今日は仲良くなったフランス人のルクと一緒に、日帰りでエッラ(Ella)までトレッキング に。
バスステーションまで歩いて行こうとしたら(宿から徒歩30分くらい)、途中で通りかかったトゥクトゥクドライバーが、快く無料で麓まで乗せて行ってくれるとのこと!
なんて優しいんだ〜〜〜〜〜🛺
おやつを買って、バスに乗車。
ハプタレーからエッラに行くには、ルート99のバスに乗るのが一般的。
乗り換えが必要で、一旦バンダラウェラ(Bandarawela)か、ジャンクションまで行き、そこからエッラ行きに乗ればOK(2017年8月現在、片道Rs.70くらい。)
ちなみにジャンクションで乗り換えたバスがめっちゃピンクで派手だったw
ファンクw
しかも乗ってるのおじさんばっかりでシュールw
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エッラに着いて、地図でトレイルの入り口を確認。
地図では入り口は2箇所ほどあったので、近そうな方を選択。
これが間違えだった!
メインの入り口(ガイドブック等に載っている)のは西の方で、線路と橋を渡っていくんだけど、そっちの方が入り口の標高が高く登らずに済む。
そんなことを考えていなかったわたしは
「もうちょっと先で降りた方が入り口近いよ」
と言って、その間にバスはどんどん高度を下げていく。
山に登るのに標高下げてどうするんだって話😂
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最初の階段が特にキツくて、ガイドブックが勧めない理由も明白。
急勾配の階段を一気に登る。
アダムスピークの疲れがまだ残ってて、もう暫く階段は登りたくなかったのに(泣)
ちなみにメジャーなルートは、反対側から登って、町中に降りてくるルート。
最初は「失敗したね…」って言って登っていた2人だけど、階段が終われば絶景が広がる素敵なトレイルで、何より人が全然いなかった。
観光客の人混みに飽き飽きな2人は「こっちの方がいいじゃん!」って言って楽しんでたw
「(世界トップのサバイバリストの)マイクホーンごっこ出来るねw」
って話してたくらい、途中草まみれのところもあってなかなかワイルド。
これはこれで楽しかったです😂
1時間も歩くと、反対側のトレイルとの合流地点に。
物凄い数の観光客が登ってきてた( ‘-‘ )
それから最後の上り坂を30分ほど登ったら、頂上到着!
反対側のルートだと、2時間半前後かかるって書いてあったけど、1時間半しかかかりませんでした。
エッラロックからの眺めがこちら!
今日もいい天気でよかった〜✨
風が冷たくて気持ちいい。
頂上にはお店があって、お茶やコーヒーも作ってくれます。
インスタントでRs.100するけど、麓で飲むよりずっと美味しいのでお茶を注文。
しばらく木陰でバナナやビスケット食べてだらだら。
エッラロック(眺めの良い巨岩)先端は日差しが暑いので避難。
休憩したら反対側から帰路へ。
12:00を過ぎているということもあって、反対側も全く人がいなかった。
途中迷ったけど。
ルクが完全にGPSを頼りに道なき道を行くもんだから、絶対遠回りしてた😂
GPSないと何も出来ない現代人は、マイクホーンにはほど遠いです。笑
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何とか線路まで辿りつくと、麓にはおしゃれなレストランが。
2人ともお腹が減っていたので、フレッシュジュースと一緒にライス&カリーを注文。
いつも通り、大盛りで来たので、2人でシェアして丁度良かった。
スリランカは基本的に時間にルーズだから、料理も「どこから作り始めてるの?!」ってくらい遅い。
鶏肉を卵から育ててるんじゃないかって冗談でよく言ってたくらい。笑
だからジュースを飲み終わってしばらくしたらお腹いっぱいになってしまった。
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レストランを後にして、線路を辿ってエッラ駅まで。
途中まさに『スタンドバイミー』みたいな橋もあった。
本当に列車通るしね。
本当は時間があれば、Nine Arches Bridge(もう一つの観光名所の橋)に行っても良かったけど、2人とも有名な観光地はそんなに興味ないので帰宅。
ちなみにLittle Adam’s Peakっていう山もあるんだけど、標高そんなに高くないし、エッラロックの方が眺めはいいと思われます。
エッラに宿泊予定で、時間がある人なら行ってみてもいいかも。
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この日の宿泊客は、ドイツ・オーストリア・ダッチの女子3人。
彼女らは外でおしゃべりしてて、途中で宿の人が焚き火を焚いてくれたようだったんだけど、しばらくしたらいきなり
”HEEEELP!!!
