今日はアジア3代祭りであり、スリランカ最大のお祭りでもあるペラヘラ(Esara Perahera)を見に、コロンボからキャンディを目指します。
チェックアウトをして100番のバスに乗り、Pettah Bus Terminal まで行ってキャンディ行きのバスに乗り換え。
それぞれの乗り場には行き先の名前が書かれていて、すぐに『①Kandy』の乗り場が見つかったので乗車。
ちなみに探さなくても、スリランカ人みんな優しく教えてくれるので心配ありません( *^_^* )

宿にあった『地球の歩き方’16~’17』によれば、
コロンボ〜キャンディ間はノーマルバスでRs.143(エアコン付きRs.285)。
最新の旅人ブログ情報だと、Rs.150になっていたんだけど、
わたしはRs.160チャージされました。
どんどん値上がりしてるのか、バスによって微妙に違うのかはわからないけど、とりあえず2017年8月現在でRs.160くらいです。

キャンディ行きのバスは15分に一本くらい出てるみたいで、満席ではなかったのでゆったり乗れました。
エアコンなしだから停車するとちょっと暑いけど、別に居心地悪いってわけではなかった。
バスに揺られること3時間半(10:00発で14:30着)、キャンディのGood Shed Bus Standに到着。
宿まで徒歩5分くらいのバスターミナルだった!
ラッキー🎵
交通量が多いのと、スリランカの車はどれも古くて真っ黒の排気ガスを出すので、大気汚染に苦しみながら宿に到着😖
*
今回泊まった宿は、Kandy City Stay。
中心街から1kmくらいで、一泊¥600ちょっと($5.8)。

もっと安い宿もいくつかあったけど、どれも丘の上の田舎の方にあるところばかりだったのでここに。
お祭りを見た後に一人で人通りの少ない夜道を歩きたくなかったので、大通り沿いというロケーションが決定打。
トイレが工事中で床とか汚かったけど、カプセルホテルみたいに個室タイプだったので居心地はまずまず。

荷物を置いて早速街までお散歩。
もう15:00だったけど、食堂で本日初の食事をとることにしました。
ガイドブック等にも載っている Midlands Deli という食堂へ。
まだ何も食べてないし、今日はちょっとくらい贅沢していいかなと思って、高めのチキンカレーセット(Rs.350)にしたんだけど、案外普通だった。w
これだったらRs.100で好きなカレー食べればよかったなー( ‘-‘ )
しかもまさかのサービス料10%。
ローカル食堂とそんなに変わらないのに。
水とかジュースとか諸々買ったせいでサービス料だけでRs.63。
大したサービスじゃないのにな…
スリランカはこれが普通なのか??
*
食堂を出ると、道路沿いにはたくさんの警察官と、場所取りの現地民たちが。
パレードは19:30くらいに始まるんだけど、現地民は昼過ぎからずっと場所取りで座っているらしい。
こんな暑い中、外国人にはとてもじゃないけど無理そう。
いい場所取れなくてもいいからギリギリまでカフェで時間を潰したいところです。
有名な仏歯寺(ブッダの歯があるらしい。本物かは謎。笑)を観光する気もないし、まだまだ結構時間あるな〜と思いながらお寺の近くにくると、なんと数頭のゾウさんが水浴びさせて貰ったりご飯を食べていました💖💖

