レー初日はまず、町をぷらっと観光してから、ラダック地方の外国人滞在許可証を申請しに行きます。
国境近くの不安定な地域にあると言うこともあって、入域許可証が要るのです。
まず朝、宿を出たらこんな感じ。
昨日は夜遅くに着いたから何も見えなかったけど、チベット来たな〜って感じ。

周囲の民家もチベタン建築でかわいい。
真四角の、石造り。
木造の古い建物もたくさん。

早速門をくぐってメインストリートへ。
メインストリートって言っても、本当に小さな町だから通り自体少ないんだけど。
通りには飲食店やインターネットカフェ、お肉屋さん(ヤギ肉)、青空市も。
ヤギ肉屋ばっかりなのと、みんなヤギ肉食べてるせいで、町中ヤギ臭!

一番謎だったのは、こんなに小さな町なのに散髪屋がそこら中にあったこと。
写真消しちゃったけど…
50mくらいの通りに5件くらい。
いや、盛ってないです!本当に!!笑
なのに何故か!
どこも常に満席。
みんなおしゃれなのか?w
*
とりあえず朝ごはんは、何でもいいからインド料理以外が良かったので(笑)、German Bakeryという人気のカフェで取ることに。

このサンドイッチが何とも言えない味気なさで…😂
パン味しないし、中のチキンもコールスローサラダみたいなちょっと甘いドレッシングの味付け。
ここのカフェはどのメニューも微妙でした。カレーじゃないからいいけど。笑
*
それから、乗り合いタクシーに乗ってティクセゴンパ(Thikse Monastery)というチベタン寺院まで行ってきました。
乗り合いタクシー乗り場は、観光局で無料で貰える地図(※)にも載ってます。
(※レーの町の地図と、ラダック地方の地図が載っているので便利。貰った方がいい。)
バスステーションの面している国道沿いで、客引きがいるので、人が集まってそうなタクシーに乗り込めばOK。
ティクセゴンパ直行の乗り合いはなかったので、途中にある町(確かChoglamsar)で乗り換えが必要でした。
そしてティクセゴンパの前で降車すると、門の奥には立派なゴンパが✨✨

早速入場〜

わ〜〜〜すごい〜〜〜〜
写真で見たことある〜〜〜〜
なんて素敵な造りなの…🥺💖
わたし、チベット寺院大好きなんです。

建築とか詳しくないから、キリスト教会や欧州の建築には基本的に感動しないんだけど、チベタンとかムスリム系の建築は本能的に魅力を感じる。
この簡潔な美しさ。
シンプルで全てが完璧なデザイン。
素晴らしい。

階段を登っていくと、シーンとしている。
僧侶が見当たらないと思って麓の方を見たら、何やら集まって音楽をかけて何かの練習をしていた。
普通の授業っぽくはない。
そうしたらすれ違った観光客曰く、明日からお祭りがあるからそのために練習をしているとのこと。
「みんな練習に出てるから、上にあるゴンパも今日だけ開いてないよ」
えーーーーーーー!
嘘でしょ…ショック…
ゴンパの中見たかった…
絶対素敵なのにな… ううう。
こんなに好きなのに〜なんで〜〜( ;∀;)

ゴンパの向こう側には、レーから来た道の景色が。
誰もいないからシーンとしていて、異世界に来た感じ。
意外と緑も多い。
夏だからこそ見れる景色なんだろうな。

東の方はより、シーンとした景色が広がっていました。
ゴツゴツした茶色い岩山が、パキスタン国境に近いことを実感させてくれる。

それから町に戻って、まだ時間があったので、町の西にあるShanti Stupaというお寺へ。
このお寺はラダックと日本の僧侶が共同で建立したお寺ということで有名。
白亜の仏塔がとても美しいのです。

入り口到着。 仏塔にたどり着くには、長く伸びる階段をひたすら登っていきます。

高度に慣れてない観光客には割としんどいけど、とりあえず進み続けるしかない…
でも後ろを振り返る度に、レーの町並みが見えて癒される。

そして階段を登り切るとこのビュー。 綺麗。
サンセットまで待とうかとも思ったけど、暗闇の中帰りたくなかったからやめた。

遠くには昨日登ったShanti Stupaが。

それから、奥へと続く坂をさらに登っていくと、いよいよ仏塔がお目見え。
日本語でお経が書かれています。なんか感慨深い。
1991年に完成したということで、ご覧の通りまだまだ新しく綺麗です。

