【ダイビング】海外いくなら出発前に取っておけ!ライセンス取得のメリットと世界の絶景ダイビングスポット6選

アウトドア

皆さんは、スキューバダイビングのライセンスを持っていますか?

世界中の海にもぐって、絶景が広がる水中の世界を、見てみたいと思いませんか?

もしあなたが、旅や自然が大好きで、まだダイビングをした事がないのであれば、非常にもったいないです。

なぜなら、海中には地上では絶対に見れない世界が広がっていて、息を飲むような絶景に巡り合えるからです。

今まで世界中の海に潜ってきましたが、感動しなかった事は一度もありません!
全く同じ場所で潜ったとしても、会える生き物や景色は毎日変わります

そこで本記事では、以下について解説したいと思います。

  • ライセンス取得のメリット
  • ライセンスの種類・費用
  • 筆者イチオシの絶景ダイビングスポット

世界一周やワーホリなどで、海外に行く予定がある方は、ぜひ渡航前にライセンス取得することをオススメします!

こんな人にオススメ
  • スキューバダイビングに興味がある
  • 世界中の絶景が見たい
  • 旅・留学で海外渡航予定がある
  • お勧めダイブポイントが知りたい

本記事を読むと、水中ならではの絶景写真をみながら、ダイビングのライセンス取得法を知ることができます。

この記事を書いた人:

  • ダイビング経験数40本
  • アジア・中南米・中東でダイブ経験アリ
  • 素潜り・モリ突きも趣味

水中の世界や、海外の絶景スポットに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

「もうライセンス持ってるよ〜!」と言う方は、記事後半の絶景ダイビングスポットをご覧ください。

ライセンス取得メリット

水中は別世界

スキューバダイビングについて、わたしが最大の魅力だと思っている理由がこれです。

海の中の世界は、地上のものとは全く違い、別の惑星にワープしたような感覚になります。

でも、地球の約7割は海で覆われていることを考えると、海の中こそが地球らしい姿なのかもしれません。

世界中を旅したとしても、海の広さを考えると、自分はまだ地球の一部しか知らないんだなぁと実感します。

もし「世界中の絶景がみたい」と思っているのであれば、ダイビングのライセンスは、一生の思い出に残るような景色を見るきっかけを与えてくれます。

世界中の海で潜れる

ダイビングのライセンスカード(通称「Cカード」)を持っているだけで、世界中の海でダイビングを楽しむ事ができます

もし海外渡航の予定があるのであれば、事前にライセンスを取得しておくことで、旅先で気軽にダイビングに挑戦する事ができますよ。

泳げなくても大丈夫

泳ぐの苦手だから、ダイビングは無理かなぁ〜。。

実はスキューバダイビングは、泳げなくても全く問題ないんです。

なぜなら、潜行・浮上は全てジャケット内の空気の量で調整し、呼吸は酸素ボンベで行うため、泳ぎの技術は関係ありません。

足にフィンも装着するので、誰でも簡単に泳ぐ事ができます。

こんな方は注意
  • 昔溺れた経験がある
  • 水への恐怖心がある

これに該当する方は、パニック症状を起こさないためにも、事前にインストラクターの方に相談しましょう。

ライセンス取得について

種類

「ダイビングライセンス」と一言で言っても、数種類のランクに分かれています。

ランクによって、潜れる深度や行動範囲が変わってきますが、初級レベルのみで問題ありません。

  1. オープンウォーターダイバー(OWD)(水深18mまで)
  2. アドバンスド・オープンウォーターダイバー(AOW)(水深30m)まで

「2」のアドバンスまで取っておくと、より多くのスポットに潜る事ができますが、「1」のみでも十分です。

わたしは「2」まで持っていますが、ほとんどの有名なダイビングスポットは「1」のみで潜る事ができます

取得日数と費用

上記の初級レベルに限れば、それぞれ最短2日で取得可能です。

費用は団体によって大きく異なりますが、各およそ3〜8万円で取得することができます。

予算に余裕があり、将来的にたくさんダイビングする予定があるのであれば、「2」のAOWまで取得しても良いでしょう。

沖縄などの旅先で取得してもいいですが、時間がない方はお近くのダイビングショップを検索してみましょう。

指導団体

ライセンス取得にあたって、ダイバーを育成するダイビング指導団体は、世界に50以上もあります。

わかりやすく言うと、運転免許を取るための教習所、といったところでしょうか。

中でも特にメジャーなのがこの4団体で、わたしはPADIのライセンスを持っています。

  • PADI
  • NAUI
  • BSAC
  • SSI

団体によって、理念や認知度・指導基準などが微妙に異なっているので、事前に調べてから申し込みをしましょう。

ライセンスの費用・団体・ランクの種類ついて、こちらの記事がわかりやすくまとめてあります。

体験ダイビング

自分はダイビングに向いてるかわからないから、いきなりライセンス取得はハードル高い。

そんな方のために、ほとんどのダイビングショップが体験ダイビングと言うサービスを提供しています。

体験ダイビングとは

ライセンスを持っていなくても、スキューバダイビングの体験が出来るサービス。深度は5〜12m(最大)までと、そこまで深く潜らないため安心。

まずは体験ダイビングをしてみて、海中の景色や生き物を楽しんでみてから、ライセンス取得を検討しましょう。

おすすめダイビングスポット

わたしイチオシの、世界のダイビングスポットを紹介します!

ダハブ(エジプト)

旅人ならご存知の方も多いのではないでしょうか。

世界一周バックパッカーにはお馴染みの、紅海に面したエジプトのリゾート「ダハブ」。

物価が非常に安く、一食¥150〜、1泊¥350〜と格安。

ライセンスも3万円ほどで取得出来るので、ダハブでダイビングデビューする旅人は非常に多いです。

おすすめポイント
  • 透明度バツグン
  • とにかく物価が安い
  • 初心者にも優しい地形
シパダン(マレーシア)

マレーシア・ボルネオ島の北東にある「シパダン島」。

生物の種類の豊富さから、「ダイビングの聖地」とも言われています。

ウミガメやマンタなどの大物から、マクロな生き物まで見所満載ですが、何よりシパダンと言えば「巨大な魚群」。

バラクーダやコブダイなどの群れに囲まれ、圧倒されます。

おすすめポイント
  • 生物数が豊富で、一度にたくさんの大物に会える
  • 「シパダン名物」巨大魚群に圧倒される
ニンガルー(オーストラリア)

オーストラリア西海岸、中部にある「ニンガルーリーフ」。

グレートバリアリーフに次いで、2番目に大きい世界最大級のサンゴ礁です。

ニンガルーと言えば、ザトウクジラやジンベイザメなどの大物で、時にはシャチが現れることも。

わたしもクジラやジンベイザメと一緒に泳ぐために、ニンガルーに行きました。

あちこちにクジラの群れがいるので、水中に潜ると常にクジラの会話が聞こえます

ずっと会いたかった生き物と、こんなに至近距離で泳ぐことが出来て、本当にしあわせでした。

「ジンベイザメと泳げるスポット」は、フィリピンやホンジュラスなど、他国にもありますが、オーストラリアを選んだのには理由があります。

それは、オーストラリアのダイビングショップは、自然保護に力を入れている所が多く、野生動物にリスペクトがあるからです。

というのも、近年は観光客集めのために、野生のジンベイザメに餌付けしている所が多いんです。

他国のジンベイザメの写真を見ると、餌を食べるために縦に泳いでいるんです…。

生物に会えると言っても、あくまでこちらは「お邪魔させてもらっている側」。

生態系を壊さないためにも、ダイバーとして責任を持った行動をし、美しい自然を守りましょう!

ちなみに西海岸は、このような絶景ビーチが広がっています。

東海岸のように混んでいないので、ダイビング後のリフレッシュにもおすすめです。

おすすめポイント
  • クジラやジンベイザメなどの大物ばかり
  • 責任感のあるダイビングショップが多い
  • ダイビングだけでなくビーチも極上
ガラパゴス(エクアドル)

ダイバーの誰もが憧れる、ダイビングの聖地「ガラパゴス諸島

もはや「ガラパゴスで会えない生き物はいないんじゃないか」というくらい、大物づくしです。

何より、ガラパゴス名物と言えばシュモグザメ(ハンマーヘッドシャーク)。

運が良ければ、何百匹もの大群に遭遇することが出来ます。

ダイビングだけでなく、ビーチを泳いでいるだけでも、たくさんのウミガメや好奇心旺盛のアシカに会うことが出来ます。

天敵がいないことから、大昔から固有生物が守られてきたガラパゴス。

生き物たちは人間を怖がるどころか、興味津々にむこうから近づいてきてくれます。

ウミガメに関しては5mおきに1匹くらい居たので、初めて「ウミガメ飽きた。」と思いました(笑)

