朝デリーからマナリに着いたわたしは、バスステーションのあるNew Manaliから宿のあるOld Manaliまで移動。

泊まったのはPrince Guest Houseというところ。Rs.300。
なかなか綺麗で、ちゃんとホットシャワー使えました。
ドミに泊まったけど、ダブルルームと同じ造りで、わたししかいなかったのでほぼシングルルーム状態。
宿もたくさんあって、2017年9月現在の相場はRs.300くらいから〜。

マナリには長くて1泊で十分と思っていたんだけど、レー行きのシャトルは毎日出ているわけではない(曜日や、最低人数集まらないと出さない)ので、無駄にもう2泊する羽目になった。
なので、スケジュールに縛りがある人は、マナリに行く前に曜日もチェックしておきましょう!
(デリーからレーまでフライトもあるので、こちらの方が時間も大分節約出来るのでおすすめ)。
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シャトルの手配を終えてからは特にすることがなく、レストランとかカフェでまったりしてました。
ちなみにこれが、マナリクオリティのパッタイ。

冷たくてチリトマト味でそもそも米麺じゃなかったから、こんにゃくサラダみたいな感じ😂
あと、一足お先に?
チベタン料理のトゥクパを。
もうとりあえず、スリランカから2ヶ月続いたカレー生活の脱出祝いです🍾w
お店によって結構クオリティ違うけど、スープヌードルは裏切らない。
中国の食文化の影響は偉大。ありがとう中国。

レー行きのシャトルは大抵早朝発で、私は5:00出発のバスチケットを購入。
いくらマナリとは言えど、野良犬多いし、深夜に人っ子一人いない町をあるくのは怖かった…
ピックアップ先のホテルの前で犬に怯えながら待っていたら、シャトルは遅れていたものの別の乗客のおじさんも来てほっとした。
シャトルがようやく到着したら、他の乗客をピックして、まだ暗いうちに出発!

そしてだんだん明るくなってきたー!
雲がきれい。
さすが標高高い(ここで2,000mくらい)こともあって、空が近い。

朝日が登り切ると、見えていなかった山々が見えてきて絶景が!
ここから道中ずっと絶景が続きます。
映画の世界だ。

途中、噂通りの転倒しているトラックが。
リアルすぎ…
悪路しかないヒマラヤ山脈周辺地域は、交通事故が日常茶飯事。
事故なかったらかなりラッキーくらいの、スリリングなドライブ。
でもどちらかと言うと、こんな崖っぷちの悪路の山道を大型トラックやバスで乗りこなす運ちゃんたちには脱帽です。
本当にすごいです、彼らのテクニック。
普通に崖から20cmくらいのところを走っていく。
窓から見下ろすと、スレスレ過ぎて基本道路見えません。
崖の下しか見えないwwww
あとねー、運転手と乗務員の阿吽の呼吸ね。
本当にスレッスレだと、乗務員がバス降りて「イケるかイケないか」運転手に伝えながら誘導していく。
ヒマラヤとかアンデスみたいな、断崖絶壁地帯のバスやトラック運転手のテクニックは、もはや名人芸。

ちなみに運悪いとこうなります。
危険なだけでなく、路面が悪いから常にガッタガタで、お尻が終始悲鳴なんだけど(笑)
でも景色だけは最高。
もう言葉じゃ伝わらないので、とりあえず写真で!

ザ・ロードトリップって感じですね。
たまにツーリングしてるバイク乗りたちとすれ違ったり。
こんな場所でツーリングとか絶対最高✧ \( °∀° )/ ✧

合計何時間かかったかは覚えてないんですが(データ消えちゃいました( ;∀;))、道中常に絶景なので、常に観光できてる気分。

途中ちょこちょこご飯休憩あります。
こんな山岳地帯に、ポツンとある小さな食堂で。
大抵の場所はトゥクパなどのチベタン料理や、カップ麺を売ってます。

あと、長期旅行者のみんなは常備しているアイテムだけど、ウェットティッシュ&トイレットペーパーのストックを、再度ご確認下さい。
トイレは基本水洗じゃない、もしくはバケツで流すスタイル。
トイレットペーパーも使わないところが多いので、どちらも必須アイテムです。
潔癖な人にはちょっときついかなー。
汚いのが無理って人は、飛行機で一気にレーまで飛びましょう。


風の谷のナウシカに出てきそうだよね。
実際ナウシカのモデルになった地は、パキスタンのフンザって言われてるけど、同じヒマラヤだから雰囲気似てる🤩

途中標高5,0000mを超えるところがあるんだけど、ここら辺を走っている時に眠気が来て寝落ちした時、途中で酸素のなさに体がびっくりして起きた(笑)
気づいたら呼吸がし辛くなっていて、とりあえず高山病にならないよう、ゆっくり深呼吸したり水飲んだりした。
人生で5,000m級に来たのはこの時が最初で、「酸素がない」って初めて実感した。

山登っててなんとなく「酸素薄くなってきたかな〜」って思うことはあっても、じっとしている中でいきなり呼吸するのがしんどくなるのは初めて。
四川省で4,500mくらいの山は登ったけど、大丈夫だったもんな。
酸素ってありがたい。

所々、こんな標高5,000m級の峠を越えていくので、高山病注意!
高山に慣れてる人以外は、バスに乗る前にダイアモックス(高山病の薬)飲んでおいた方がいいです。
高山病対策として、お水も定期的にしっかり補給しておいた方がいいけど、お察しの通りトイレは少ないので、特に女性の皆さんは大自然でも用を足せるように準備しましょう。笑

ちなみにレーまであと10kmくらいのところでまさかのエンスト。
長時間移動のゴール目前だったから「えーーー」って思ったけど、ふと空を見上げたら、満点の星空が。
バスの代車がピックアップに来るまで、星を眺めながら待機した。
空気が澄んでいて、周り何もなくて標高が高いから、本当に綺麗な星空だった。
過去見てきた満点の星空トップ3に入るかもしれない。
見れてよかった。
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ちなみにレーで泊まったのはGakhil Guest Houseというところ。
一泊Rs.300で清潔。
でもOld LehにもRs.300の宿は何箇所かあるし、この宿はバスステーションに近いだけで中心地からは離れているので特にお勧めではないかな。
レーのゲストハウス 、この後も何箇所か使ったけど、どこも清潔でオーナーさん達もみんな優しいので、ハズレは少ないかと!
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にしても長い移動だった〜〜〜。お尻が痛い。
明日はレーの町をぶらぶらしながら、制限地域の入場許可証を申請しに行きます。
今日はここまで!
初日(バス移動のみ)
- 食費:Rs.220 (¥380)
2日目:Rs.2,830 (¥4,930)
- 食費:Rs.430
- 宿代:Rs.300
- マナリ〜レー:Rs.2,100
3日目:Rs.760
- 食費:Rs.460
- 宿代:Rs.300

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