今日はアダムスピーク(Adam’s Peak、別称スリーパーダ Sri Pada)の頂上で朝日を拝んで来ました!🌄🏃♀️
日の出が6:00で、山頂まで3〜4時間ほどかかると聞いていたので、2:00に起きて2:20頃に宿を出発。
歩き方には上記の通りの時間の目安が書いてあって、宿の人にも2:00に出発するように勧められたけど、ネットで調べたら大体の人は休み休み行っても3時間以内に着くみたいで、あまり早くに着きすぎても嫌なので2:30にしました。
オフシーズンだから外灯も点いてないし、人も少ないから危険って聞いてたけど、やっぱりバックパッカーには季節は関係ないのか、出発してすぐに8名ほどのバックパッカーの集団に会いました。笑
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もちろん足元は暗いし、常に周囲に誰かがいるとは限らないのでヘッドライトか懐中電灯は必須。
ライトは町でも売っていたけど、きっと割高なのであらかじめ持参することをお勧めします!
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出発して早速、お寺の前にお坊さんがいるので、腕にお守りをつけて貰います。
登山届け?のノートに名前を書いて、募金をしたらOK。
ただわたしはリアルにお金を宿に置いてきたので、お坊さんにごめんなさいって言って出発。。 😂
ノートに『募金金額』書く欄あったし。
気まずい。。
すみません。。
登山口付近はたくさん仏像があるので、前を通るたびに手を軽く合わせて行きました🙇♀️
無事に帰って来られますように🙏

暗闇の中でちょっと怖いけど。
そして後は永遠に階段を登って行くだけなんだけど、これが結構しんどかった!
特に後半。
踊り場が少なく、登っても登ってもひたすら階段だから気が遠くなる。
でも途中疲れて立ち止まって後ろを見たら、いつの間にか雲よりずっと高い所にいて、周囲の山や町の明かりが雲間から見えていて感動。
雲と急な階段のおかげで、どれだけ登ってきたかを実感。
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さらに階段はキツくなり、見上げると頂上が見えるようになる。
ゴールが見えると近くなったように感じて、登っても登っても全く近づいていないような気がして辛かった。
最後の方はみんな一歩一歩、ゆっくり足を上げて登っていました。
他の登山客もしんどそうでした😥
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麓の方は半袖でも階段を登っていれば暑いくらいで、後半は風も涼しくなってきたとは言え、キツイ階段でTシャツは汗でビショビショ。
寒いだろうからと油断して、水の量を減らしてきた(1.5L→1.0L)のは誤算だった。
思ったより寒くなかったのもあって、水を飲んでもすぐに喉が乾く。
オフシーズンで売店もやっていない(登山口付近だけ数件営業してた)ので、頂上まで水が持たなかったらどうしようかと焦る。
そこら中湧き水(雨水)はあるけど、色々混ざっていそうだし。
あとどのくらいだろう…と思っていたら、いつの間にか
ゴーーーーーーーール!!!!笑
先に到着したバックパッカーが数名腰掛けてました。
ふわぁ〜〜〜疲れた!!!
時間を確認したらなんとまだ4:30!2時間しかかからなかった(笑)
日の出まで1時間半もある…( ‘-‘ )
ならもうちょっと寝てたかったな。笑
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巡礼のオフシーズンは、頂上の寺院は閉じているので、みんな寺院の周辺の階段で待機。
風が強く、とっても冷たいので一瞬で体が冷える。
汗冷えする前に濡れたTシャツを脱ぎ、ニットT+ライトダウン+ウィンドブレーカーを着て、さらに切り離し可能なハーフパンツを長ズボンに変身させて準備完了。
こうゆう機会がある度に、アウトドア用品をちゃんと持ってきてる自分を誇りに思うw
アジア旅してるバックパッカーは半袖ショートパンツしか持ってない場合が多く、フリースとか冬服を途中で買ってる人をよく見かけるんです。
あえて半袖のまま挑む超人もいるけど。w
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昨日買ったおやつとバナナを開けてもぐもぐ。
頂上にはおこぼれ目当ての犬が何匹かいて、こんな所でご飯なんて貰えないだろうと思ってちょっとビスケットをあげたけど、みんな標準体型だった。
観光客に毎日おこぼれ貰ってるみたい。
5時をすぎるとだんだん登山客も増えてきて、東の空に徐々に明るみが出てきたので、見晴らしの良さそうな場所に移動。

天気予報は雨だったで、そもそも登るかどうかも悩んでいたのに、時間が経つに連れて徐々に雲や霧が晴れていき、麓の方はほぼ全体が見渡せるようになりました!
登っている途中は雲間からちらほら周囲の山が顔を覗かせている程度だったのに。
よかった〜〜

東の山脈にはまだ雲がかかっていたので、『美しいご来光』は見れなかったけど、雲や霧がかかった峰々や湖が本当に神秘的で綺麗だった。
当初は曇りで何も見えないだろうと覚悟して来たから、もうこれで十分すぎるくらい嬉しい。

