【今いける留学】英語環境は?ニセコが語学留学に最適な理由【実況】

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「語学留学は海外でなければならない

そう思っていませんか?

それが、国内でも海外語学留学と同様の効果が得られるんです。

わたしは今週から仕事でニセコ(北海道)に来ているのですが、早速初日から日本にいるとは思えないほどの英語環境にびっくりしています。

そこで今回の記事では、語学学習のために留学を考えている方へ、ニセコの英語環境や生活情報をリアルタイムでお届けします!

語学留学には憧れるけど、海外はハードルが高い。

本気で英語を学びたいのに、なかなか身に付かない!

ワーホリ予定だったのに、コロナで断念。。。

このように、本気で英語を勉強しようとしている方にオススメの記事になっています。

この記事を読むメリット
  • 国内留学体験の声を、リアルタイムで聞ける。
  • ニセコで語学留学をするに当たっての、メリット・デメリットがわかる。
  • 国内でも海外留学と同様に、短期で英語を習得出来る方法がわかる。

また、「そもそも国内留学とは何か」については、こちらの記事もご参照ください。

それでは早速、ニセコでの語学留学のメリットから見て行きましょう。

メリット

常に英語に囲まれた生活

ニセコ生活の一番のメリットは、日本とは思えないほど英語に囲まれた生活を送ることが出来るという点です。

わたしがニセコに来てまず驚いたのが、町中だけでなく職場も寮内も英語だらけと言う事。

例えばこちら、寮内のゴミ箱の写真ですが、全て英語で表記されています。

ゴミの分別表も全て英語。

単語帳などで覚えるのではなく、日常生活の中で実用的に英語を使いながら覚えていくので、自然に頭の中に英語がインプットされていきます

寮内の張り紙だけでなく、職場の資料や社内メールも全て英文です。

わたしは現在レストランで働いているのですが、マニュアルはもちろん、ジのタッチパネルやレシートも英語表記になっています。

言うまでもなく、職場の研修も全て英語でのトレーニング。

多くの外国人スタッフはバイリンガルなので、もちろん日本語でのコミュニケーションも可能ですが、自分の選択次第で、常に英語環境の中で生活する事が出来ます。

わたしも未だに、様々な魚の名前やお酒にまつわる専門用語、細かな言い回し表現など、知らない語彙がたくさんあり、日々英語の勉強を楽しみながら働いています。

ちなみにわたしが今住んでいるシェアハウスのメンバーは、日本人3名、あとはイギリス・フィリピン・オーストラリア人の合計6名で楽しく生活しています( ^^ )

