしまいました。
まず、予習不足で、コロンビアも片道航空券だけでは入国出来ないということを知らなかった。
コスタリカもパナマもそうだったのに、なんでちゃんと調べなかったのか。
予期はしていたのに、「たぶん大丈夫でしょ」と調べずにいたため、カウンターでストップがかかった。
コロンビアから出国するチケットがないと搭乗出来ないと。
しかもこれだけではなく、ボーディングパスをプリントアウトしてこなかったから、印刷してこないとチェックイン出来ないとも言われる始末！
でもこれに関しては、こんなペーパーレスの2018年という時代に、なんで紙でないといけないのか。
絶対読み取れるし。
パソコンの画面はNGと言われた。
第一、内容を確認するだけで、搭乗するまでに一度もバーコードを読み取っていなかった。
紙でないといけない意味がわからない。
もちろん「ボーディングパスをプリントアウトして来てください」と書かれているからわたしが悪いんだけど、断られるのは初めて！
今までEチケットで大丈夫だったし。
なんてアナログなんだ。
そしてまさかのここでの手数料が$16！！！！！！
印刷しなかっただけで手数料$16！！！！！
LCCってこーゆーとこせこすぎる！！！！
でも当時のわたしは、チェックインカウンターが閉じるまでの残り30分の間に、コロンビアからの出国チケットを購入しないといけないという切羽詰まった状態だったので、泣く泣く$16をお支払い。
カルタヘナの宿も予約していたし、搭乗しないわけにはいかなかった。
どっちにしろコロンビアの後はパタゴニアを目指して先にチリに飛ぶ予定だったから、チリ行きのチケットを買ってしまっても良かったけど、安い買い物ではないから30分で即決は出来ないと思い、最安のリマ行きを適当に購入。
アメリカン航空やコパ航空ならダミーチケットが作れるって有名だけど、誰かのブログで「コロンビアでダミーチケットがバレた」って書いてあったからビビって本物のチケットを購入。
お値段$100…😭
最低…😭
でも時間がない分、ヘタして搭乗出来なかったら嫌だったから、泣く泣く購入した。
もう仕方ない。自分への戒めです。
そしてチェックイン時間ギリギリになんとか搭乗手続き完了。
……はぁ。心臓に悪すぎる。
ちなみに出国チケットがないとチェックインカウンターのアテンダントに行ったら、超嫌味な感じで「Woooow.」てめっちゃ言われた。
不公平だと思ったのは、メールに記載されていた注意事項の欄に、「パナマへ行かれる方は、復路の航空券が必要です」と書かれていたのに、コロンビアについては一切記述がなかったこと。
そっちもそっちで、ちゃんと注意喚起してよって思った。
そして久々のフライト。
わずか１時間足らずの飛行時間だけど、上空からの景色はなかなか面白かった。
パナマ運河を行き来する貨物船から始まり、
それによる海洋汚染…😢
この辺り特有の地形など。
カルタヘナが見えてきたら、さすがリゾート地、高級ホテルを始めとする高層ビルが立ち並んでいた。
到着予定より15分も早く着陸。
14:00前にはイミグレーションに並び始めていたのに、何百人も並んでいたから１時間以上も待たされた。
無事入国スタンプを貰ってATMでお金を降ろしたら、宿まで歩いて向かった。
本当はバスを探そうと思ったんだけど、宿の近くにバス停がなかったのと、空港から2.2kmほどしか離れていなかったので。
街を歩いていてふと気づく。
中米のように、地元民が一切挨拶をしてこない。
単純にしてこないだけでなく、目線もどこか冷たい。
リゾート地だからかな？アイスクリーム屋さんのおじちゃんが唯一挨拶をしてくれた。
でもすぐに、「チーナ！チンチョンチャン！」が始まった。
みんな笑ってる。始まった。
宿の近くでも、家の前で座って話していた女性たちが「チーノチーノ！チャンチャンチンチョン！！！」といって嘲笑う。
無視したらもう相手にしてこないと思っていたけど、食材の買い出しにまた外出した時にも全く同じことをしてきた。これは酷い。
中米はもちろん、世界中どこでもあるんだけど、コロンビアは今までで一番強い人種差別を感じる。
早速『コロンビア、差別』で調べてみたら、検索結果が出てくる出てくる。
コロンビアは特に中国人差別が酷いらしい。
ちなみに今回調べるまで知らなかったけど、つい半年前のワールドカップの韓国vs.コロンビア戦で、コロンビア選手が韓国人に対してアジア人差別とされる「指で目を釣り上げる行為」をして謝罪したらしい。
でも本人曰く「誰も傷つけるつもりでやったわけではなかったけど、もし不快に感じた人がいたら申し訳ない」らしい・・・