FIREEEEEEEEE!!!!!!”
って叫び声が聞こえて、慌ただしい雰囲気に。
でも当初、わたしはそこまで重く受け止めてなくて、「何かに火が移ったんかな」って思ってたんだけど。
しばらく宿のスタッフがバタバタと走るのが聞こえたから、おかしいと思って外に出たら、バナナの葉で出来たテラスの屋根が燃えてる…!!! (゚ω゚)
宿のスタッフがバケツに水を汲んでかけていると、オーナーが駆けつけてホースから放水…でも水力めっちゃ弱い…
隣人もやってきて、屋根の上に登ってテラスから母屋に日が移らないように、箒で屋根の葉をどかす。
茅葺と一緒で、火が燃えやすく移りやすいから、水をかけても中々火は収まらない。
荷物を移動させるべきか迷ったけど、15分ほどしたら何とか鎮火。。。
みんなの話を聞いたら、宿の人がどんどん木を入れて必要以上に火を大きくしてたんだとか。
オーナーも今まで何回か「屋根の下で焚き火はしないで」って言ってたんだけど、何故かまたやってしまったらしい。おい。
幸い怪我人は出なかったし、テラスの屋根だけで済んだんだけど、みんなショックでしばらく呆然としてた。
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落ち着いたところで、ようやく夕ご飯。
女子3人とルクは、4人で明日以降タンガッレ(Tangalle)に行くことにしたみたい。
オフシーズンだから宿泊費もかなり安い。
わたしもアルガンベイ行くのやめて、そっちに予定変更しようかな。
宿を調べてみたら、アルガンベイの最安が$14、タンガッレが$4……何この差。
タンガッレもありだな〜。と考えながら、この日は就寝。
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翌日は特に何もせず、お散歩の日。
当初行くか迷っていたオハイヤ(Ohiya、ハプタレーから2駅離れた所)に電車で遊びに行ってきました。
オハイヤは、ホートンプレインズ国立公園のゲートとなる町の一つで、町と行ってもほとんど建物はなく、ほぼ森で覆われている場所。
観光地化されていない場所でいい所はないか検索して、オハイヤが候補に出て宿を探してみたところ、安宿はなかったので諦めかけていたんだけど、ハプタレーから近かったので日帰りで。
片道Rs.20でした。
行ってみたんだけど、ホートンプレインズ行かないならわざわざ行く必要もないかなと。
というのは、一昨日行ったハプタレー側の森林の方が歩きやすかった(足場に枯れ枝等が少なく、トレイルがない所も踏み入りやすい)し、野生動物との遭遇率も高かった。
オハイヤの森は規模が大きい分、森の奥まで入らないと動物たちに会えない。
サルはたくさんいるけど、鹿や鳥類や虫はほとんど会えなかった。
それと、オハイヤの方がハプタレーよりさらに自然がいっぱいだから、静けさと癒しを求めて来たんだけど、ホートンプレインズの入り口が近いこともあって、相変わらずトゥクトゥクやバンのドライバーが声かけてくるし、森の奥まで入らないと車の通る音がうるさかった。
まさかここまで田舎まで付きまとってくるとは思わなかった。
大音量で音楽流してるトゥクトゥクもたくさんいたし。
電車の数も少ないので、2時間くらいお散歩したら帰路についた。
今日は朝から清々しい快晴で、あたたかい日差しと冷たい風が心地よかった。
景色も相変わらず綺麗で、色んなところで立ち止まっては景色と爽やかな空気を楽しんでた。
明日はいよいよハプタレーを去るけど、スリランカで一番良かったな。
去るのが惜しい。
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宿に戻ったら、わたし以外の宿泊客は昨日からガラッと変わっていた。
スペイン、スイス、フランス、オランダなどなど、バランス良くインターナショナル。
前回はわたし以外全員フランス人だったからなw
宿のオーナーが、新しいキャンプファイヤー所(もう火事が起きないように安全な場所を確保😅)を作ってくれたので、みんなで火を囲みながら談話。