ホースで水かけて貰って、体ゴシゴシしてもらって気持ちよさそうだった💖
自分から寝転がって、うっとり顏で楽しんでました。
ずっと近くで見ていたら、ゾウ遣いの人に「触っていいよ〜」と言われて接近に成功💖
皮膚は硬くてしっかり。
鼻息が凄く強くて涼しかった(笑)
かわいいなー。
でも足に繋がれたクサリを見ると残念な気持ちになる。
それでもどのゾウも幸せそうだったし目がキラキラしていて安心した。
食事風景もずっと見てても飽きなかった。
鼻を上手に使って葉っぱを綺麗にむしって食べたり、太い幹も足でめしゃっと潰して食べたり。
象さん大好き〜〜〜
癒される。
*
ちなみに水浴びしてるのがマンダレー君(28)と、ごはん食べてるのがモトー君(38)。
年上です。
しかもご飯が食べ終わったら、流れてたお祭りの音楽に合わせて体揺らして踊ってた!
音楽止まったらやめるのに、また流れたら踊る。
しかも好きな音楽だけ(笑)
可愛すぎ。
*
でもずっと見てたらゾウ使いのうちの一人が寄ってきて「電話番号教えて」「結婚してる?」「俺彼女いないんだ」だのしつこい。
最終的に「アイムソーリー、but アイラブユー」って何回か言ってきて、無視してたらまさかのケータイのテキストで打った「I LOVE YOU」の文字を見せて来た。。。
気持ち悪っ!!!!!!!笑
よくある事だから、普段ならどこかに逃げるんだけど、わたしはそれでもゾウさんを見ていたかったので「あっちいってくんない?」って言って追いやる。
ストレートw
また数分後戻ってきて完全無視してたら、今度はわたしの視線の先にいるゾウの向こう側で、ケータイのライトチカチカさせて気を引こうとしてくる。
本当に嫌だったので、仕方なくその場を去った。
インド人は最強だけど、スリランカもなかなか気持ちわr、、、、😂

↑お祭りって事で、警備員の体制もすごい。
その後、カフェでマンゴージュース飲んで暇つぶし。
ただ余りのんびりしていると、パレードの為に色んな通りがバリケードで閉ざされてしまうので、18:00には場所を確保しておいた方がいいです。
わたしが場所を探したのは18:30近くで、もうほぼ座る所がありませんでした😅
*
有料席の客引きがたくさん来て、断り続けていたら、一人日本語ペラペラの男性(以前日本で働いていたらしい)が席探しを手伝ってくれると言ってきた。
「有料席は無理」って言ったけど、普通に「大丈夫だから」って言っていい感じの場所にスペースを発見して確保してくれた。
スリランカ人、基本的に裏なく助けてくれる。
大抵の国で声掛けられると「どうせ後からお金の話でしょ」「ぼったくりだろうな」って疑いながら人を見てしまうんだけど、スリランカ人普通に無償で助けてくれて終了ってパターンが多いから「え、騙さないの?!」って逆に驚かされる(笑)
まぁもちろん悪い人もいるし、警戒心は必要だけど。
みんな何も言わなくても助けてくれる。
優しい。

この時点でまだ18:30。
ギリギリで来てもまだパレードまで1時間。
みんな何時間待ってるんだろ…
*
ちょうど座った所に、サウジアラビア人・ダッチ・フレンチの子が居たので雑談して暇つぶし。
ダッチ男子はわたしと同じく仕事辞めてバックパッキング中で、旅のテーマは『飛行機を使わないこと』だそう。
オランダから東に向かってロシアに入り、シベリア鉄道で東方まで。
韓国から入って東南アジアをぐるっとし、でも行きたかったスリランカへの海路がなかったので泣く泣く飛行機を使ったのだとか。
この後インド→イラン→トルコ辺りを経由しながらオランダに戻るんだって!
確かに最初からそう決めていたら、お金もセーブ出来るよね。
わたし今回すでに何回も飛行機使って贅沢してるし(笑)
「飛行機は極力使わない!高いから!!」とか言ってたのにw
旅になれると甘えが出ますね。
そしてやっぱり会う旅人みんな「高いから」って言って日本には来ないのね…
あんなに見る所だらけなのに。
高いって言っても、他アジア諸国と比べるから高いわけで、ヨーロッパとかオーストラリアに比べたらずっと安いんですけど。
もったいないなあ。
*
ちなみに。
隣の店の椅子に座っていたフレンチの子に「席いくらだったの?」って聞いたらなんとRs.7,000!
普通のお店だと大体Rs.7,000-8,000(約US$50)が相場で、見晴らしの良いホテル等になるとRs.10,000(約¥7,000)するとか。
ホテルはまだしも、真隣に路上で座っている人は無料って、何て皮肉なんだろう。。。
しかも椅子に座ってしまうと身動きが取れないし、何より立てない!
写真撮るのに立ちたくても、後ろにすぐ人がいて迷惑になっちゃうからNG。
¥5,000払って良い写真が取れないなんて何の意味もないので、わたしは意地で路上で場所確保することをお勧めします(そういう人のためにビニールシート売ってるが人いっぱいいる)。
*
そしてパレードの時間が近づくと、何回かピストル?のような音が何回かに分けて鳴らされます。
余りにも大きな音なので、みんな一瞬テロか何かと思ってめっちゃビビる😂
そしていよいよ、19:30頃にパレード開始!
ルートはペラヘラ祭の期間、毎日ちょっとずつ変わるそうで、最終日に向かって長くなっていくそうです。
行列の先頭には巨大なムチを地面に叩きつけて、大きな音を立てるパフォーマンス。
これはペラヘラの開始と、ペラヘラの安全を意味しているそうです。
最初はファイヤーダンサー達のパフォーマンス。