それから仏閣の中へ。
日本式で親近感。
入り口には日本語で「どうぞ、お声掛け下さい」って書かれていたけど、中には誰もいなかった。

このお寺は、日本の妙法寺の僧侶の中村行明師がラダックと協力して建立したということで、中にはたくさんの彼の写真やお経などが飾られていた。
日本語での仏教世界や修行についての説明なども。
お会いしてみたいなあ。

それから町へと戻って夕ご飯。
今夜はテントゥク(平麺の煮込みスープ)!
お店によって味付けが全然違うんだけど、今日食べたのは胡椒?がいっぱい入ってて、スパイシーで体があったまった♩
オーダーが入ってから一から作るから、50分くらい待たされたけど…😂
チベタン料理美味しい。

翌日はまず、外国人滞在許可証を申請しに旅行代理店へ。
でもこのパーミット、2人以上からしか申請が出来ないので、他の申請者を待たなければならない。
そしたら相談した代理店のじいちゃんが、
「そこの日本人がやってる代理店なら発行してくれると思うよ」
と教えてくれたので、Hidden Himalaya(日本人バッパーには結構有名)という代理店に行ってみた。
入り口に「ヒドゥンヒマラヤ」と、日本語で書かれた看板があるからすぐわかります。
普通だったらRs.650~700くらいで申請出来るのに、さすが日本人の会社、Rs.800取られました。
でも今日中にパーミット取って明日には動きたかったので、時間をお金で買うって意味ではリーズナブル。
申請手続き自体は一瞬で終わって、当日夕方4時には出来上がるからまた取りに戻って来いとのこと。
*
それから、オフィスで会った2人の日本人女性と意気投合して一緒にランチしました。
日本人と話すのが久しぶりすぎて感動して「一緒にご飯しましょう〜!」と興奮。笑
安くて美味しいという食堂に連れて行って行っていただきました。

一人は沖縄出身で弾丸旅行中、もう一人は三重出身で、仕事でバンガロー(インド)在住。
2人ともこのオフィスで会ったらしく、お互い一緒にツォモリリ(ラダック地方南部の湖)に行く人を探していたんだとか。
色んな話したけど、特に盛り上がったのはジャイナ教の話。
ジャイナ教では根菜を食べるのもNGなんだけど、彼らにとって日本の筑前煮ってなんて汚れた食べ物なんだってwww
根菜食べないとか、絶対わたしジャイナ教にだけはなれないわ。
宗教上、火も使っちゃいけないしね。
料理好き泣かせですよw
敬虔なジャイナの人は見たことないけど、他宗教・民族に対しては排他的なんだろうな。
だって宗教の掟が他宗教と違い過ぎて、共存難しそうだもん。。
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別れ際に、わたしが明日パンゴンツォに行くと言ったら、一番シャトルが安い旅行代理店を紹介してくれました!優しい😂
まだ4人程しか集まっていなかったので、とりあえずRs.1,450(往復)払ったけど、もし明日乗った時に人数が増えていたら、もっとディスカウントして返金出来るから、また来いとのこと。
人数増えてますように! 🙏
*
*
それから夕方まで時間があったので、町の北にある寺院、Tsemo Maitreya Templeへ。
Old Leh地区の民家を抜けて、麓の車道まで出ます。

ここから細いトレイルが伸びているので、ゴンパを目指してひたすら上へ上へ。
標高高いからなかなかしんどいけど、登っていくに連れて町がより美しく見渡せます。
たくさんのタルチョ(チベットの風馬旗)がなびいてて綺麗だったー!
ゴンパの天辺に登ると入場料がかかる?らしかったので、手前まで登りました。
でもやっぱりゴンパは全体を見渡す方が好きかなー♩

そして夕方、無事パーミットを取得。
ようやくパーミットが必要な地域に動けます!
明日は早速、真っ青で有名な湖、パンゴンツォへ日帰りで行ってきます!

初日:食費 Rs.260 (¥280)
2日目:Rs.660 (¥1,155)
- レー〜ティクセゴンパ(往復):Rs.100
- 食費:Rs.560
3日目:Rs.4,130 (¥7,230)
- 食費:Rs.680
- パーミット:Rs.800
- レー〜パンゴンツォ(湖):Rs.1,450
- 宿4泊分:Rs.1,200
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