2:30の飛行機でスリランカを出国し、4:30にチェンナイ到着。
早朝に移動したところで行き先もないので、明るくなるまで空港で暇つぶし。
インドはテロ防止等の理由でネット規制が厳しく、公共用のWi-Fiはインドの電話番号がないとパスワードをゲット出来ない。
早朝に携帯SIMを売ってる所なんてないので、ひたすら本を読んで明るくなるのを待つ。
6:30頃、空港を出て鉄道駅へ。
メトロの駅もあるからややこしいけど、空港の目の前のメトロ駅を超えた向こう側にあります。
インドと言えば無賃乗車が当たり前にされてますが(誰もチケット確認しない)、旅の始まりからそんな悪事はしたくないので、チケット購入。
チェンナイ市内(エグモア駅)までRs.5。
¥8.5。
安すぎやろ。笑
そして、さすがインド、女性専用車両が普通にあって安心。
わたしもインドの男たちと乗るのは嫌だw
みんなサリー着てる。
スリランカ以上に。
通勤&通学前の女性は特におしゃれで、みんな髪にジャスミンなどの花を飾りに付けているから、車内がジャスミンのいい香り。
タイ?ミャンマー?女子たちも結構ジャスミンとかお花髪に付けてたな。
おしゃれすぎ。
お花好きだから羨ましい〜。
30分ほどでエグモア駅(セントラルのすぐ近く)到着。
まだ7:00で、ムンバイ行きの列車は11:55発。
早速ATMでお金を降ろそうと試みるも、5箇所くらい試したのにまさかの全滅。
何で?!
そもそも”VISA”とか”Master”とかのマークが付いてないATMが多いし、そして何より現金引き落とし先の選択肢に”クレジット”がない。
これが原因かはわからないけど、普段クレジットで引き落としてたから動揺。
試しに2種類のカードそれぞれを”Current Acc”と”Saving Acc”で試してみたけど、両方ともダメだった。
何でー(T _ T)
とりあえずムンバイに行ってから試すことにした。
前回インド来たときの余り&友人バッパーDちゃんがくれた余りのルピーが合計Rs.140くらいあったから助かった。
両替するならレートいい所でしたいし。
それから歩いてチェンナイ・セントラル駅まで。
空港からの列車はセントラル駅まで来ないので、エグモアから移動しないといけない。
歩いて20〜30分くらいだった気がする。
通勤どきなので、みんな朝食を取っていたり。
立ち食いそばを食べている日本のサラリーマンみたい。
そばじゃないけど。
ロティとダールだけど。
てかそば食べたい。w
インドは今回2回目だから、来る前は『スリランカのついで』くらいの気持ちで来たけど、来てみたらやっばり楽しい〜!
むしろスリランカより落ち着いてる自分がいた。笑
スリランカ行く前は「スリランカは人が穏やかみたいだし、インドよりもっと気にいるだろうな〜🎵」って、もともと期待して行ったから、悪い所が結構見えてショックだった。
しかも、チェンナイに来て早々、インド人の方が意外と穏やかで礼儀正しい人が多いことに気づいた。
もちろん、デリーとか場所によっては話は変わるけど!
インド人はスリランカと比べて、嘘つきや犯罪率は多いけど、育ちの良い人も多い。
だからトゥクトゥクやタクシーのおっちゃんも、
スリランカ:ヘイ!トゥクトゥク?!
インド:こんにちは、マダム。トゥクトゥク必要ですか?
の割合が多い。笑
話し方に関しては、インド人の方が丁寧なのは当たり前なんだけどね。
英語が公用語だから。
それでも、接し方が違う。
インド人は話しかけてくる人も多いけど(チャラいの男か客引き)、一般的には『一定の距離』を置いてくれる気がする。
スリランカは、良く言えば『めっちゃフレンドリー』なんだけど、悪く言えば『馴れ馴れしすぎる』と感じることが多々。
スリランカみたいに毎度誰か(特に男子)にすれ違う度に”Hey! Hello! ニーハオ!”って言われないし😭
外国人だからってわざとクラクション鳴らして来ないし。
もちろんインドも広いし、都市によって人柄も変わるだろうけど、今の所の印象はこんな感じ。
まさかインド人に対して「紳士的」なんて思うとは😂笑笑笑
空港から市内への列車内から見える景色も「あぁ、インド来たな。」と実感させてくれるような、「インド特有の」日常風景が。
ゴミの山でゴミを漁る人、
ボーッと木を眺めてる老人、
物乞い、
大音量のヒンディー音楽…
同じ「日常生活の風景」でも、インドは全く違う。
うまく説明出来ないけど、色んな事がそこら中で同時に起きてる。
簡潔に言うと、カオス。
本当にこの言葉はインドを表すのに適してると思う。
町中でもどこでも、人間観察すると面白い。
「みんな必死に生きてる」って思わされる。
物乞いにしろ、物売りにしろ、子供たちにしろ。
インドに生まれるってどんなだろう。
さて。
列車が来るまで時間があったので、10:00頃に両替しに最寄りの銀行に行ったんだけど、銀行の入り口を近くの人に尋ねたら「今日からガネーシャ・フェスティバルだから、今日は休みだよ♪」と。
え、何それ????笑
ガネーシャフェス?w
聞いてないよ〜〜〜
面白そうだけど!
