ワーホリに行く前に、短期留学や語学学校に行くべきかどうか迷っていませんか?
現地で仕事につけるかどうか、とても不安ですよね。
結論から言うと、「行くべきかどうか悩んでいる」レベルの人は、必ず事前に短期留学をするべきです。
なぜなら、十分な英語力なしでは、限られたワーホリ生活を無駄に過ごして終わってしまうからです。
そこで本記事では、オーストラリアでワーホリを経験者した筆者が、以下について解説します。
本記事は、このような人にオススメです。
- ワーホリを計画している
- 英語にイマイチ自信がない
- ローカルの店で働きたい
- 短期留学したいけど、費用は抑えたい
わたしが解説します!
- 豪ワーホリ(2年)経験者
- ワーホリ中はローカルの店(カフェ・バー)5箇所で勤務
この記事を読む事で、ワーホリ直前でもできる短期留学のオプションを知り、あなたのワーホリ生活をより有意義にするための英語対策を学べます。
ワーホリに行くけど、英語に自信がなくて不安という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
語学学校は行った方がいい?
「語学学校に行くべきか」悩んでいる方は、絶対に行くべきです。
おそらく、この記事を読んでくださっている9割以上は、「英語にイマイチ自信がない」という方だと思います。
厳しいようですが、語学学校の必要性を感じるくらいの英語レベルでは、ワーホリ生活を充実させることは出来ません。
ここで、よくある失敗例や勘違いについて紹介します。
よくある失敗
挫折して日本人と過ごす
ワーホリ生の過半数が、このパターンに陥ります。
「行けばなんとかなる」と信じて渡航したものの、英語力不足で仕事が見つからず、結局日本人の友だちと過ごし、日本食レストランで働くといったパターンです。
ほとんどのワーホリ生は「自分は絶対に挫折しない」と信じて来ます。でも思った以上に苦戦した挙句、生活資金がなくなり、泣く泣く日本人のレストランで働くことになってしまうんです。
「現地で英語を伸ばす」
お金もったいないし、現地で少しずつ英語力も伸びていくだろうから、語学学校に行かなくてもいいや
こう思っている人は、英語力が伸びないまま帰国するパターンが多いです。
日本でさえ、毎日英語の学習をしているのにも関わらず、英語が話せない人は山ほどいます。
土地を変えたところで、自分の学習姿勢を変えなければ、日本にいるのと全く一緒なのです。
ポイントは、何を優先にすべきかと言うこと。
- 語学学校の費用を節約して、英語力が伸びないままワーホリ生活を終える
- 英語対策を万全にし、現地で好きな仕事につき・国際経験を積む
あなたがもし、「お金の節約」よりも「充実したワーホリ生活」を優先させたいのであれば、事前の英語対策は必須です。
お金を惜しんで人生経験を無駄にするのは、賢明とは言えませんよね。
少し英語ができればローカルジョブに就ける
あなたがワーホリ生活で夢見るのは、写真のような「ローカルの職場」で働くことだと思います。
しかし残念ながら、ちょっと英語が出来たぐらいでは、バリスタやバーテンダーなどの華やかな仕事につくことは出来ません。
実際わたしは、バリスタ・カフェ経験も長く、英語も問題なく話すことができましたが、街によっては1ヶ月近く仕事が見つからなかったことがあります。
当たり前のことですが、現地で仕事を探しているのはワーホリ生だけではありません。現地の人も同じ条件で探しているので、「英語が話せるのは当然」なのです。
ただでさえ競争率の高いローカルの仕事。
コロナ禍・直後のワーホリは、さらに求人も減り、よりいっそう就職が困難になります。
語学・コミュニケーション能力・仕事経験など、採用に大きくかかわる要素の、弱点を一つでも減らしておきましょう。
短期留学をしよう
渡航先
渡航先はさまざまですが、ここでは日本人に特に人気の、フィリピンで短期留学した場合で見てみましょう。
