今日はピンナワラの象の孤児院(Pinnawala Elephant Orphanage)に行ってきました!
孤児院に向かう前にまず、9:00にインドセンターへ、ビザ取得のためにパスポートを預けに行きます。
16:00-17:00にパスポートをピックアップしに来るように言われ、翌日でも大丈夫か聞いてみたら「今日じゃないとだめ!」と言われました。
翌日でも大丈夫っていう情報あったけど。。
人によって違うのかな?
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バス停に戻るとちょうど、孤児院方面、キャーガッラ行きのバスが来ていたので乗車。
およそ30km先のカランドゥパナ・ジャンクションで乗り換えなんだけど、ついでに「象見にいく!」って言って観光客アピールしておくと、確実に降りるところを教えてもらえます。
ジャンクションまでRs.55で、お釣りがなかったからRs.50で行けたけど、帰りは何故かRs.60(同じインドビザセンターまでで)取られちゃった。
チケットに30kmって書いてあったから、Rs.60が正規なのかも?
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1時間ちょっとしたところで、ジャンクション到着。
あとは孤児園方面の分岐まで行き、バスを待てばOK。
トゥクトゥクドライバーが「次のバスは1時間後!」とか嘘ついてくるけど、スルーして問題ない。
ジャンクションから孤児院までは15分ほどで、Rs.17(おつりないとRs.15でOK)。
似たような施設がたくさんあるから、運転手さんに確認するのが一番だと思う。
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そしてようやく、象の孤児院に到着!
受付でチケットを買うと、まだギリギリ午前中の水浴びの時間 (10:00~12:00) だったので、先に道路を挟んで、孤児院の反対側にある川に行くように勧められる。
象達が観れると思って、ルンルン気分で早足。
そしてやっと見れました、たくさんの象たち❤️
楽しそうに遊んでいる子(特に幼い子)もいるんだけど、足を鎖で繋がれている子も数頭いた。
動き回れないから、水浴びといってもほぼ立っているだけ。
大きな子は元気がなかった。あまり楽しそうじゃない。
川遊びなのに人間の都合で繋がれてしまうなんて。
最後に一匹ずつ、大きなスプリンクラーで背中に水をかけて貰ってた。
暑いもんね。
最初から元気がなかった大きな子は、スプリンクラーの水にも反応を示さなかった。
悲しい目をしてた。
水浴びが終わったら、象たちと一緒に孤児院の方へ。
それから午後の水浴び (14:00~15:00) までは、広いフィールドでそれぞれ草を食べたり、水浴びしたり、泥遊びしたり。
可愛かったのが、飼育員と象たちのいたちごっこ。
象たちと観光客たちとの境には、70cm前後の岩が並んでいるだけなんだけど、象たちはその岩の間際のおいしい草が食べたい。
でも飼育員は、危ないから岩から常に離れるように、大きな声を出して追い返す。
一旦は離れる象たちも、飼育員の目を盗んではまた戻ってきて、それの繰り返しが可愛かった。
大人も子供もみんなでやってたんだけど、特に何回も怒られた子ゾウがとうとう嫌になって「や!」というばかりに「パオーーン!」って怒ってた。
そりゃ怒るよ。
何も悪い事してないのに。
それだけだったら微笑ましいんだけど、象使いはみんな先に槍のようなものがついた棒を持っていて、象をしつける度にそれで象の体を叩いたり突いたり。
なんでそこまでする必要があるのか。
どの象もみんな人間に優しくて、自らコミュニュケーションを取りにやってくるくらいなのに、飼育員たちは象を完全に物として扱ってる。
孤児院だよ?
象を愛している人間がやることじゃない。
周りの観光客と一緒に「叩くのやめなよ!何も悪い事してないでしょ!」って飼育員に言ったけど、もちろん聞く耳なんて持たない。
最初は「動物園とかよりもずっと幸せに暮らしているんだろうな」と思ってきたけど、象たちの表情と足に繋がれた鎖、象使いたちの行動を見る限り、「これって純粋な孤児院なのかな」っていう疑念が。
外国人観光客一人あたりRs.2,500 (¥1,800)も取って、毎日何百人もの観光客がお金を落としているのに、それが全部象たちの幸福のために使われているとは思えない。
象も全部が全部、孤児とか怪我や障害を持っているというのも本当なのか。
入場料をRs.2,500も取る=いい金儲け=わざと定期的に象を繁殖 or 捕獲してるんじゃ?
個人の勝手な考えだけど。
でも孤児院の前でエレファントライドとかやってるし。
結局彼らにとって象は、金儲けの道具なのか。
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この子たち、大きくなったらそれぞれ寺院や象使いに引き取られるんだけど、そこからはもっと厳しい環境が待ってる。
エレファントライドもそうだけど、ペラヘラの象たちだってそう。
何処に行くにも鎖で繋がれて、自由なんてない。
人間のゆう通りにして、死ぬまで毎日同じ日々を送らなきゃいけない。
先週キャンディに来たときは、ここまで酷いと思っていなかったから、「鎖では繋がれているけど、きっと可愛がってもらってる」だなんて思ってた。
でも今日仲良くなった中国人の子に、別の日に仏歯寺に行った日の写真を見せてもらったら、虐待の酷い傷跡だらけの象が映ってた。
もちろん足には鎖。
酷い。
絶対わたしたちの見ていない所で、ストレス解消に虐待している。
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ペラヘラのパレードも酷かった。
全部の象が、前足と後足を鎖で固定するように繋がれていて、走るどころか普通の歩幅でも歩けないようになっていた。
昔は動物の権利なんて考えがなかったし、乗り物として使ったり祭りごとに使ったりするのは当たり前だったけど、何で今の時代に、ここまで動物の権利を無視してまで古い習わしを続けないといけないのか。
宗教に関する祭りに関してはすぐ止めるのは難しいし、外部者が口を挟んで強制的に止めさせられるものではないけど。
でも動物の自由を奪って金儲けはもういいんじゃ?