そしてたくさんのダンサーと鼓笛隊。
みんな激しく踊りながらで暑そうです。
みんな汗だくなので、道端には転々と給水隊が。
喉が渇いたパフォーマーがいつでも水分補給出来る様になってます。
もはやマラソン。
そしていよいよゾウ達の登場💖

電飾の付いた豪勢な衣装。
慣れている熟年のゾウは大人しく行進してるんだけど、まだ若いゾウは「お家帰りたい〜〜〜」ってな感じで落ち着かない様子でした。
スムーズに行進するならいいんだけど、ペースは大分ゆっくりで、しょっちゅう停止したりするのでゾウも歩きにくそう。
あと、鼻をずっと丸めているのが疲れるのか(地面に付いてしまうから?)鼻を口に咥えてるゾウさんが多かった。
ゾウも疲れるよね…
人間のお祭りに付き合わされて。
わたしはパレードを楽しむというより、終始「あとちょっとだから頑張れ〜〜〜」と心で強く祈りながらゾウに同情していました( ;∀;)

キャンディにあるヒンドドゥー教の寺院から各グループが集まっていて、それぞれ4大守護神を意味する色を持っており(青、赤、黄、白 ←黒も見たけど謎)、ダンサーやゾウもそれぞれの色の衣装に統一されていました。
カラーガード→ダンサー→鼓笛隊→ゾウ→鼓笛隊→仏歯を乗せたゾウ…といった大きなグループが何組も続くので、19:30に開始したパレードが終わったのは21:30。