男女5人ずつくらいいたから、今夜は賑やかだった。
ダッチ男子はみんな、大学のリサーチ(マーケティング)でインドに来て、その後の休暇でスリランカに来たみたい。
大学のリサーチでインドとか良いな〜楽しそう。
男女各9名の18人が一緒だったけど、スリランカに来た途端一気に散らばったって(笑)
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しばらく女子たちで話していたけど、みんなスリランカ人のセクハラに1度は遭ってるみたい。
スリランカ人は基本的にいい人ばかりだけど、男性は要注意。
基本的にニコニコしてるけど、大抵は裏があるらしい(と現地の人に言われた)。
一緒に飲みに行こうと誘って、酔わせて強姦なんてこともあるみたいだし、初対面でいきなり性交渉する奴もしばしば。
他にも、「ホテル予約した?」「まだ」「一緒にホテル予約しない?」とか。
スペインの子は、優しくしてくれた現地人が人混みに紛れて体触ってきたって言ってたし、フレンチの子はハプタレーの郊外を一人で林の中を散歩している時に(日中だったけど周りに人がいなかった)、通りかかった男性が近寄ってきて体を触り始めたって。
誰も周りにいないからどうしたらいいかわからず、叫んだら相手は止めて去っていったらしいけど。
怖い。
みんなスリランカ人はいい人ってイメージが強いから、警戒レベルも低くなるのかな。
インドだったら絶対馴れ馴れしい奴なんて無視して逃げるし。笑
インドでもそうだけど、スリランカ人も初対面で「結婚してる?」とか聞いてくる。
たぶん宗教上、未婚女性は一人で出歩いてはいけない場合もあるから、それもあって女性ソロバックパッカーが不思議で聞いてくるってのもあるんだろうね、ってみんなとは話してたけど。
でもムスリムはわかるけど、ヒンディーもそうだとは思わないし、結局「結婚してる」って嘘ついても後々にそっちの話になってくる。
だから申し訳ないけど、わたしはよく声かけてくるスリランカ人は人によって態度を変えちゃう。
子供や女性、年配の男性は笑顔で挨拶するけど、若くて馴れ馴れしく声かけてくる人は基本無視。
ルクがみんなに挨拶するのを見て、偉いなぁと思った。
まぁ男性だからそういうこと気にしなくていいのもあるよね。
昨日ルクが言ってたけど、スリランカ人の若い男性と高齢(50代前後)の白人女性が一緒にホテルに行くのをバーで何組も見たらしい…。
白人男性&若いアジア女性はよくあるけど、これは何とも意外…。
白人女性の間では有名なのか、それとも現地民が年齢関係なく誘っているのかは謎。
夕飯を食べた後も、キャンプファイヤー囲んでお酒片手におしゃべり。
オーナーの勧めで、スリランカのお酒アラック(Arrak)というココナッツで出来たスピリットをみんなで回し飲み。
結構強かったけど、思ったよりはくせがなかった。
かなりスーッとする後味で、Ginに似た感じ。
こっちじゃこれにココナッツストリングを混ぜたCoconut Arrakっていうカクテルがメジャーらしい。
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今日集まった宿泊客も、みんないい子だったな。
お互いの話よく聞くし、バランスよく話振るのも上手だったし。
ここの宿(というかハプタレー)に来る人はいい人が多い。
みんな芯がある。
大抵のパリピはエッラに行くし、わざわざハプタレーは来ないのかな。
明日は南海岸の小さな町、タンガッレに向かいます。
当初はサーフィンしにアルガンベイ(Arugam Bay)に行こうと迷っていたけど、みんなが「観光客うじゃうじゃ」「ほぼヨーロッパ」って言ってたのでやめた。
バーとかパーティーが好きとか、サーフィン目的ならいいけど、そうでないならただの欧米人リゾートでしかないので。
サーフィンするにしろ、下手くそなわたしには波が高すぎてどっちにしろ無理というオチ。笑
今日はここまで⭐️
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