代わりになる仕事なんていくらでもあるのに。
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カンボジアのエレファントライドもそうだったけど、もう象を乗り物にする必要なんてないし、「象使い」という職業を絶やさないために人を雇う必要もない。
最初は「象たちのため」と思って払った入場料だけど、今は後悔してる。
だから、本当に動物たちの幸せを想うのであれば、ピンナワラを始とした、世界中の似たような観光地にお金を使うのはおすすめ出来ません。
動物たちがどこでどんな目に遭っているかわからないから。
ちなみに毎日9:15-と13:15-に、幼少期のゾウにミルクを与えるところを観れます。
観光客はミルクを買うと(値段不明)、実際にゾウに飲ませることが出来ます。
とっても好奇心旺盛で元気な2匹。
ミルクが終わっても、わざわざ挨拶にこっちに来てくれた。
いっぱい撫でてあげた。
水浴びもそうだったけど、授乳時間も観光客のカメラに囲まれているゾウたちをみて、動物園と何も変わらないと思ったし、わたしがゾウだったらどんな気持ちだろう、と思った。
どうかこの子たちも幸せでありますように。
時間の許す限り、午後の水浴びも途中まで見て、14:30に帰りのバスに乗車。
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渋滞や乗り換えが心配だったけど、特に問題なく16:00にインドビザセンターに到着。
ビザを貰った後、街に戻るバスの中で、ビザセンターで会ったスイス人の男性に声を掛けられる。
「ビザ何ヶ月だった?」って言われて「6ヶ月だよ〜」って答えたら
「俺、1年だった!」って、
えーーーー
1年?
観光ビザで???
彼、悟りを開くために瞑想修行中で、もう5年以上インドに住んでいるらしいんだけど、半年おきに観光ビザ(フルタイムの仕事はしていないので就労ビザは不可)の更新をしにスリランカに来ていて、1年が降りたのは今回が初とのこと。
うん、わたしも初耳だわ笑
値段も一緒みたいだし、わたしも来年インドに戻って来る可能性が高いから、出来ると知ってたらやっていたのに!
でも代理店のフォームでは、3ヶ月か6ヶ月しか選択肢なかったしなあ。
何でだろ?
スイスの彼曰く、本当につい最近出来たらしいので、これからインドビザを申請しに来る人は尋ねてみるといいかもしれません。
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街に戻り、とりあえず腹ごしらえをしてからKandy City Centre(最近出来たショッピングモール)へ。
ここにApple Authorised Reseller(Apple Storeではないけど、正規取扱店)の店舗が入っているので、そこでiPhone購入。
iPhone 5SEとiPhone7があったので、とりあえず安い5SEを購入。
比較的安いとはいえ。。。
高かった。。。
$584。。。
バックパッカーには予算オーバーすぎる。。。
しかも人生初のSIMフリーだったのでドキドキ。
ストアのお兄さんにSIMカードを売っているお店を聞くと、ちょうど向かいにMobitelの店舗があったので、そこで一番安いSIMカードを購入。
初心者すぎて不安すぎて、スタッフのお姉さんに
「このカードくり抜いて入れたらいいんですよね…?どこで買ってもサイズ一緒ですよね…?」
って質問😂www
田舎もんwwww
すみません、SIMフリーに関しては日本はまだガラパゴス状態なんで😂
で、SIMカード本体と2GBのデータでRs.315 (¥233)!
スリランカではむしろ割高なんだけど、それでも安すぎます。
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帰っていよいよ、お楽しみの開封。
SIMカードのケース(?)を取り出すのが怖かった。
中々出てこないから、あの針金みたいなので壊してしまったかと思ったw
そしてアクティベートなりバックアップからのダウンロードなり諸々の作業。
半分くらいのアプリは、クラウドのバックアップで復活したんだけど、地味に痛いのが家計簿。
旅始まって以来、毎日細かく分類して家計簿つけてたのに…
これからはアプリじゃなくて、Googleとかネット上に保存するようにするかな。
スリランカ、Wi-Fiがどこもゴミ(もはや無いのと同じぐらいに激遅)すぎて、宿のWi-Fiじゃアプリの1つもダウンロード出来ないので、使うつもりなかったけど早速SIMカードを使ったら、これが気持ちがいいくらいサックサク!
スリランカ、Wi-Fiがほぼ普及していない(めっちゃくちゃ高いらしい)分、携帯キャリアのデータローミングは早い!
確かにこれだけ早かったら、みんなWi-Fi要らないか。
まぁわたしは要るんだけど。
スリランカ、データ安いからまた買ってもいいな。
というかスリランカ来て以来どこの宿でもスーパースローなWi-Fiに苦しんでいたから、快速且つどこでも使えるのが快適すぎてもう戻れなそう(笑)
そして今までiPodでGPSがなかったから、もう迷子になる心配いらずで心強い。
地味に嬉しい。
それにしても今日はめっちゃくちゃ出費した日だった。
これからどうやって節約して行くべきか。。。
今日は以上⭐️
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