アオアシカツオドリの親子

また、海だけでなく陸の生物も、固有種のオンパレードなのがガラパゴスの魅力。

遠い国ではありますが、一生に一度はぜひ行ってみたいものです。

おすすめポイント
  • 世界トップの「ダイビングの聖地」
  • 大物と固有種のオンパレード
  • 自然・動物好きは何としてでも行くべき
セノーテ(メキシコ)

世界中のダイブスポットの中でも、私の1番のお気に入りが、メキシコの「セノーテ」。

地名だと勘違いされやすい「セノーテ」ですが、実は自然地形の名称です。

セノーテとは

セノーテ(西: cenote)とは、中米ユカタン半島の低平な石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まった天然の井戸、泉のこと。約3500ヵ所存在する。

引用:セノーテ – Wikipedia

私はちなみに、4種類のセノーテでダイビングをしました。

絶景が広がるセノーテですが、以下の点から、ある程度のダイビングスキルが問われます。

  • 淡水なので、浮力コントロールが難しい(海水より沈みやすい)
  • 何千年もかけて出来た鍾乳洞を壊さないために、絶対に地形に触れてはいけない(壊したら再生されない)
  • 洞窟ダイビングなので、パニック症状が起こりやすい

スキルがないのに挑戦して、鍾乳石をたくさん蹴って壊している、無責任なダイバーをたくさん見ました(涙)

自分は良いと思っていても、景観・自然保護はダイバー全員が負うべき責任です。

ダイビングがしたい方は、必ずダイビングスキルを磨いてから行きましょう。

Cenote Angelita

このセノーテは私の1番のお気に入りで、また近々潜りに行きたいと思っている場所です。

メキシコに行く前は知りませんでしたが、お世話になったダイバーさんが教えてくださり、連れて行ってもらいました。

死後の世界」のような不思議な空間で、潜る前は本当に怖かったですが、潜ってみると常に感動ばかりで全く怖さはありませんでした。

ちなみにダイビングのスキルがなくても、多くのセノーテはシュノーケリングも楽しめます。

ダイビングよりも大幅にコストが抑えられるので、気軽に絶景が見たいという方にオススメです。

おすすめポイント
  • メキシコでしか体験できないダイブ
  • セノーテごとに景色が全く異なる
  • 淡水なのでダイブ後もさっぱり爽快
  • 4,000近くの、人類未踏の世界がある
沖縄(日本)

最後は沖縄です!

「日本?」と思うかも知れませんが、各国で潜ったわたしが断言します。

日本の世界トップレベルのダイブスポットです。

なぜなら、世界で見られる海洋生物の15%近くが見られると言われているほど、日本の海は生物多様性に富んでいるからです。

ニモ(クマノミ)やウミガメはもちろん、バラクーダやマグロの大群に、マンタやシュモクザメ、クジラなどの大物まで現れる日本の海。

海外でもたくさん潜ってきましたが、「この生き物、日本でも会えるな」と思うことが多かったです。

例えば、シュモクザメの群れを見たいのであれば、ガラパゴスまで飛ばなくても与那国島小笠原諸島などで会うことが出来ます。

特に石垣島や西表島の海は、シュノーケリングをしているだけでも「ダイビングのハイライト生物」に簡単に遭遇することが出来ます。

特に海外に行く予定がなくて、単純にダイビングに挑戦してみたいという方は、ぜひ沖縄に潜りに行ってみてください!

おすすめポイント
  • 生物・地形・透明度どれも満足できる
  • 温暖化が進んでも健在なサンゴ礁
  • ダイビングで人気の生物ほとんどに会える
  • 海外に出る必要なし!

まとめ

本記事では、ダイビングのライセンス取得のメリットと、オススメのダイビングスポットを紹介しました。

世界中を旅して、様々な絶景を見てきましたが、やはり水中世界は別格です。

SNSや書店でよく見かけるようになった、「死ぬまでに行きたい世界の絶景写真」。

あなたもそんな景色に惹かれるのであれば、ぜひ水中の世界も覗いてみてください!

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