今日はマドゥライからバンガローまでバス移動。
北部ラダックまでの、長〜い道のり。
前日に高熱でダウンしていたのもあって、日記が書けていなかったんだけど、朝9:00発、夜20:00着のバスだった気がする。
この日にはだいぶ熱も下がって、何とか普通に歩けるようになってよかった。
クレジットのスキミングに遭ったり、長時間の移動続きで疲れてたのかなと思ったけど、やっぱりデング熱だったのかなあ。
よくわからないけど、デング熱が一番流行っているスリランカに1ヶ月いて、デング熱の潜伏期間が2週間であることと、症状を見るとどうもそれっぽい。
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夜20時頃、バンガロール到着。
到着したと言っても、安いバスチケットだったので、降ろされたのは市街地ではなくMadivala Masjidというエリア。
中心地から10kmも離れてる。
もう夜だし、一刻も早く宿を探したかったので、トゥクトゥクドライバーに値段を聞いたけど、たったの10kmなのにRs.400という篦棒な値段を言われたので、ローカルバスを探すことにした。
地図を見て、バスが通りそうな分岐に出て聞いて回る。
こんな大都会だから、夜でも中心地行きのバスは頻繁に出ていると見た。
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そうしたら結構とあっさりバスが捕まって、運賃はたったのRs.20 (¥30)。
これだから、滅多にトゥクトゥクには乗らない。
バスの方が確実だし安いし値段交渉のストレスないし。
なんかインドでも普通に市バスにヒョイっと乗って、問題無くスムーズに旅出来る様になってしまった自分、成長したけど面白みには欠けるな。笑
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インドといえば、トゥクトゥクドライバーとか嘘つき達にぼったくられてるわけで。
あんまり旅人っぽいことしてないw
トゥクトゥクと値段交渉バトルとか。
公共交通機関の方が安いし、交渉する時間も勿体無いから私はしないんだけど。
でも、この値段交渉を醍醐味にしているバックパッカーが多いのはわかる。
たった¥10のためにバトッちゃうやつ。日本じゃ大したお金じゃなくても。
アツくなるのわかります。もはやエンターテイメントだもんね。笑
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現代はもうバスも電車も今や自分でオンラインで予約出来ちゃうから、代理店にお願いもしないし。
インドでさえも!
チケットゲットまでの道のりが地獄のようなインドでさえも!
「やっとチケット手に入れた〜✨(ホッ)」みたいな。
便利になりすぎても、スリルとドキドキが無くなって面白くないよね。
宿はまだ決めていなかったけど、明日デリー行きのフライトに乗るのに、空港行きのシャトルが見つけやすそうな、Kempegoudaバスターミナル横の安宿街に泊まることにした。
安宿街と言っても、基本的にバンガローは安宿がない。
安くてもRs.500とか。
バックパッカー泣かせです。
ただでさえ安宿少ないのに、回ったうちの何件かは
「外国人だめなんだ〜」「女子禁制なんだ〜」
と申し訳なさそうに断られた。
インド社会の現状が見事に現れてますな…
そしてようやく受け入れてもらえた安宿がここ(上記地図写真でピンしてあるところ)。
Rs.500したけど、他はRs.700~800もザラにあって、安い方なんだなぁと思った。
なかなかの清潔感で、エレベーター付き。
ローカル感たっぷりと言えど、ちゃんとしたホテル。
シャワールームも綺麗だったし、 テレビ付き。
しかも海外映画見れた。
Indipendence Day!
ボリウッドじゃない!