日本とは思えない外国人割合

ニセコ内の外国人(住民/観光客)割合は、日本の中でもトップクラスに高く、ウィンターシーズンは日本人を探すのが困難なほど。

驚かれるかもしれませんが、町中のレストランに行くと英語のメニューしか置いていないこともあり、日本語が話せるスタッフが居ないことも珍しくありません。

もちろんコロナ禍である現在は、外国人観光客の数が激減しているのですが、例年はそれだけ日本人が少ないという事がわかりますね。

私たち日本人だけでなく、外国人の方々も皆「日本じゃない見たい」と口を揃えて言うほど、外国にいるような「擬似体験」をする事が出来ると言う事です。

外国人の友達が作りやすい

英会話を本気で学びたいと思っている人にとって、外国人の友達を作るのは必須であり、憧れでもありますよね。

もちろん在日の外国人が増えつつある今、日本全国で海外の友達を作るのは可能です。

しかし実際は、英会話イベントや国際コミュニティーへ参加したり、バーやパブなどで話しかけたりと、なかなかハードルが高いもの。

ニセコのようにもともと海外勢が多い場所なら、自然と友達や同僚が外国人になるため、より多くの人とスムーズに知り合う事が出来ます。

手続きが簡単

こちらはニセコに限らず、国内留学全般に言える事ですが、海外留学に比べて面倒な書類手続きが大幅に削減されます。

海外を選んだ場合、語学学校への申し込みだけでなく、パスポート・ビザ・住民票・保険・年金・在留届・など、様々な事務手続きが必要になります。

国内ではそれらの手続きが不要になると同時に、渡航費・パスポート&ビザ申請費・引っ越し費用など、費用面でも大幅に節約出来るというメリットもあります。

上記で述べたように、国内でも海外同様の英語環境を作れるのであれば、これらの手間や費用をかけてまで、海外にこだわらなくてもいいかも知れません。

治安

言うまでもなく、治安の良さもメリットになります。

海外留学だと渡航先によっては、夜の外出を控えた方が良い街もありますが、日本なら当たり前に安全が確保されているので、気兼ねなく外出する事が出来ますね。

食生活が乱れにくい

海外では食生活が大きく変わりやすく、体調管理が難しいというデメリットがあります。

わたしはアメリカ留学時代、学食が全てビュッフェ式で、基本的にジャンクフードや高カロリーの食材中心に食べていたので、帰国後には10kg近く太っていました。。

国民のほとんどが標準体系・健康体な日本とは違い、国によっては肥満体型の人が多数います。

なので自分が多少太っても「まだ痩せている」と勘違いしてしまうんですね。。。

友人や知人の過半数も、帰国後には大幅に体重を増やしてしまい、体重をキープ出来ている人はほとんどいませんでした。

海外では食文化の変化だけでなく、様々なストレスによってつい食べすぎたりしてしまうもの。

食生活をあまり変えずに済むので、健康管理も簡単にする事が出来ます。

海外のような町並みと絶景

ニセコと言えば、日本百名山でもあり、通称「蝦夷富士」として親しまれる「羊蹄山(ようていざん)」が目の前に望めます。

わたしはこの山が一番かっこいいと思っていて、寮や職場、通勤路から羊蹄山を毎日拝んでは「今日もかっこいいな〜〜〜」と幸せな気持ちで毎日を過ごしています。

これは寮近辺の景色ですが、ご覧の通りニセコはほとんどの家やロッジが、スイスアルプス風の建物になっています。

景色も典型的な日本の風景とはかなり異なっていて、更に外国人の方ばかりと出会うので、雰囲気だけでも海外生活を送っているように感じられます。

お洒落なカフェやバーがいっぱい!

地元民・観光客ともに外国人の割合が圧倒的に多いニセコ。

欧米・オーストラリア系のお洒落なカフェやレストラン、バーもたくさんあります!

世界中から観光客が集まるのもあり、韓国・メキシカン・インド料理など、国際色豊かな料理が楽しめます。

また富裕層の方も多いので、お店のスタイルを問わずどこに行っても絶品。

特にカフェ文化が根付いているオーストラリアの方が多いので、コーヒー好きも納得の美味しいコーヒーがいつでも飲めるんです。

なので休日はもちろん、スキー・スノボーの休憩中や、仕事終わりなどでもぷらっと本格的なお店に立ち寄って食事を楽しむ事が出来るのは魅力的ですね!

世界一のパウダースノー

世界屈指のスキー・スノーボードの聖地でもあるニセコ。

実は日本のパウダースノー(粉雪)の質は世界一と言われていて、数年前から日本のパウダースノー、通称 Japow(ジャパウ、Japan Powder のもじり)というハッシュタグが流行っているほど。

世界一のパウダースノーを求めて、スキーヤーやスノーボーダー達が世界中からわざわざ集まる場所がニセコ。

寮や職場から徒歩圏内にそんなスキー場があって、毎日のように滑りに行けるのは誰もがうらやむ贅沢な生活。

もともと滑る方はもちろん、これからスキーやスノーボードに挑戦する人も「ニセコに住んでいたよ!」と言えば、世界中の人に自慢出来ちゃうんです。

そして大抵の職場は、スタッフ用の無料リフト券や、リフト券・ギアレンタルの割引を福利厚生で提供しているので、休日や出勤前にも気軽に滑りに行くことが可能です。

スキー、スノボが出来ないとダメ?

スキーリゾートで働くとなると、みんなスキー・スノボをしているイメージですが、そんな事はありません。

わたしはニセコ以外のスキー場でも働いた事がありますが、社員・派遣・アルバイト問わず、がっつり滑る人は意外にも半数以下です。

長年スキーやスノボに情熱を注いでいる人は、ガイドや個人事業をしていたり、地元のお店などで働いているケースが多いからですね。

ちなみにわたしの職場のスタッフは8割は滑らないので、むしろスノボ仲間を探しに困っているくらいです(笑)

なので、単純に国際交流や語学留学のみが目的で、全く問題ないので安心して下さい!

