今日は七夕🎋🌠
そして満月でもある今日は、ホイアン(Hoi An)で月に一回行われるLantern Festivalの開催日でもあります。
夜行バスに揺られること7時間半、早朝4時にダナン(Danang)到着。
7時間くらいとは知っていたけど、まさか本当に4時に着くとは😅
というか4:00に着くなら、何も20:30に出発することないのに。
乗客みんな颯爽と降りていくけど、まだホイアン行きのバス出てないし、数人まだ寝てる人がいたから、一時間くらいバスの中でゴロゴロ。
降車を強制しない所がまだ良心的。
ホイアン行きのローカルバスの始発が5:30と聞いていたので、5:00くらいにバスを降りて人にどのバスか尋ねる。

ありました、色んな人のブログで見た写真と同じ、黄色いローカルバス。
みんな大抵ダナンの街中で乗るんだけど、わたしは始発の長距離バスターミナルから。
出発まで時間があるとは言っても、わたしと同様に早朝に到着して待っている人もいたので、既に満席でした。
観光客と現地民が半々くらいで、観光客のスーツケースと現地民の巨大な荷物(2メートル近くある、袋に包まれたフランスパンとか、サトウキビの束とか)で埋まってた。
乗務員さんが何とか、他の席の足元のスペースに座らせてくれたから助かった〜。
*
で、本題。
このダナン〜ホイアン間のローカルバスと言えば、”外国人料金を請求されてボラれる” “悪名高いバス”という事で有名(どのブログにもそう書いてある)。
本来の料金は20,000ドンだけど、外国人は30,000〜50,000ドン請求されることが多いらしい。
特に大きな荷物を持ってる場合は、それを理由に追加料金がかかる可能性が高いとか。
わたしはバックパックもあったので、ボラれるのは嫌だけど、荷物の追加料金に関しては払っても良いと思った。
でも運が良かったのか、追加料金どころか外国人料金も請求されなかったんです。
普通に2万ドン渡して終わりだったし、わたしの前に払っていたフランス人カップルも10万ドン札渡して6万ドンのおつり貰ってた。
あるブログで、
みんなボラれるのが嫌だからって、口論した挙句に無視してお金を払わずに逃げる人いるけど、お金持ちでない地元民も乗れるローカルのバスに外国人が図々しく乗った上に、たかが数十円のために乗務員の言う事を聞かないとかありえない。
外国人利用客が増えたせいで満席で乗れない人だって出てきてるはず。
乗務員は言われた通りの仕事をしているだけだし、看板にたとえ『料金18,000ドン』と書いてあっても、料金の改定があっておかしくない。
日本だったら料金の改定があったらすぐ表示も変えるけど、そうはいかない国だってある。
という事を言っている方も。
ごもっともだし、5万ドンは明らかにぼったくりの可能性が高いけど、3万ドンって言われても普通に払う気でいた。
でも上記のような結果だったので、2017年7月現在、まだ料金は2万ドンのままです。
ちょっと前は18,000ドンだったみたいだけど、現地の人も2万ドン払っていたので。
『外国人料金』は全体の決まりではなさそうなので、もし5万とか請求された時は「行きは2万ドンしか払っていない」と言えばいいかもしれません。
でも3万くらいだったら払ってあげた方がいいかも。
彼らも多分言われてやってるから、未払いで逃げられるのは困ると思うので。
*
バスに乗ること1時間ちょっと(最初30分は時速15-20kmで街中をぐるぐるしてました💧)、7時手前にホイアン到着。
ホステルに行くには早すぎるので、ターミナル前の食堂で朝ごはんのフォー❤️

8時くらいまでゆっくりしてから、宿に向かって出発。
でも道中に美味しそうなバインミーのお店が!

