昨日のつづき。
パナハッチェルまで着いたら、そのままサンタクルス行きのボートへ。
事前にちゃんと調べなかったのが悪いけど、運賃はQ10でいいのにQ20取られた。
「いくら?」って聞いたわたしがバカだった〜〜
ちなみに歩き方にもQ20って書いてあった。
地元の人はQ5だけ。
外国人料金がある町って好きになれない。
今日から泊まる宿は、La Iguana Perdida。
とりあえず4泊。
アンティグアにいる友達(前まで5年間ここら辺に住んでた)の勧めで、知っている人の間ではかなり有名みたい。
一応括りとしては”Hotel”だから、最初勧められた時はって高そうでビビってたけど、一泊Q55でこの辺りだったら安い方だし、宿の写真見たら猫がいることが発覚したので即決(笑)
パナはもちろん、サンマルコスやサンペドロみたいに観光地化されてないし、目の前にアティトランがあって眺めは最高だし、毎日が静かで平和。

もちろん夕飯等はどうしてもホテルに頼らざるを得ないから高くつくんだけど、安いからってパナとかのホステルに泊まったらアティトランの良さ半減するしね。
アティトランは急いで周るようなところではなく、1日くらいは湖畔でゆっくりお散歩したり読書するのがいいと思う。
夕食は一食Q65と、宿泊費より高いんだけど、内容が素晴らしいのと素敵な出会いがいっぱいあるので、それを考えたらたまにはいいかなぁと。
普通のホステルよりも面白くて珍しい人が多いし、みんな考えが大人だから話しやすい。

部屋は何種類もあって、特にプライベートルームは写真を見るだけでも可愛らしくて羨ましいんだけど、ドミもなかなか捨てたもんじゃない。

わたしはプライベートスペースが欲しかったからロフトみたいになってる所のベットにしたんだけど、窓がなくてそのまま庭が見えるし、猫が歩いてるのが見えて平和。
もちろん朝晩は冷え込むけど。

ハンモックとかベンチとか、素敵なテラスがあってどこからでも湖が見える。
居心地が良すぎて、大抵みんな丸一日ぼーっとしてしまったりするみたい。
それもあり、というかそれが正しいと思う。

そして庭もめっちゃ広い!
庭師さんすごいなってくらい、植物の種類が多い。
夜は満天の星空と虫の声だし、朝は小鳥が歌ってるし、とにかく平和です。
本当におすすめ。

ちなみに犬派のみなさん、可愛いわんころが3匹いるのでご心配なく。
みんなに愛されてます。

夕飯は本当にアットホームで、毎日違うメンバーと好きなだけ話せるから楽しい。

今日も早速いい出会いがあった。
本当にここに来れて良かった〜😊💖

翌日はボートに乗ってアティトラン湖畔の村を散策開始。
お金降ろしたり朝ごはん食べなきゃいけなかったから、とりあえずパナハッチェルまで行ってそこからルートを考えることにしたんだけど…
なんとパナハッチェルに着いてボートから降りる時、急に船を動かされてボートのエッジから船底に転倒…( ; ; )
痛すぎてうずくまってたけど、誰も気づいてくれなかった😭
左太ももを階段に強打。
見事に腫れ上がった。
なんかグァテマラ来てから何回も転んでる…
この間もセムクチャンペイの宿で雨に濡れたツルッツルのタイルで転倒して手切ったし。
昨日も宿で足場悪くなってるところで転んだ。
余りに痛かったのと誰にも慰めてもらえない寂しさで泣きべそかきながら(っていうか泣いてた)パナハッチェルの町を歩く。
痛すぎてまともに歩けない。
坂道と階段は上りも下りもしんどい。
とりあえずお金降ろして、今日はカフェでゆっくりする作戦にしたけど、行きたかったCafe Cross Roadsがまさかの定休日〜〜
とりあえず朝ごはん食べて考える。

もうお昼近いし、足のことを考えると行けて一箇所かな…と思ってとりあえずサンティアゴに行ってみることにした。
でも乗り場がいつものフェリーポートと違って、また引きかえさなきゃ行けなかったり(短距離でも足が痛すぎて辛い)フェリーポート行ったはいいけど船が1時間待ちだったりして、結局またいつものポートに戻ることになった…
またショボーンてなる( ´・ω・` )
考えた結果、一旦サンマルコスに行って、そこから周辺の村にお散歩に行くことにした。
地元の友人曰く、サンマルコスは既にヒッピー文化が根付いてて観光地化してるらしいので、素通りして隣村のサンパブロまで。

そしてサンマルコスも、ヒッピーと周辺村から来た外国人でうじゃうじゃ。
いわゆるおしゃれカフェやヨガ教室、ベジタリアンレストランなんかがたくさん並んでる感じ。

隣のサンパブロまでは3km。
もちろんほぼ坂道なので足が死亡。
トゥクトゥク使ってもたかが5ケツァールなんだけど、リハビリです。

足は痛かったけど、やっぱり湖畔沿いのお散歩は最高。
今日もいいお天気で、火山がいつもと違った形で見てて面白い。
坂道を登り切ったら、サンパブロの町に到着。
足が痛くてとても見て回ることは出来なかったんだけど、100%ローカルで平和だった。
観光地から離れたい人にはいいかも。