感動!笑
長時間移動でへっとへとだったのと、渋滞を考慮して朝一のシャトルで空港に向かうことにしたので、睡眠時間を優先してチェックインした瞬間に就寝…
ちょっとでも体を休ませないと、また体調崩してぶっ倒れるかもしれないので。
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そして朝7:00にはエアポートシャトルに乗車。
エアポートシャトルはバスステーションの中ではなく、バスステーション横の大通りに乗り場があります。
地図アプリ「maps.me」にも載ってる。
渋滞があると2〜3時間かかることもあるって聞いてたから心配してたけど、40分ほどであっさり到着。
余裕を持ってチェックイン出来てよかったです。
そして5年ぶりのデリー空港。
「空港の外にはきっとたくさんの嘘つきタクシードライバーが居て、めっちゃ声かけてくるだろうな〜。どうやって返そうかなw」
とめっちゃわくわくしてたのに、いざゲートを出てみると
しーーーーーーーん
あれ、誰もいない…
国内線だからか、もうメトロが完全に定着してしまったからか
「ノーノー!メトロは今日壊れてて使えないよ!」
の嘘つきおじちゃんたちの姿もなかった。
あれがデリー空港の醍醐味だったのにな。
なんか寂しい。
インドが平和になっていく…。笑
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そして宿にチェックインしたんだけど、これが失敗。
安宿がいいからってバザール内の宿にしたら、とても嫌な目にあった。
Ever Green Guest Houseという所で、Booking.comの評価も結構悪かったんだけど、他に安宿なかったし、有っても辺鄙な場所にあったから、レビューをちゃんと読まずに予約してしまったのが大間違え。
後からレビュー読んでわかったけど、ここのオーナーの「ママ」とその息子が、お言葉ですけど、かなり性格悪い。。
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宿にチェックインした瞬間から商売が始まる。
まずこの先のプランを聞いてきて、どこからともなく旅行会社の連中がやってくる。
翌朝にもこっそり部屋を出ようとしたのに、部屋の前の共有スペースに、別の(宿泊客に扮した)男が居て、フレンドリーに声かけてくる。
「チャイ奢らせて!」
からの
「政府公認のツアーデスクあるよ。タダだから見るだけ見てみたら?」
と言ってくる。
「わたしツアー絶対組まないから、本当に必要ない」
と言っても強引に連れて行かれる。
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無理矢理デスクに座らされ、今後のプランを聞かれ、勝手に交通手段の手配をしようとする。
どう断っても
「私たち政府公認なのに、騙そうとしてるとでも思ってるの?」
と鼻で笑われたり、
「疑ってるなら、日本人の知り合いいるから話して見なさい」
と、勝手にその日本人に電話かけ始めたり。
もう時間の無駄過ぎて、口論の途中で逃げるようにしてオフィスを出た。
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嫌な気分でオフィスから出てきたわたしを見ていた道端の男性が、何があったのかを察したのか声を掛けてきてくれた。
「あそこは政府公認とは言っても、資格はどのオフィスでも取得出来るくらい緩いもの。
だからあーやって金だけ欲しいやつらしかいないんだ。
すぐそこに、デリーの政府運営のインフォメーションがあるから報告しに行ってみる?
もしかしたら彼らがあいつらの資格を剥奪出来るかも」
と教えてくれた。
彼の言っていることは本当みたいだったので、一緒にツーリストインフォに言って報告。
今回は厳重注意のみだけど、次あった時は資格取消しにするそう。
これ以上わたしみたいな思いする人が増えて欲しくない。
私も言ってちょっとスッキリした。お兄さんありがとう。
宿もそうだし、こんなトラブルもあったから、本来はデリー観光しようと思ってたけどとてもそんな気分にはなれなくて。
街外れのレストランやカフェに避難してました。
デリー美味しいレストランはたくさんあるんだよね。
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わたしはそこそこ旅慣れしているからいいけど、初インドがデリーの人は特にあっさり騙されるだろうな。
後々会った色んなバックパッカーの人と、知り合いがどんな手口で騙されたとか、どれだけ日本人が騙されやすいかみたいな話もしてた。
中には「一泊Rs.20,000のホテルに連れて行かれた」という人もいるみたい。
「そんな事ある?!冷静に考えたらわかるじゃん!」って思ったりするけど、みんな右も左もわかんない状態で来て、どうしていいか不安だから、冷静を保てず騙されちゃうんだよね。
特にインドって、危険は多い割りに「バックパッカーの聖地」として憧れて、インドで旅人デビューする人も少なくない。
そうゆう初心者マーク付きの観光客のところに、詐欺師は目をつけて集ってくるからね。
みんな気をつけようね。
結局デリーでは特に観光せず。
本当は5年前のデリーもいい思い出がなかったから、「今回はデリーの良いところを探そう!」って来たんだけど。
やっぱりこの町合わないわ、私。
もう暫くは来なくて良いかな。笑
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なので地味に必要な物調達したり、ダイアモックス(高山病の薬)買ったりしてました。
ちなみにさすがインド製のダイアモックス、15錠でRs.52 (¥90)という破格。
安すぎる…
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デリーからレーまでは、結局バスとシャトルを乗り継いで行くことにした。
とりあえずデリーからマナリ(ラダック地方へのゲートとなる町)はバスで。
Kashmiri Gate 駅近くのISBT(バスターミナル)からバスは出ているので、Kashmiri Gateまでメトロで向かいます。
バスは夕方16:00頃から一時間おきくらいに何本か出ていたので、18:00初のバスチケットを購入。
Rs.690。なかなかのお値段。
途中夕飯休憩などを挟んで、翌朝にはマナリに着く予定。
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ちなみに最初は寝転がれたけど、隣町あたりから満席になって寝れなかった。
座席は普通のローカルバス同様、3人乗りベンチタイプのなかなか硬い席。
必死に寝ようとしたけど無理だった😂
みんなどうやって寝てるんだろうか…
続きはまた明日!
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