ラオスで仲良くなったベトナム人のハナちゃんに「ホイアン行くならバインミー食べて!」と言われてたので早速トライ。
本当は『世界一のバインミー』で有名なお店のことだったんだけど、待てなかったのでフライングw
昨晩何も食べてなかったから、フォーだけでお腹いっぱいになれなかったのごめんw
何気にベトナムのバインミーは初。
人生でも2回目くらいかも。
なんせご飯はお米orライスヌードル派なんで、どんなに連続でライスヌードル食べてても飽きないし、わざわざパンを食べようという気にならなくてw
でもさすが本場、めっちゃうまい。
完全なめてた、ベトナムのフランスパン。
もうねー、サックサク。
そして中の具材もホッカホカ。
トマト、きゅうり、豚肉(角煮みたいに煮込んだやつ)、スパイシーな牛ミンチ、チリペースト、レタス。
日本の普通のパン屋さんのバゲットをイメージしてたから、そんな食べる気しなかったけど、いざ本場のを食べたら美味しさがわかった。
ごはん派でも感動します、バインミー😂笑
笑顔が素敵でフレンドリーなお店のお姉さんに別れを告げて、再び宿までテクテク。
*
宿の近くまで行くと「おはようございまーす」っておじさんに声を掛けられたんだけど、どうやらこの人がオーナーで、わたしが直前に宿の予約入れたもんだから、心配して外に出てたらしい。
本当にいい人で、快くアーリーチェックインさせて貰えました。
ありがたいー!
今回泊まったのはRoyal Homestayという宿。
ドミで一泊$5。
写真撮り忘れたけど、全部シングルベッドでとっても清潔で寝心地の良かった!
*
寝不足でかなり疲れてたから、まずシャワー浴びてお昼寝。
ベッドって素晴らしい。゚(゚^ω^゚)゚。
3時間くらいお昼寝して、宿の自転車(無料)を借りて街を散策。
まずはホイアン名物を片っ端から食べていこうってことで(笑)、定評のあるVi Cafe(外国人に人気なんだけどほぼローカル料金で、メニューが豊富でどれも美味しい)に。
カオラウ(Cao Lau、日本でいうぶっかけうどんみたいな)とWhite Rose(もちもちのライスペーパーにエビが包まれたものに、揚げニンニクを振りかけたものをヌクマム(魚醤)やスイートチリソースに付けて食べる)をオーダー。
ちなみにWhite Roseはどの店も小ぶりな割に値段が高め。

皮がもちもちしてて、ニンニクの香ばしさとカリカリの食感がアクセント。
出汁につけて食べるスタイルで、日本料理みたいにあっさりシンプルなお味。
おつまみにもいいかも♩

カオラウは普通の米麺と違って少しコシがあり、うどんに近い食感。
かといって、うどんほどもちもちした弾力はないので、個人的には微妙な味でした。
讃岐派のあなたにはビミョーかもw
でもあっさりとしていてシンプルだから、日本人の口には合ってます◎
*
その後は日が暮れるまで、旧市街地で暇つぶし。
で、何と旧市街、入場料が掛かることが発覚!
聞いてなーーーい!
しかも一人12万ドン($5)!
高っ!
近年になっていきなり入場料取り始めたらしい。
旧市街に入ろうとしたら「チケット!あと自転車はダメだからそこに駐輪して!」って言われた。
そんなん聞いてなかったし、今まで良かったホイアンの印象が一気に悪くなった。
入場券の存在を知らない人がほとんどで、納得行かずに引き返す観光客も。
*
チケットは5枚綴りになっていて、一枚あたり有効期限24時間みたいなんだけど、買った時にスタッフに有効期限聞いたら「滞在中ずっと!」って言われた。
テキトーです。
で、後で調べたらこの入場券制度、きっちりとは徹底されておらず、そこら中に入場料払わずに入れる道があるみたい。
これだけ観光客いるのに全員チェック出来るわけないし、自転車に乗ってる人も多かったからおかしいと思ったんだよね。
観光客が多い夜とか全くチェックしてないし、他のチケット売り場もスルーされた。
この入場券は主に、旧市街内の旧家や博物館の入場料が含まれているみたいで、全く観光しなかったわたしにとってはただの無駄金。
$5ですよ。¥600。
たかが旧市街だけで。
調べてみたらこの事が問題で、観光客のみならず地元民からも猛反発を食らってるみたいです。
ベトナム人も8万ドン払わないといけないし、旧市街内で働いている人は毎回ID見せなきゃいけないとか。
この制度を開始した年だけでも三億円以上の収入があったみたいで、これからちゃんと取り締まるようになればもっと観光収入が見込めるとか。
儲けてるね〜〜〜。(真顔)
しかし$5は本当にぼったくりでしょう。
旧市街なんてほんの一部のエリアなのに。
日本でも入場料¥600って言われたら払わないのに。がっかり。