パレード中は基本的に通行禁止(終了までバリケードは外されない)ので、途中我慢出来なくなった人は、無理やり間をすり抜けて帰ってました。
でもせっかくゾウ達も頑張っているので、最後までちゃんと見てあげてほしいな。
パレードが終了し、帰りにベジプラタ(野菜の天ぷら)を買って帰宅。
人が多かったから安心して帰れた。
*
翌日はインドビザを申請しに、街の外れにあるインドビザセンターに。
申請受付時間が8:30-14:00だったので、早めの方がいいと思い9:00手前に出発。
William Gopallawa Mawatha(ビザセンターが面している大通り)に出て、コロンボ方面に向かうバスを適当に止め、「Royal Mall(ビザセンターの隣) まで」と伝えればOK(ビザセンターと言ってもわかってもらえない)。
片道Rs.13でした(帰りはRs.10だったけど😅)。
*
そのままバスを降りてすぐの所にあった、ビザ申請代行業者のオフィスへ。
色んなブログに書いてあったけど、キャンディでインドビザを取得する場合、個人で必要書類を揃えて持って行くと高確率でミスを指摘されて結局代行業者でやり直しをさせられる羽目になるらしい。
ビザセンターと代行業者に癒着があるとかないとか。
申請フォームだけだったらいいけど、インドビザの規格内の証明写真なんてないし、申請フォームも結局間違え指摘されたら面倒だから代行に頼むことにしました。
代行&証明写真付きでRs.750(¥540)。
うお〜高くなってきてる。
でも2年半前の情報で¥400くらいって書いてあったから、まぁこんなもんなのかも。
でも他の業者と比べたらもっと安いところもあるはず!
*
ネット申請が終わったら、申請用紙を持ってビザセンターまで。
分かりにくいけど、ドラッグストアのある建物の3階にあります。
まずオフィスに入って右手にあるデスクで、もう一つの申請用紙を貰って記入し、その後証明写真を撮ってもらいます。
写真撮影が完了したら、書類を持って申請用のデスクまで。
*2014年末の情報だと、ビザ申請料金Rs.1500 + 申請用紙Rs.10って書いてあったけど、2017年8月現在申請料金はRs.1,412でした。
代行業者と合わせてRs.2,162=¥1,560くらい(Rs.100=¥72)。
ちなみに有効期限6ヶ月の、マルティプルビザを申請。
シングルとかだと値段がどのくらい変わるかは未確認です💦
*
7/31(月)に申請して、8/8(火)(6営業日後)以降に受け取りに来て良いとのこと。
あとは当日の午前中にパスポートを預けに行って、16:00にまたビザを受取りに再訪するのみ。
事前の情報収集が甘かったせいで、受取りは指定された日のみだと思い込んでいたから、旅のルートを考えたときにコロンボよりキャンディで申請した方がいいと思ってキャンディで申請したんだけど、別にいつ取りに来てもいいならコロンボでもよかった😅
メリットとしては、キャンディの方が混みにくく、待ち時間がほぼないってことくらい。
なので特にこだわりがなければ初日にコロンボで申請した方が、ゆっくりスリランカをぐるっと回って、帰りに受取れば済むから楽だと思う。
大抵みんな出国でコロンボ戻ってくると思うし。
*
申請が終わったら、そのまま中心地へ戻ってブランチ。
適当に入った食堂で、ベジカレーセットを注文(ご飯山盛り&お代わり自由でRs.100💖)
ダルとオクラのカレー、里芋のカレーと生野菜。

この里芋のカレーが史上最高に美味しかった!!!
お芋がめっちゃねっとり&もっちもち!
たまに日本で作ってたけど、こんなもちもちにならなかったよーーーー
マスタード、カレーリーフ、ターメリックもろもろと、たっぷりのココナッツミルクで煮てある。
もちもちの里芋にココナッツの甘みがしみて、最初サツマイモかと思うくらい優しい甘さだった。
これはレシピ教えて欲しい。
やみつき。
おなかいっぱいだったけど、里芋のカレーだけはお代わりした。

そして今宵もペラヘラ見に行きました。
ゾウさんに会いたかった。
今回はクイーンホテルの前で観覧。
一番の人気スポットなので、すごい人の数。

途中雨が降ってきたけど、優しいスリランカ人のお母さんが傘に入れてくれた。
優しすぎるありがとう。
雨のおかげで途中退席する人が多く、ショーの後半には人気スポットにも関わらず座って見る事が出来ました。
昨日と見る位置が違うから、見え方も違って面白い。


今日も頑張っている象達を応援。

昨日は楽しんで見てたけど、近くで見ればみるほど象の足に繋がれた鎖が痛々しく、完全に人間の都合で自由を奪っているようにしか見えなかったので胸が苦しかった。

『伝統的な』『アジア3大祭り』と言われる限り、象たちが人間の手から自由になることはないだろうな。
象の目もとっても悲しんでるように見えた。
初日の出費:Rs.1,324 (¥953)
- 交通費:Rs.181
- 食費:Rs.480
- 水:Rs.150
- フレッシュジュース2杯:Rs.450
- レストランサービス料:Rs.63
2日目の出費:Rs.2,345(¥1,688)
- 交通費:Rs.23
- ビザ申請料金:Rs.1,412
- 代行手数料:Rs.750
- 食費:Rs.160

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