初日はカルタヘナから、夜行バスでメデジンまで移動。
19:30発のバスに乗りたかったので、バスターミナルまで1〜2時間かかる事を逆算して17:00に宿を出た。
ターミナル行きのバスは中心街のIndia Catarina像の近くから出ていると有名だけど、宿の前もバスが通っていたので、宿のおかみさんがバスを停めるのを手伝ってくれた。
特に渋滞もなく、1時間もしないうちにTerminal de Transporteに到着。
バスに一緒に乗っていたおじさんが道案内をしてくれた。
コロンビア人優しい。
ターミナルに着くやいなや、客引きが「Medellin?」と聞いてきたので話を聞いたら、brasilia社のスタッフが知り合いだからチケットを安く手配出来るとの事。
怪しすぎるけど、チケットの値段はCOP120,000。
チケット自体はCOP100,000で、そのうちのコミッション20,000を彼が取るってわけ。
オンラインで予約しようとしたら、同じチケットで125,000、さらに手数料が加わって165,000だったから、これが正式なチケットなら安い。
彼に付いていくと本当にbrasilia社のチケットカウンターだったので、どうやら本物のチケットではあるらしい。
でもいざチケットを買うときになって130,000って言い出した。
チケットの値段は100,000のままなのになんで。。。
まぁ安いしいっか。
でも1人あたり30,000の手取りっていい儲けだなぁ。
コロンビアの物価からしたらすごい。
10ドルですよ。はんぱない。
そして時刻通り、バスは出発。
ほぼ満員でした。
そうそう、コロンビアの夜行バスと言えば「動く冷蔵庫」と呼ばれるほどに殺人級の寒さで有名なんですが、わたしが乗ったバスはそうでもなかったです。
アウトドア用のダウンパンツ、もこもこの最強フリースやジャケットも用意したのに、厚手のロンTだけで余裕でした。笑
でもまだまだ油断は禁物なので、コロンビアの長距離バスは完全防備で行くのがおすすめです。
休憩は2回ほどあったけど、爆睡してて覚えていません。笑
スナックや軽食があると安心かも。
***
翌朝9:30、メデジンのTerminal Norteに到着。
かつては世界最大の凶悪都市だったと思うと、いくら今は平和とは言え、本当にメデジンに来たんだなぁ、としみじみ。
川はゴミまみれだけど。
メトロ Caribe駅より、ホステルのあるPoblado駅に向かう。
料金は距離に関係なく一律COP2,400みたい。路線も少なく、大抵の場所は乗り換えなく行ける。
車窓から、たくさんの美しい歴史的建造物が見えて感動した。
教会なんて見てもめったに感動しないのに、メデジンの建物は何故か特別な情緒がある。
結局時間がなくて見に行けなかったんだけど、特にExposiciones駅近くの教会が見事だったなぁ。
写真には収められなかったんだけど。
後で調べたら、Iglesia del Sagrado Corazon de Jesusという名前の教会みたいです。
行ける人はぜひ。
今回泊まった宿はHostel Casa Primavelaという所。
メトロをたくさん使うであろうことは予期出来たので、メトロ駅が近い安宿を探していたら、ここがずば抜けて評価が良かった。
いざ着いてみると、宿のスタッフがみんな優しく、まだチェックイン時間でないのに部屋に入れされてくれた。
写真を撮り忘れたけど、毎日綺麗に掃除していて、リビングもキッチンも部屋も全てピカピカで居心地がよかった。
キッチンはあるけど、許容人数は1人くらい。
チェックインを済ませ、オーナーにメデジンの観光名所を聞いたら、グラフィティアートが凄い町があるとのこと。
最寄り駅はSan Javierで、そこからは2kmほどの距離があるので歩きかローカルバスで行けるらしい。
町の名前とは別に”Las Escaleras Electoricas”と呼ばれている通り、丘陵地にある町に階段代わりにエスカレーターがあるんだって。
毎日10:00と14:00に、駅前から無料のツアーを開催してるらしいんだけど、14:00まで待つくらいだったら一人で行って、ゆっくり写真を撮りたいと思ったので、12:00頃出発してメトロ駅へ。
San Javierは、街の西へと伸びるBラインの終点なので、San Antonio(Aライン)で乗り換え。
ちなみにSan Javierからまた、ゴンドラが出ています。
San Javierに着いたら、駅前から225番のバスに乗ってLas Escaleras Electoricasの前まで。COP1,100。
道中もたくさん車窓からグラフィティが見えたけど、町に着いた途端そこら中グラフィティまみれに!
坂を登っていくと、早速エスカレーターを発見。本当にあるんだ、エスカレーター。
エスカレーターを登っていく途中にも、アイスクリーム屋さんやバーがちょこちょこあった。
最後のエスカレーターを上ると、そこには展望台があって、メデジンの町が一望出来ます✨
うっとり。
大都市には基本興味がないけど、メデジンは本当に独特で、どこか惹かれるものがある。
建物もほぼ、昔ながらの煉瓦造りのものを残しているし、グラフィティまみれで、どこかブルックリンみたい。
特に「数年前までは麻薬のブラックマーケットと殺人で溢れていた」と想像すると、尚更情緒が湧いてくる。
それから周辺を散歩。
歩けば歩くほどに目を引くグラフィティが。
今や平和なメデジンとは言え、昔でいう「ヤンキー」と呼ばれるような若者まみれで、グラフィティアートのみならず、かつてのブラックなメデジンの面影は少なからずとも残っている。
無料ツアーもチラホラすれ違ったけど、ガイド一人に対して20人も観光客のグループでした。
わたしが行ったポイントにも寄らない様子だったので、微妙かも。
帰りのメトロに乗る前に、駅前のあたりも散策。
図書館のあたりにグラフィティがたくさんあるという情報があったので、ちょっと見学。
帰り際にSan Antonioあたりで降りて町の観光でもしようかなと思ったけど、丁度大雨が降り始めてしまったので断念。
バス移動の疲れもあったので、スーパーに寄って食材を買い込んで、夕ご飯作って今日はおしまい。
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