アダムスピークは、天気予報が雷雨でも朝は比較的晴れることが多いので、登る前に雨が降っていない限り登ってみる価値あり。
どの山もそうだよね、太陽が出たら雲がかかる。
だから早起きして行くべし!
ちなみにシーズン中は、寺院から西側の麓を覗くと、アダムスピークの綺麗な三角形の影が麓に写っているのが見れるみたい。

ほどよく雲がかかっていたから、西の空には”雲の果て”が。
雲の断面図好き。空は見ていて飽きない。

十分満足したところで、6:30頃に下山開始。
絶景を見ながらの下山なので、所々写真を撮る為に立ち止まったり。
基本的に逆光だから、いい写真を撮るのはなかなか難しいんだけど。
本当に綺麗。

そして登山中は暗闇で見えなかった階段や周囲の景色が見えて、全く違った印象に。
ヌワラエリヤ地方はいつも霧がかかっているから綺麗だなあ。
日が昇ると、太陽が反射した湖がキラキラしていてこれまた美しい。

降りても降りても続く階段。
こんなのよく登ってきたな、自分。

イディカトゥパーナ(針の斜面)。
お釈迦様が破れた衣を繕ったという伝説によって祀られているものらしい。

登山口から間もないところにある大量の仏像。
登る時は暗闇にぼんやり浮かんでるだけだから怖かった。

登山に慣れている・いないに関わらず、足腰が弱い人は下りで足をやられてるパターンが多い。
わたしは脚の強度だけは人の3倍くらいあるので(笑)駆け足でスタスタと降りてったけど、途中何人もしんどそうに一歩一歩降りていく人をみた。
膝は年齢に関係なく、強い人と弱い人はっきり分かれるもんね。
ただの山道と違って全部階段だから、足も痛めやすい。

途中ずっとついてくるネコがいたので暫く遊んでた😍
連れて帰りたい。

登りでは全く気がつかなかった滝。
滝はそこら中にあるんだけど、これは5つの滝に分かれているように見えて綺麗。

仏塔が見えたら間もなくゴール。
帰りも登山口付近の寺院で、別の色のお守りを手首に付けてもらう。

で、ここの寺院の写真を撮ろうと思って振り返り、ようやくアダムスピークがくっきりと見えていることに気付いた。
麓の景色に見とれていて、アダムスピークを見るのを忘れていた。

雲ひとつない、真っ青な空に映えます。
午後から天気が崩れるなんて信じられないくらい。
麓に着いたのは8:00くらい。
登り2時間に対して1.5時間って。
結構駆け足で降りてきたのに。
登りどんだけ速かったんだw
宿に戻ったらシャワーを浴びて、汚れた服を一気にお洗濯して休憩。

そして10:00頃に朝食。
他の宿泊客もみんなアダムスピークから戻ってきたところで、遅めの朝食をとってました。
部屋に戻ったら、寝不足&疲れ&満腹感で何もする気が起きなかったので、そのまま軽くお昼寝😴
いつもスケジュール詰めがちだから、昼寝なんて久しぶりにしたかも。
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13:00頃に起きて、今日は何もしなくてもいいと思っていたけど、意外とまだ天気は良好で気持ち良さそうだったので、昨日バスで通りかかった茶畑の辺りまで散歩に行くことに。
まずマスケリヤ行きのバスに乗って、それからハットン行きに乗り換えて途中下車。
Norwoodというエリアの茶畑を見に行きました。

でも今日は生憎の曇り空で、昨日ほどの絶景は望めず。
でも霧がかっているほうが情緒があって、セイロンの茶畑らしいといえばらしい。

そこら中に生えている花。何ていうんだろう?
わたしは勝手にビッグあさがおって読んでるw
たまに黄色の花も咲いていて可愛い☺️❤️
スリランカもカラフルなお花ばかりで可愛いな。
お花大好き。
間もなく小雨がぽつぽつとあたってきたので、早めに退散。
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静かに散歩がしたかったのに、こんな所でもドライバーなり通りすがりの人ほぼ全員に
“Hi!!!!” “Hey Miss!!!” “Where’ you goin’?” “China!” “ニーハオ!” “ヒュー!”
などなど!!!!うるさかったの!!!!もう
さらにトゥクトゥクだけでなく、バイクも乗用車もみんなクラクション鳴らしてくる。。
もう、ほんっとうに嫌!!!!
せっかく田舎来て癒されると思ったら、どこ行っても人がうっとうしい!!!
人懐っこいだけならいいけど、たまには一人にして!!!!
スリランカ、これさえなかったら相当好きになれる。
逆に、これから逃れられないから、ストレスを感じない日がない。
ちなみに後日、別のヨーロッパ2人組にこの問題を話したら、
「え、うちらそんなことなくない?ハローとかは言われるけど。」 って言われた。。
うそ……アジアだけなんで……不公平すぎ…
多分アジア人同士だからちょっかい出しやすいんだろうな。
という事で、スリランカでは東アジア人はモテます。
悪い意味で😂
日本人がインドでモテモテなのと一緒か。
悪い意味で。w

とはいえ、今日も素敵な1日だった🎵
明日は列車でハプタレーまで行ってきます⭐️🚃
【本日の出費】
交通費 Rs.130 (¥93)のみ

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