旧市街内はクリーム色の建物で統一されていて、なかなかの趣。
ほとんどお土産(提灯やサンダル、服など)やカフェになっていました。
日本人観光客・ツアーもたくさんいて、常に日本語が聞こえる。
週末だし、ランタン祭りあるから短期旅行で来ている人が多いんだろうな。
川沿いはボートの客引きとランタン売りがたくさん。
どのボートもライフジャケットが積んであるんだけど、オールで水を掻くというより地面を押して進んでいたから、水深50cmくらいとみた。
どうやっても溺れないけどw

夕方にもなると観光客で溢れかえって夏祭り状態。
めっちゃ混むからあまり風情がないって聞いてたけど、これはこれで花火大会みたいな雰囲気があっていい。
お祭りの人混みは楽しい空気があって嫌いじゃない。

そしていよいよ日が沈み辺りが暗くなり始めると、ランタンショップの提灯が一気に暗闇に映えるように。
めっちゃ綺麗〜✨


でもさすがお祭りの日、人が居すぎてなかなか写真が撮れません。
一人去ってはまた一人、みんなセルフィーに必死です。
特に早い時間帯は、毎晩たくさんのカップルが結婚記念の撮影でそれぞれのランタンショップの前を占領します。
各カップルに、カメラマン数名・照明・スタッフが付いていて、さすがに結婚式の邪魔は出来ないので、彼らが終わるまで観光客は見守るしかない。
現地民とは言え、特に新郎の皆さんは長袖のシャツで汗だく。
早く終わらせたそうでしたw
ランタンの写真ばっかり撮ってて、肝心の灯籠流しを放置しすぎていたのでちょっと覗きに行くことに。

ランタンフェスの時は街の明かりを極力消すって書いてあったけど、川沿いはレストランだらけだから結構明るかったかな。
もう少し暗かったらもっと情緒あるんだろうけど。

あと、せっかく月に一度だからって間に合わせて来たのに、翌日また来たら普通に灯篭売って流してた。
ウォおおおおいい!!笑
当日ほどの数の灯篭はなかったけど、ほぼ変わらず!
『満月の日の祭り』って事にプライドはないんかーい!✋
お金のにおいしかしないわ!w
ちゃんとしたこだわりがあるなら感心出来たけど、やりたい放題で残念。
なので普通にランタンショップ撮り続けてました。
ランタンショップは祭りに関係なく毎日明かりを燈してるって聞いて、お祭りにわざわざ間に合わせる必要なかったなって。
皆さんもランタンショップ目当てなら特にお祭りにこだわらなくていいかと思います。


9時過ぎになると少しずつお店が閉じ始め、遠くで雷雲が光っていたので帰ることに。

帰り道、川沿いにたくさん屋台が並んでました。
川沿いでご飯もいいな〜⭐️
今日は夏祭りみたいな賑わいで楽しかった♩
明日はビーチに行ってのんびりしたいと思います🐚🌴✨
合計:393,000D (¥1,970)
- 朝食:30,000D
- バインミー:15,000D
- 昼食:65,000D
- マンゴージュース:20,000D
- アイスコーヒー:15,000D
- 夕食:108,000D
- ビール:20,000D
- 入場料:120,000D

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