明日から土日だし!
お金降ろせないじゃん困る!
*
駅の近くに両替商はないので、とりあえず諦めて引き返した。
朝食にエッグビリヤニと、お昼用にサモサを買ったので、所持金残りRs.50で乗車。
Rs.50で明日の13:30までやり過ごさなきゃいけない。
お腹持つかな。。。
駅のインフォメーションで、どこでチケットを入手出来るか尋ねたところ、ネット予約(Eチケット)ならそのまま乗車していいとのことだった。
ついでに確認番号を見せたところ、最新ステータスを調べてくれて、予約時はRAC(68)(1つの席を何人かで相席)だったのに、CNF(Confirmed、席確保)になってた!
やったー◊ ( ∩”◡”∩) ◊
でもネット予約がメジャー化した今、インドの駅のチケットカウンターに大量の人が押し寄せ、割り込まれ続けて永遠にチケット買えない、なんて事もほぼ無くなるんだろうな。
あれはインドの旅人への洗礼&恒例行事だったのに。笑
便利になったけど、ちょっと寂しいw
ちなみに、トイレの女性マークはサリーを着てました❤︎
あと何故か”大”と”小”でサービス料が違ったり。
それぞれRs.5 & Rs.2。
申告制???😂笑笑
11:55、予定時刻通り列車出発。
始発駅とはいえ、インドで列車が時刻通りっていうだけで感動。
一応ネット予約時には「(寝台)上段希望」にしておいたけど、下段だった。
でも孤立してる方の席(2列向かい合わせになっている方ではなく、通路の反対側に一列になっている方)だからいっか。
二列向かいの方だと絶対みんな容赦なく座ってくるしw
他の国の寝台列車だったら大抵、下段を希望するんだけど(単純に広くて上り下りしなくていいから)、インドだと貴重品管理&他人が勝手に座ってこないようにするために上段にしたんだけどね。
でも何も問題なかった。
インドの寝台は枕やブランケットどころかシーツさえないから、ただ硬いシートの上に横になるだけ。
26時間近くも移動するし、寝れるか心配だったけど、前日までの疲れ&寝不足もあって何時間寝たか覚えてないくらい寝れた。
相当疲れてたっぽい。
インドの寝台久しぶりだな。
色んな物売りが行き来したり、たまに物乞いが来たり。
特に、チャイ売りのおっちゃんの
「チャーイチャーイチャーイ」
が常時聞こえるのが懐かしい。w
でもお金がなくてチャイも買えなかった( ´・ω・` )
大好物なのに、生殺し( ;∀;)
物乞いが来るたびに心の中で「わたしの方が所持金少ないよ…」って思ってた。爆
翌朝車内でスナック買ったら所持金12ルピーだったから。。。😂
そしてなんと、ほぼ予定時刻通りにムンバイ到着!!!
優秀!!!👏
ムンバイ=大都会=バンコクとかホーチミンみたいにモダンな街並みって思ってたけど、大都市といってもやはりインドはインド。
「モダン」というイメージとは真逆で、建物も古くから残っている物が多い。
路上で物売る人も普通にいるし、ホームレスもたくさん寝てる。
写真はムンバイの鉄道駅。
夜になるとカラフルにライトアップされる。
駅から歩いて20分ほどで宿到着。
ムンバイでは数少ない安宿の一つで、名前はNew Vasantashram。
ドミで一泊Rs.400。
*
もっと安い宿は何箇所かあったけど、インドは何が辛いって、『男性のみゲストハウス』が多いってこと。
検索して「あ、ここ良さそうじゃん!」って思って、部屋の選択画面にいくと、”Male Dormitory”しかない場合が多々。
ちょっとちょっとちょっと〜〜〜✋
女性OKの宿でも、必ずドミは男女別。
それだけ事件が多いって事ね。
つい最近見た記事で(インド人の教授による)「インドでは毎日どこでもレイプが起きてる。グーグルマップで適当な町をクリックしたとしても、そこでも必ず起きている。大げさと思うだろうけど、これが事実なんだ」って書いてあった。
インドはまだまだ女性ソロバックパッカーは少ないと思う。
スリランカは逆に女性しかソロバックパッカーはほとんどいなかったけど(男子は複数人行動が多かった)。
危険レベルが違うのがインド。
でも、どんなにデメリットがあっても旅しに来ちゃうのもインドなんだよね。
泊まった宿、レビューだと「スタッフが英語通じない」「不親切」とか色々書いてあったけど、全然問題なかった。
英語普通に通じたし、めちゃくちゃ親切で気使ってもらえた。
清潔さは普通の安宿レベルだし、貴重品はフロントで預かってもらえる。
Wi-Fiは速くはないけど、普通に使える。
マイナス点があるとすれば、ベットが硬いことと、部屋がカビ臭いことくらいかな。
荷物を置いたら、中心街へお散歩に。
宿の近くのATMで、何とかRs.10,000をゲット!