そう言えばメキシコの宿で会ったブラジル女子に、指で目尻を吊り上げながら”Are you Chinese?”って聞かれたのを覚えてる。
当時ネットで調べてみた時も、「本人たちは全く差別するつもりでやっているのではない」と言っている人がいたけど…本当か？
きっと差別が当たり前なんだと思う。彼らは未だに白人至上主義で、白人→混血→黒人→黄色人みたいだし。。。
でも、中国・韓国・日本人が同じと思っている人も多い中、コロンビアと言えば、日系コロンビア人の横井研二さんが有名。
無償でコロンビアのために活動している人で、ヒーロー的に有名なのもあり、日本人に対して好感を持っている人は少なくない。
だから、今までは「毎回”I’m Japanese!!!!!”って言うのは嫌だし、これも教育の影響だから仕方ないよね…」と、イライラしながらも感情を抑えていたけど、これからはちゃんと「日本人だよ！」と伝えようかな。
どんなに面倒でもこっちが変わらないと彼らも変わらないしね。
ただ単に中国人と間違われるだけならまだしも、これほど嫌悪感いっぱいな扱いを受けるのは御免だ。
さて、コロンビア人のアジア人に対する視線が辛い中、今回泊まったホステルは今までで泊まった宿のトップ５に入るこどコスパが良くて居心地がいい！
たった$7なのにこの美しさ…
プールもキッチンもテラスもリゾートホテルみたい…
しかもドミを予約したのに、宿のお母さんが「ドミは男子ばっかりだからこっちの部屋にする？」と、まさかのダブルベッドをゲット！
他２人（２段ベッド）と相部屋だけど、わたしだけダブルベッドで同じ値段だからめっちゃ得した気分。ありがたい〜〜〜
名前はCasa Santa Ritaという宿。
旧市街へは3kmと遠いけど、歩いたりバスを捕まえたりするのが面倒でなければおすすめです。
荷物を置いたら、買い出しにすぐ近くのメルカドまで。
コロンビア人からの差別にすっかり怯えて、外出するのが嫌だったからササッと。
中心街は観光地だから全くそんなことないみたいなんだけどね。
ローカルエリアに泊まるとこういった「現実」が見えていい勉強になる。
大きなスーパーマーケットまではちょっと距離があったので（普段だったら余裕であるいてたけど、コロンビア人への辟易で断念😅）小さなメルカドに行ったけど、やっぱり品揃えはあまり良くない。
生鮮食品は特にお店によって内容が違うので、複数のメルカドに寄った。
でも物価は安い！
カルタヘナはリゾートだから物価が高いと嘆く人をブログでたくさん見たけど、自炊する限りかなり安く済む。
パスタや野菜をたくさん買っても１ドルくらい。
コスタリカ＆パナマで散財してたから、節約できる環境に戻って嬉しい😭
ちなみにコロンビア滞在中、しょっちゅう食べてたPapa Frita。
お店や地方によって中身が違うけど、基本的にじゃがいもとひき肉を混ぜて揚げたもの。
大抵はゆで卵が入ってる。
だからまれに入ってない時はショック。笑
久しぶりに好きなものを作って食べて幸せ。
特に野菜と果物でお腹いっぱいになれるとか天国。
もうフライドチキンと豆ごはんはしばらくいい。
あと、揚げバナナ。笑
この日は特に何もせず、同じ宿に泊まってるロシア人のマクシモと話してた。
彼はトレッキング関係の仕事をしていて、中南米を全てヒッチハイクで旅してるツワモノ。
しかもほぼテント泊だから宿代もほぼゼロ。
今回は事情があってホステルに泊まってるらしいけど。
パタゴニアももちろんすでに行っていて、パタゴニアと言えばお金がかかることで有名だけど、一ヶ月で食費$150しかかからなかったらしい…
うらやましすぎる…
かといって常時テントは持ち運びたくないから持ってこなかったけど。
あと、何故か彼が韓国人の友達を紹介したいからってスカイプさせられた。笑
でも彼女もプロのトレッカーで、今度K２登るらしい…次元違いすぎるw
わたしもトレッキング大好き！とか行ったけど、彼女らとのレベルが違いすぎたw
ちなみに２人はベネズエラで会って、去年一緒に旅したらしい。
いいなぁ。わたしは行けるのかしら。
明日はカルタヘナで一番人気のビーチ、Playa Blancaまで遊びに行ってきます🌊🌴
本日の出費：¥25,430
- Uber (City-Airport)：$5
- コーヒー：$4
- フライト手数料：$16
- フライトBoquete-Quito：¥11,000
- 宿２泊分：COP40,000
- 食費：COP8,000
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