ちょっとお散歩したら、丁度サンフアン行きのトゥクトゥクが通りかかったので、一緒に乗せてもらうことに。
いつもなら平気な悪路も、凸凹がある度に足がズキズキ痛んでしんどかった。
普通に歩けるって素晴らしいな…

サンフアンの町も、こんな感じで平和。

人気がなさすぎて、どこを見ればいいのかわからなかったけど、クラフトショップとかが集まっている通りを発見したので、一件一件見て回ることに。

服飾はもちろん、アートギャラリーもちょこちょこ。
全部フェアトレード系の団体の下で管理&保証されてるみたい。

お店の中を覗くと機織りをしている女性が何人がいたので、写真を撮らせてもらいました。
もちろん後から商売の話になるんだけどね。買う気がないからちょっと申し訳ない。

サンフアンの刺繍も独特で、色んな柄が所狭しとみっちり縫い込まれている。
この柄が一番好きだったな。
ケツァールがかわいい。
本当に華やか。

あと、三角形の柄は何か聞いたら火山らしいです。
火山が入るのはこの地域特有ですな。
かわいい。
下の恐竜みたいなのは鳥らしいけど…
恐竜にしか見えない…

フェアトレード系の団体は何種類かあって、それぞれに札が付けられてます。
こういった団体が作る地元の広報にも、こういった働き先を設けることでどれだけの人が助かっているかなどのインタビューが載ってました。
職場があるだけでなく、安定したお給料が入るのは家族を支えるのにとても大切なことだよね。

生地の染料も全部自然由来。
草花だけでなく、スパイスや木の幹まで使ってしまうから驚き。
どうやったら木の幹から紫色が取れると思いつくんだろう。
コットンを含めて全部オーガニックだし、綿から糸を紡ぐところから全部やってる。
工場で大量生産されるものとは全然質が違う。

ある程度見たところで帰ろうと思ったんだけど、帰り道に”Asociacion de Mujeres en Colores Boranico”という別の団体の工房の看板が有ったので覗きに行く事にした。
メインストリートからちょっと外れたところにあって、路地を通って敷地内に入ると職場の人たちが「どうぞ〜」と笑顔で迎えてくれた。
何やら作業中だったので見てみると、コーヒーのパルピングをしているところだった。
しかも石で。

コーヒーの実の外皮を捨てずにそのまま染料に使うらしい。
もちろん中身は焙煎して飲むから無駄がない。
それから服飾の工房がある建物内へ。
こちらは先ほど見た土産物屋よりもさらに豊富な色彩の糸があった。
もちろん全部植物由来。

建物内には一応、募金式の小さな博物館もあったけど、基本は無料でした。
特に商売っ気もなかったし、気楽に見れた。
そのままサンタクルス行きのボートに乗るため、歩いてサンペドロまで。

サンペドロに関しては、ここはもう完全に船の乗り換え利用のみでしかくる事ないと確信した。
クラブと欧米カフェまみれ。
クラブミュージック。
なんちゃってヒッピーで溢れていた。
地元民がそれを受け入れていてかつ、彼らの生活が潤っていればいいんだけど。
昨日もバッパーの子と話してたけど、グァテマラはかなりの貧困国。
観光客からしたらみんな幸せそうに暮らしているけど、みんなほぼ収入がない貧困層。
わたしはただの通りすがりの観光客だから何も言えないけど。
何が双方にとってベストなのか。観光客と、地元民。
でも後日、サンペドロのスペイン語学校に通っていたという人に話を聞いたら、バーなどがあるのはメインストリートだけで、一歩奥に入ったら何もないど田舎でいい町だったって聞いた。
まぁそれは他の村に関しても一緒だと思うから、サンペドロに戻ってじっくり見たいかと言われるとそうではないんだけどね。
話は戻って、
船着場に行くと終電ならぬ終船?が出発する直前で助かった!
サンペドロ発パナ行きは17:30が最後でした。

流石サンペドロ発はヒッピーの中のヒッピー(?)だらけで、いきなりボイスパーカッションセッションが始まったりみんな参加したり一人で歌ってたり。
楽しそうで何より。
宿のごはんを頼むのを忘れたので、近くのレストランで夕食。
こっちの方が安いしね。

常に熱い視線を感じながら。
骨あげたらボリボリ食べてくれました。

明日はちょっとでも足が回復してくれてるといいなあ。
合計:Q187.5 (¥2,771)
- 食費:Q76
- Santa Cruz-Pana:Q10
- Pana-San Marcos:Q25
- San Pablo-San Juan (トゥクトゥク):Q5
- San Pedro-Santa Cruz:Q25
- ATM手数料:Q41.5
- チップ:Q10


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