デメリット

メリットだらけのニセコ留学ですが、もちろんデメリットもあります。

デメリットも知った上で、しっかりと心構えが出来るようにしておきましょう。

寮生活のトラブル

就職先にも寄りますが、短期の場合ほとんどの方が寮またはシェアハウスでの生活になると思います。

大抵アパートのような寮に住むケースが多いのですが、わたしのように一戸建ての寮をシェアハウスみたいにして住む場合もあります。

どちらにしろ各々の生活リズムや常識も違うので、騒音問題・共有スペースの衛生管理・ルームメイトとのトラブルなどが発生する可能性もあります。

特に寮に住む方で、個室ではなく相部屋を選んだ場合、さらにプライベートの時間や空間減るストレスに注意が必要です。

ただし楽観的に捉えれば、他人と共同生活をすることによって、互いの意見を尊重しながら話し合う大切さを学ぶいい機会になります。

文化の違い

海外留学の体験談で、多くの人が直面する壁が「文化の違い」。

これは海外に限らず、ニセコのような国際的な町でももちろん起こり得ます。

ただこちらも逆手に取れば、海外生活ならではの経験が日本でも味わえるということになります。

「自分の意思ははっきり伝えなければならない」

「国によってコミュニケーションの仕方や距離感の取り方はバラバラ」

など、会話するだけでなく実際一緒に住むことによって、よりお互いの事を深く知る事が出来ます。

物価が高い

世界屈指のスキーリゾート地でもあるニセコは、町内にあるほとんどの店が観光客向けなため、必然的に物価も高くなります

普通のスーパーで買い物をしようとすると、車かバスで10分ほどの街中まで出かけなくてはなりません。

田舎に住んだ事がある方はご存知だと思いますが、田舎は車がないと本当に不便です。

知り合いで車を持っている人がいればお願いしやすいのですが、出かける事が難しい場合は近所のコンビニやレストランの利用を余儀なくされることも。

ただし、通常の語学留学とは違い、働いてお給料を貰いながら語学学習をする方がほとんど。

出費は海外留学に比べてかなり抑える事が出来るので、さほど心配はいりません。

意外と日本人が多い

最後のデメリットは、日本人が多いという点。

日本なので当たり前ですが、その分日本人とばかり過ごして、結局英語が身につかないという可能性もあり得るという事です。

しかし、一見すると国内の語学学習ならではのデメリットに見えるのですが、実は海外留学でも同様に言えるんです

実際に多くの海外留学経験者が、「海外留学中に困ったトラブル」として「予想外に日本人が多かった事」を挙げているんです。

外国とは言えど、「留学生=英語を学びに来ている人」なので、日本人の割合も結構高いんですね。

語学留学に限らず、わたしが留学でアメリカの田舎の大学にいた時も、日本人が(留学生30名中)4人もいました。

海外だから必ずしも英語環境を確立できるというわけではなく自分の意思次第で語学習得スピードに大きく影響するという事です。

デメリットも捉え方次第でメリットに

ここまでメリットとデメリットを紹介してきましたが、一見デメリットと思える点も、見方を変えれば「留学生活ならではの経験」

むしろ日本に居ながらにして、住居・職場・町中全てを英語環境に出来るというのは大きなメリットです。

また、単に語学学校に通うのではなく、英語を学ぶ機会を日常生活全体に分散してあげることで、過剰なストレスも掛かりにくいですよね。

海外へいきなり飛び出すよりも、国内である程度経験値を積んでから勝負に出たほうが、より時間も遊戯に使え、効率的に将来へのステップアップ出来るのでオススメです!

就職先や住居の探し方は?

本当に国内留学をするなら、仕事や住居はどうしたらいいの?

リゾートバイトを利用する場合、ほとんどの赴任先が寮を用意してくれています。

リゾートバイトとは?

全国のリゾート・観光地にある、スキー場やテーマパーク、ホテルや旅館に、住み込みで働く事。

多くの赴任先が、寮費・光熱費・食費が無料だったり、交通費も負担してくれると言った福利厚生をオファーしています。

また、ニセコのようなスキーリゾートに就職する場合、福利厚生にリフト券がついてくるかどうかも、大きなポイントになります。

就職先によって、福利厚生や生活環境が少しずつ違いますので、住環境を比較しながら就職先を決めてもいいですね。

リゾートバイトを紹介している派遣会社もたくさんあり、派遣会社を通した方が比較的好条件(高時給・福利厚生が多数)の場合が多いです。

また、退職までの事務手続きを全て任せられ、面倒な手続きが不要という点でもおすすめです。

おすすめ派遣サイト

上記2社は、大手のため給与や福利厚生・サポートが比較的手厚く、わたし自身もかこに何度か利用しています。

特に学生さんの場合、2週間程度の短期求人もあるので、長期休暇中に「プチ留学体験」が出来るのでおすすめです。

最後に

今回の記事では、「今いける留学」として、ニセコでの国内留学のメリット・デメリットをご紹介しました。

国内留学は海外に比べてハードルが低いのに、海外と同様に「英語脳」になれる環境を作る事が出来ます。

2021年12月現在は、未だコロナ禍ということもあり、外国人観光客の数こそ少ないのですが、相変わらず外国人の割合は高いので、英語環境を作る上では問題ないと思いました。

むしろ例年だと、何千人という観光客によってゲレンデも一瞬で荒れてしまうのですが、現在は嘘のように空いているため、世界一のパウダースノーを貸し切り感覚で楽しむ事が出来ます。

地元のスノーボーダー達は皆「20年前に戻ったーーー!」と大喜びしているほど「いつものニセコ」とは全く別世界になっているんですね。

もう数年後には元に戻ってしまうであろう「”20年前の”幻のニセコ」。

いつかニセコで国内留学をするのであれば、早い方がいいかもしれません( ^^ )

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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