最大限度額が10,000だったのと、それに対しての手数料がRs.200だったのが痛かったけど。
でもお金があるだけ全然いい!😭
*
もう15:00近かったので、特に何もせずレストランでごはん。
お金なくて何も食べてなかったから、お腹ペコペコ。
インド最初のレストランは、Jimmy Boy。
中級レストランで結構高いんだけど、昨日・今日とまともな物食べてなかったから贅沢してみた。
マトンマサラと、直後にチャイを注文。
写真じゃ全然伝わらないけど、これがめーーーーっちゃうまかった!!!
マトンがトロットロに煮込まれてて、スパイスと塩加減も絶妙!!!
さすがに中級以上になってくると、普通に期待超えてくる。
安い食堂も普通に美味しいけど、たまには贅沢していいものを食べるのも大切ね(′︿‵。)
*
その後は暗くなるまでぷら〜っとお散歩。
ムンバイは特に、お金持ちやビジネスマンが多いのもあって、治安も悪くなさそう。
もちろん女性は特に注意が必要だけど、大通りが多いから、小さな路地みたいに背後を特に心配しなくても歩ける。
途中で(いつも通り)男性に声かけられて、「チャイご馳走させて!」って言われてついてった。
インドだとこれがしょっ中。
でもタダだし。
毒盛られてないかだけ確認すればOK。
でもたまにこれが1日何回もあると、お腹が砂糖で苦しくなってくる。
「今日もう4杯飲んだんだけど…」って断ろうとすると、
「まだ4杯?余裕っしょ!」って笑顔で言われる。
1日何杯飲んでるんだろこの人たち。
みんな立派なお腹してるし。
都市にもよると思うけど、パッと見Rs.20くらい支払ってた。
チャイ一杯で。
5年前はチャイ一杯Rs.3-5だったからびっくり!
そんな急に物価上がる?ムンバイだからこんなに高いのかなあ?
そして夕飯はFood Innに。
大好物のパラック・パニールを注文(パニール入りのほうれん草カレー)。
インド料理作るの好きだけど、物によっては日本じゃ手に入りにくい食材使うから、なかなか作れないんだよね。
そのひとつがパニール。
無印にもレトルトでパラックパニール売ってたけど、安くはなかった。
だからインドで食べる(笑)
バター・ナンも頼んだら物凄い量になって、昼食が遅かったのもあって食べきれなかったw
贅沢するっていっても、無駄遣いはしちゃだめね。
それを制御出来ないのがわたしなんだけどw
帰りはガネーシャ祭りのせいもあって、いくら初日とは言えど渋滞が起きてた。
最終日になるとそれはもう人混みでやばくなるらしい(笑)
ガネーシャ祭りは毎年、8月末から9月の満月の日にかけて2週間くらい続くんだけど、ガネーシャが大人気のムンバイやプネーで盛大に行われるんだとか。
毎年市内のあちこちで祭りにむけてガネーシャ像が作られ、パレードは最終日に海に着き、何全体(何万体?)のガネーシャ像は海に流されるらしい。
近年は一応自然に還るエコタイプのガネーシャ像(笑)が多いみたいだけど、それでも大量に流すのってどうなんだ( ‘-‘ )
ガネーシャ像は小型のものから、3メートル以上ある大型のものまで様々。
日本の夏祭りのお神輿みたいに担いでパレードがあります。
見たかったけど、最終日までムンバイに残るわけにもいかないし、戻ってきても人混みが凄くてまともに見れなそうなので断念!
でもお祭りシーズンにムンバイに行く予定があれば、絶対見た方がいいと思う。
写真みただけでも面白そうだった!
ちなみにインド人の友人Sいわく、インドは各都市で”人気の神”がいるみたいで、それがムンバイではガネーシャなんだとか。
人によってお気に入りの神が違ったり、「みんな名前が違うだけで、”神自体”は1つしかいない」っていう人も。
でも大抵は自分のお祈りの内容によって違う神に会いにいく。
ビジネスや新しいことを始めるときはシヴァとか。
ヒンディーの神は種類が多くて覚えるのが大変ね( ‘-‘ )
*
今日は贅沢しすぎて食費だけで¥1,500いった。笑
明日もどうせ都会の誘惑に負けちゃうんだろうな…
コメント
はじめまして!ayuminha と申します。私もノマドで世界中を周りたい女子です(笑)記事を読ませて頂いたらめちゃくちゃインドに行きたくなりました!ガネーシャもヨガも大好きなので、早くインドに行ってみたいです!
*ayuminhaさん*
コメントありがとうございます!!!
ブログ始めたばかりで、最初に頂いたコメントなので、本当に本当に嬉しいです!( ;∀;)♡
この時は主にインド南部を旅していたのですが、昔インド北部を旅した時にリシケシなども行ったので、また今後ヨガ情報も更新出来たら載せますね٩(๑^o^๑)۶⭐︎