ちなみに、他の留学先としてフィジーも人気ですが、フィリピンよりも留学生の日本人の割合がかなり大きくなります。
- 「より授業の選択肢が多く、自分のレベルにあった学習法で、確実に勉強をしたい」と言う人はフィリピン
- 「日本人が多くてもいいから、ビーチで旅行気分も楽しみたい」と言う人はフィジー
がオススメです。
期間と費用
では実際、語学学校はどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
国・語学学校にもよりますが、フィリピンでの平均的な費用は、以下のようになります。
期間 | 2週間 | 1ヶ月 |
---|---|---|
学費・教材費 | 8〜10万円 | 15〜30万円 |
航空券 | 〜5万円 | 〜5万円 |
ビザ、SSP* | 1.5万円 | 1.5万円 |
生活費 | 1〜2万円 | 2〜3万円 |
合計 | 15〜20万円 | 25〜40万円 |
ちなみにフィジーで留学した場合も、学費・滞在費には大きな差はありません。
ただし、フィリピンに比べると航空券が高くなるため、プラス5万円ほどで予算を立てましょう。
費用がない人へ
そうは言っても、そんなお金ないよ…
語学学校に行くか悩んでいる人の多くは、学費で悩んでいるのではないでしょうか。
しかし、費用がない人でも語学学校に行くのと同様に、英語を身に付けられる方法があります。
それが、国内留学です。
国内留学という選択
留学といえば海外というイメージですが、実は国内でも、海外と同様の英語学習環境を手に入れることができます。
より国際的な環境(※)に生活拠点を移し、国内に居ながらも海外と同様に、国際交流・語学学習しながら生活すること。(※ワーホリ・留学生などの在日外国人が多いエリア)
英語環境のオプションとして、
- 外国人ワーホリ生に人気のエリア(ニセコ・白馬・沖縄など)
- 外国人が多いシェアハウス
などがあります。
実際、わたしもリアルタイムでニセコ(北海道)に住んでいて、職場もシェアハウスも英語環境の中で暮らしています。海外と変わらぬ英語環境にいながら、同時に働いて貯金もできるのでオススメです!
国内留学のメリットや始め方、その他詳細については、以下の記事で紹介しています。
ワーホリ渡航までまだ時間があるという方は、ぜひ検討してみてください。
逆に海外にいても、結局日本人どうしで固まってしまい、全く英語が伸びないと言う人は大勢います。英語環境は自分の努力と選択次第で作ることができ、いくらでも効率よく英語力は伸ばせるので、ぜひチャレンジしてみてください!
国内留学の注意点
国内留学を選択する際、以下の点に注意しておきましょう。
- (外資系など)外国人スタッフの多い職場で働く
- 紹介元に、現地の英語環境について聞いてみる
- 「国内留学」をうたった高額な学習プランに注意
最近は国内留学が流行っているせいか、高額な国内留学プランを案内している業者も出てきました。
最近「ニセコ留学」で来ている日本人のグループに会いましたが、なんと何十万円も費用を払っているそうです!カフェでも見かけましたが、講師の外国人は教える気がなく、日本人どうしで英語を頑張って話しているだけ。。これでは、場所を移す意味がないですよね。
職場・シェアハウス選びさえ慎重にすれば、海外へ行かなくても同様の英語環境が手に入ります。
「ワーホリ前に、英語力も貯金も同時に準備したい!」という方は、ぜひオススメなので検討してみてください。
まとめ
本記事では、ワーホリ前の英語対策の必要性と、オススメの留学先・費用について解説しました。
事前の英語対策次第で、ワーホリ生活の明暗がわかれます!
「なんとかなる」と思わずに、ワーホリという限られた時間を十分に活かすためにも、英語対策には時間も費用もかけましょう。
将来のあなたのワーホリ生活が、輝いて充実したものになるよう、心から応援しています!
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