【キューバ】究極のラム酒と、チェ・ゲバラが愛した葉巻（世界一周189日目）

今日は乗馬ツアーで、ビニャーレスの農園観光へ行きました！🌲🐴

8:30集合で、ツアー参加者は我々を含めて６人。

まずは民家を通って山の方まで。

出だし早々からもう景色がいい。

赤土と、茅葺屋根と、畑と牛。

市外からビニャーレス地区に入ると、所々にこういった古くて味のある茅葺の家がある。

それぞれ屋根が茅葺だったり、トタンだったり、バナナだったり、椰子だったり。

造りはそれぞれ違うけど、みんなぽつんと畑のど真ん中に立っていて可愛らしい。

そしてスタートして１０分ほどで、タバコ農園に到着。

建物の屋根の張り替えしてました。

干した椰子の派と、綺麗に皮を剥いだ幹を上手に組み合わせていきます。

お馬さんを休ませて、まずはタバコの苗の説明から。

この説明してくれるおじちゃんが気になりすぎて話が頭に入らない。

というかそもそも全部スペイン語だからわけわからない😂

スペイン語わかる子に後で翻訳してもらった。

ちなみに入国審査時にバレなければ、タバコの苗を国外に持って帰っても問題ないらしいです。

お次は乾燥室へ。

苗からどう乾燥させて、どのくらいの期間で出来上がるかとか、ここの葉巻は他とどう違うかとかとか色々聞いたけど、そんなことより説明してくれたお兄ちゃんがもうジョーク満載で、キャラも味が出すぎてて終始笑ってた。

お兄さん「キューバの歌で有名な、♪Guantanamera〜ってあるよね？」

みんな「うん、知ってる〜〜〜！！！🎶」

お兄さん「あそこのタバコは、クソ！」

って言ってました。笑

そして葉巻の作り方も見せてもらいます。乾燥させたタバコの葉は本当にいい香り。

ちなみに、コイーバ、モンテクリストなど、ブランドによって乾燥のさせ方が違うようです。

その後は葉巻のお試しタイム。

一人一本無料で試喫できて、気に入ったら購入するスタイル。

ここのタバコは政府が作っているものと違って、100%オーガニック。

チェ・ゲバラはビニャーレスのオーガニックのタバコしか吸わなかったんだとか。

わたしはノンスモーカーで嫌煙家だけど、葉巻はタバコと違う（口の中で味わうだけで、肺に入れない）ということを聞いて、試しに吸ってみることに。

絵になりすぎるお父さんに、葉巻カッター（使うところ初めて見た）で葉巻を切ってもらいます。

後は口をつけるところに蜂蜜（もちろんビニャーレス産🍯🐝）を塗って、火をつけて蒸すだけ🌟

最初は肺に入れないように必死で緊張したけど、いざ味わってみると香ばしい焼き菓子のような味わい✨

なるほど、だからこんなに蜂蜜が合うわけだ♩

タバコファームを後にして、次はコーヒーや蜂蜜、ラムを作っているファームへ。

こちらは色んな農産物を育てていて、上記の他にパイナップルやパパイヤ、グァバやカカオなども作っていました。

すごい。

まずはコーヒーの説明から。

全部ハンドピッキングで、天日干しして、パルピングも全部手でやってる（杵と臼で砕いてる）から全部オーガニックです。

それからここの名物の、グァバのラム酒。

ビニャーレスの、しかもツアーで訪れる村にしか売っていない、めっちゃ希少なラム酒。

スーパーで探したけどなかった。

試飲させてもらえるんだけど、これがかなり美味い。

我々は自分たちにお土産らしいお土産を買っていなかったので、１本20CUCするけど買うことにした。

相方には申し訳ないけど、わたしが次回帰国する時まで待っててもらいます。笑

ちなみにここでこのラムを使ったカクテルを勧められるけど、これが何気に4CUCするのでご注意を。

あと、蜂蜜も試食させて貰えます。

これも甘みが強くて、でも癖がなくて美味しい。

キューバは蜂蜜も名産だもんね。

この後、ビューポイントまで行って景色を見たら、近くにあるレストランで休憩。

高いから何も食べなかったけど😂w

ツアーの最後に、”Natural Lake”に行ったけど、予想通りただの池。笑

いっぱい草生えてて、地面もヌメヌメ。

一応水着着てきたけど、使う出番なし。でも一緒にいたフレンチのお兄さんは「せっかくだから！」って、一瞬だけ泳いですぐ上がってた。さすがです、これぞ旅人ですね。

ツアーが終わったら、馬たちとガイドのおじちゃんにお別れ。

本当にここのツアーにしてよかった。

お父さんのガイドは安心出来た。

それにしても素敵な家に住んでるな〜。

そこら中にハチドリが飛んでる。

ニワトリに、小犬に、ブタさん。平和。

帰るともう夕方16:00。

相方は旅の最後にしてお金が尽きてしまったので、しぶしぶ両替をしにCADECAへ。

すると、げ！閉じてる！

そっかーーー今日土曜日だった！！！

明日の営業時間を一応調べるも、やっぱり日曜日だからCADECAも銀行も開いていない。

いや、でもまぁわたしまだお金あるから貸せるよ〜。

どれどれ… と、財布を見たらなんと、まさかの20CUCしかない！！！！

まだ100CUCくらいあると思ってたから、まさかの事態に動揺。

誰かに盗まれたか、落としたんだと思った。

家計簿はつけているけど、お財布の残りは数えていないので、知らず知らずのうちに使っていたよう。

このままだと、今日の夕食と明日丸一日を、２人で20CUCで過ごさないといけない…

今夜はまた美味しいレストランで夕食を楽しもうと思っていたから、なおさらショックがデカい。

メルカドでパンでも買うか…

とりあえず、宿のお母さんに事情を説明。

月曜日の朝に出るけど、両替しないとお金がなくて、ギリギリになっての支払いになるということ。

そして今夜はインスタント食品を食べるから、お湯が欲しいということ。。。

そこまで言うと同情したお母さんが、夕飯の残りのスープとご飯があるから食べるように勧めてくれた…（ ; ; ）

何だか申し訳ないけど、本当にありがたい。

キューバの家庭料理の、黒豆のスープ。

ごはんと一緒に、お母さん目玉焼きも作ってくれました。

体が温まる。美味しい。

ちょっとでもお腹が満たされればいいと思っていたけど、豆のスープにごはんたっぷり食べたから満腹で苦しくなった。

お母さんありがとう(′︿‵｡)

さっきお腹が減った時用に、隣のメルカドでパンだけ買ったけど、出番なかった。

人の優しさに感謝。